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複数社から内定をもらった時の選び方

お疲れ様です。もなきです。
転職エージェントをしたり、スタートアップ企業の採用のお手伝いをしたり、採用動画のプロデュースをしたり、YouTubeをしたりしています。

今日は「複数社から内定をもらった時の選び方」について書こうと思います。

転職活動していて、複数社から内定をもらったあなたは、今どんな気分でしょうか?(過去に、そんな経験がある人は、その時を思い出してみてください)

分かります、今の気持ち…めっちゃ悩みますよね。

悩む

そうなんです。内定承諾の選択、つまり、意思決定をすることって、誰しもが悩むし、怖いんです。

過去、あなたは人生で何回くらい意思決定をしてきましたか?

もちろん、朝の洋服選びや、晩ご飯や帰り道の電車のルートくらいの意思決定はしていると思います。ですが、人生を左右するような意思決定って、そんなにはしたことがないですよね。学校選び、就職先選び、結婚や住宅などの選択、あたりでしょうか。

人によりタイミングは前後しますが、人生を左右させる意思決定の一つが、転職活動の内定承諾のフェーズです。

そもそも、なんで意思決定って怖いんでしょうか?

それは、何かを選ぶと言うことは、何かを捨てる、と思ってしまうからです。

A社に入社を決めたらB社を捨てることになる。
そもそも転職をしたら、現職を捨てることになる。
そんな風に考えると、転職活動の末にもらった「内定」という二文字が、急に重くなってきます。
※実際は、B社をお断りしても良好な関係を続けることもできるし、現職ともいい繋がりはOBOGとして作れますけどね。

結論、悩んでいいんです。真剣に考えて、答えを見出してください。

ただ、そんな結論だと、アドバイスになってないので、僕がよくお伝えする、内定フェーズでの志向整理方法をお伝えします。これは、漫画「エンゼルバンク」の中でも使われていた考え方なので、見たことがある人もいるかもしれません。

僕は、それを自分流に少しオリジナル化して使っています。是非、転職先を選択する際のツールとしてお使い下さい。

◆転職先選びで大事にする5つを言語化

※前提として、あなたが内定を2社もらっていて、現職中だとします。
※スプレッドシートよりもExcelでやる方がオススメです。

まず、Excelを開いて、現職、A社、B社と縦に並べて記入してください。
次に、横に並べて、あなたが「転職先を選ぶ上で大事にしたいこと」を5つ入れてください。一番右側に合計点と入れてください。

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できればこの5つは具体的に書いてみましょう。
具体的というのは、例えば
ワークライフバランス、と書くよりも、平均残業時間が20時間以下
事業の魅力、と書くよりも、事業の社会的貢献性
というような書き方です。

◆5点満点で点数を付ける

次に、現職、A社、B社それぞれに、5点満点で点数をつけます。3.5とか4.5とか付けたくなる気持ちは分かりますが、そこは思い切って振り切りましょう。

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◆5角形のレーダーチャートにする

最後に、該当部分(上記の赤線内)を選択して、挿入のタブ⇒グラフ⇒レーダーを選びます。そうすると、こんな感じの色分けされた5角形が3つ表示されます。

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◆5角形が示すこと

これで、何が分かるかというと、この「合計点」≒「総面積」が大きい方が、基本的にはあなたは幸せに働けますということです。

なぜなら、働く上で重視することの数値が相対的に高いと言うことだからです。

問題は、点数が一緒だった時です。形のでこぼここそあれ、数値が一緒だったらどうしましょうか。

その場合は、改めてですが、自己分析に立ち返りましょう。

今回、あなたの転職は何のための転職でしたか?
一番転職によって叶えたかったことはなんですか?

転職活動をしていくなかで、色々と条件が追加されてきていて、やっぱ年収も大事だよねとか、色々なところに目が行ってきます。でも、悩んだ時こそ改めて「自己分析でいきついた自分の言葉」に立ち返ってください。

スタートライン

年収が高い方がいいですよね、とか
こっちの会社の方が成長中ですよ、とか、
上場している会社の方がいいでしょ、とか

色々な声は入ってくると思います。
ですが、最終的に決めるのは自分自身です。

さきほどの5角形の図で、明らかに選択肢が決まる場合はいいですが、近しい形になってしまった、もしくは、形は違えど同じくらいの点数になってしまった場合は、自分が何のために転職するのか、そのことに立ち返って考えましょう。

今後もこのnote(名もなき転職マガジン)では、転職やキャリアにまつわる話を発信していきたいと思います。尚、今回の内容は動画でも見ることができますので、よろしければぜひ高評価とチャンネル登録お願いしますm(_ _)m

▼今回のnoteの内容について話した動画

それでは、お疲れ様でした!

サポート金を元手にその方とランチに行きたいです(都内のみ)つまり、500円が1,000円のランチに化けます。