もし転職エージェントの自分が転職活動するとしたら、忖度なしで、どう転職エージェントを選ぶだろうかという話

お疲れ様です。もなきです。
転職エージェントをしたり、スタートアップ企業の採用のお手伝いをしたり、採用動画のプロデュースをしたり、YouTubeをしたりしています。

YouTubeで話している内容を文字でもお伝えしている「名もなき転職マガジン」ですが、ご無沙汰してしまい申し訳ございません。動画の台本という素材があるのだから、noteも定期的に出せばいいのですが、最近ちょっとバタバタしていて(←言い訳)手が止まってしまっていました。

動画ではなく文字でのニーズは変わらずあるので、また定期的にnoteも更新していきたいと思います。

ということで、本日は「もし転職エージェントの自分が転職活動するとしたら、忖度なしでどう転職エージェントを選ぶだろうかという話」ですね。お察しの通り(?)、もしドラみたいなイメージでタイトルを付けようとしたのですが、いまいちいいタイトルが思いつかずでした。。

ちなみに、以前(2020年の7月)にこちらのnoteでも、転職エージェントを選ぶ際のポイントをお伝えしました。

後ほど合わせて↑も読んでいただければ嬉しいのですが、その時のnoteの内容としては、大きく2つありました。

まずは、転職エージェントとの出会い方について。

【転職エージェントとの出会い方】
・転職エージェント会社のホームページから問い合わせる
・転職エージェントからスカウトを受ける
・知り合いに転職エージェントを紹介してもらう
・転職エージェントのSNSに連絡する

以上の4つでした。

また、複数の転職エージェントと話をした上で、どこをメインに利用するかの選択基準としては

【転職エージェントの選択基準】
・気が合うか
・コミュニケーションのストレスがないか
・求人へのリーチ力があるか
・転職活動後も友人でいたいか

以上の4つを踏まえて選択しましょうという話をしましたね。

こんなnoteを出したのですが
「いやいや、そもそも転職活動の冒頭の『転職エージェントを選ぶ』フェーズで大変すぎるわ!汗」こんな声をいただくことも多いので、本日は「転職エージェントの自分が転職活動をするとして、どうやって転職エージェントを見つけるかな?」を具体的に解説したいと思います。

別に、転職活動において、転職エージェントを必ずしも利用する必要はありません。自分で「転職軸の整理」や「企業探し」「企業研究」や「面接へ向けての準備」などが完結できる人は、自己応募すればいいと思います。

ただ、日々の仕事が忙しい中で、効率的に、且つ、第三者の意見も踏まえながら冷静に判断をしていきたい人の中には、転職エージェントを使うという選択肢を取る人も増えてきているので、そんな人は今回のnoteを最後までみていただけると幸いです。

尚、そもそも「よい転職エージェント」の定義なのですが、結論としては「人それぞれ」です。どんなに対応がイケてなかったとしても、求人をとにかくたくさん紹介してくれるエージェントを「よいエージェント」と捉える人もいるでしょう。

ただ、今回は「よい転職エージェント」の定義として

【よい転職エージェント】※今回の定義
・きちんとキャリアに向き合ってヒアリングをしてくれる
・自己分析や転職軸の整理をフォローしてくれる
・職務経歴書を添削してくれる
・細かい気配りやフォローをしてくれる

など、転職活動をしっかりと伴走して、価値を提供してくれるエージェントを「よい転職エージェント」としたいと思います。

よい転職エージェントを見つける方法①
「人事の知り合いに聞いてみる」

1つ目は
「人事の知り合いに聞いてみる」です。

積極的に採用活動をおこなっている会社で、人材紹介会社経由での採用をしている会社の場合、少なくても5社、多いと100社近い紹介会社とお付き合いをしています。もちろん100社とお付き合いをしていたとしても、その中で人事の人が印象に残っていたり、懇意にしている会社は、よくて5社〜10社くらいです。

「紹介数は沢山くれるけど、通過率は低くて、書類通過したとしてもその後のフォローはイマイチ」
「紹介数は少ないけどその後のフォローや通過率は高い」

など、さまざまな意見があります。

今回、人事の知り合いから紹介してもらうべきは「求職者への理解度が高く、進捗が丁寧」という評価を受けている転職エージェントです。

なぜかというと、まず「求職者への理解度が高い」って、きちんとその求職者の方に向き合って面談や自己分析のフォローや職務経歴書の対策などをしているところじゃないとできないのです。そうじゃないところは、とりあえず職務経歴書を獲得したら、どんどん求人を紹介する「流れ作業」になっちゃってたりします。

また「進捗が丁寧」で法人に対してきめ細やかに進める会社は、求職者への対応やフォローも同様に丁寧であることが多いです。併願状況を踏まえた上で、企業と一緒にどう進めていくのかを考えてくれるエージェントは、同様に求職者とも効率的にどう進めるのがいいのかをきちんと進めています。

尚、法人担当と個人担当が分業しているエージェントもありますが、分業している会社だとしても、法人担当と個人担当がきちんと連携していればフォローは丁寧になりますし、会社としてのスタンスは現れてきます。なので、日々色んな転職エージェントと接している「人事の人にお勧めしてもらった転職エージェント」は「よい転職エージェント」である可能性が高いと考えます。

よい転職エージェントを見つける方法②
「Twitterの発言を細かく見る」

2つ目は
「Twitterの発言を細かく見る」
です。

最近は、Twitterを活用して情報発信をしている転職エージェントは増えてきました。僕も、もちろんその一人です。フォローしてね。

以前は、そもそもTwitterをやっている時点で「風評被害にさらされるリスクを背負ってやっている」ので、Twitterをやっているエージェント=よい転職エージェント、みたいな風潮もありましたが、最近はそうとも言えないかもなと思ってきました。

Twitterって、さすがに全て機械がやっていたり、影武者のインターンがやっている会社はあまりないと思うので、その名前や顔出し、社名出しをしている転職エージェントの人が、自分で言葉を選んで発信しているわけです。それを毎日やっていると、さすがに本性は見え隠れします。

そこで気をつけなけて見なければいけないのは「仕事へのスタンス」です。求職者や企業の担当者を小馬鹿にするような発言、個人や会社が特定されてしまうような顧客情報の発信、誹謗中傷とまではいかなくても誰かを傷つけてしまう可能性がある発信など、、そういう発信が見受けられると、いくらそれ以外のツイートでいいことを言っていても、仕事へのスタンスとして怪しいなと勘ぐってもいいかと思います。

Twitterなんて個人の発信だから、そんなのいちいち気をつけてたら何も発信できないと思うかもしれません。その通りです。あくまで個人の発信なので、みんな「発信内容は所属組織とは関係ありません」みたいなリスクヘッジをプロフィールに書いたりしているんです。だから、本性が出ちゃうこともあるんです。

このエージェントさんに相談してみようかな、という方のTwitterが特定できたら、最低でも過去1ヶ月くらいのツイートやリプ内容を確認してみて、お人柄やスタンスを探ってみると良いかと思います。

ちなみに、そんな発言をしている僕も、しょっちゅうくだらないツイートをしていたり、毒を吐いちゃうこともあるので、場合によっては自分の首を閉めることと分かった上で、2つ目として上げさせてもらいました。尚、最近のくだらないネタツイートはこちらです。

よい転職エージェントを見つける方法③
「GoogleMAPのクチコミを見る」

3つ目は、GoogleMAPのクチコミを見る、です。3つ目にして、一番のオススメのやり方です。

企業についてのクチコミと同様に、転職エージェントにもクチコミはあります。ここでいうクチコミは、転職関連のアフィリエイト記事内で紹介されているクチコミとか、転職エージェントの会社HPにある「お客様の声」のような、誰かの校閲がかかったクチコミではありません(あれらは、転職エージェント側がチェックをした上で、外部向けに発信することがポジティブになると判断した情報が載っています。参考にしてもいいかもですが、全てを間に受けてはダメです)。

では、GoogleMAPはどうかというと、個人が「能動的に書き込んだクチコミ」です。僕も最近は、美容院や飲食店やクリニックを探す時に、食べログや専門サイトのクチコミではなく、GoogleMAPのクチコミを参考にするようにしています。

GoogleMAPのクチコミは、もちろんサクラのような書き込みもあるとは思うのですが、利用者が能動的に書いてくれるものが多いのです。中には、少しネガティブな声も書かれていたりします。

ただの「競合他社からの嫌がらせだろ」みたいな短いネガティブコメントはそんなに信用しなくてもいいかと思いますが、中には具体的な批判コメントもありますし、もちろん高評価の感謝の声も反映されていたりもします。

GooleMAPは、別にクチコミをメインにしているサービスではないので、ここには結構リアルなご意見が書かれていたりするんですね。なので、利用しようと思っているエージェントがいたら、一度調べてみると良いかと思います。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。今回は「もし転職エージェントの自分が転職活動するとしたら、忖度なしでどう転職エージェントを選ぶだろうかという話」という話をしました。まとめると

【よい転職エージェントを見つける方法】
①知り合いの人事に聞いて見る
②Twitterの発言を細かく見る
③GoogleMAPのクチコミを見る

という話でした。

他にも「転職した友人に紹介してもらう」とか「スカウトの中から良いエージェントを探す」とか、色んなやり方はあるかと思います。

お伝えしたかったこととしては、色々な手段がありますが、「実際に利用していた人の声はきちんと聞きましょうね」ということです。

もちろん人によって感じ方はそれぞれなので、他者の声が必ずしも自分も当てはまるということはありませんが、実際に利用したのかどうかも分からない(薄っぺらな)アフィリエイト記事を信頼して選ぶよりも、よほど参考となるかと思います。

今後も、このnote(名もなき転職マガジン)では、転職やキャリアにまつわる話を発信していきたいと思います。尚、今回の内容は動画でも見ることができますので、よろしければぜひ高評価とチャンネル登録お願いしますm(_ _)m

▼今回のnoteの内容について話した動画

それでは、みなさん。今日もよい一日を。

もなき

サポート金を元手にその方とランチに行きたいです(都内のみ)つまり、500円が1,000円のランチに化けます。