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記事一覧

喧騒

ベッドフォンを外す耳から日常の声 自分の空間と他人の空間が重なると みんながひとりの音を…

サイユウ
1年前
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なんでも

半狂乱は一人ぼっち 狂乱は何人兄弟? 私は一人っ子

サイユウ
1年前
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同じ形のなにか 詩

11月の小田急線 輪を作る高校生  僕は一つ歳をとった 小田急線快速急行は 相変わらず新宿行…

サイユウ
1年前
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壊れた木に擦り切れた傷の跡 癒しの花粉舞ってきて 惜しみつつ冬の別れ

サイユウ
2年前
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布の弱さ

一枚の布を縫って 波返す 繰り返す布に1ミリのズレ 戻しても消えない 取り返しはつかない

サイユウ
2年前

詩 入道雲

入道雲に隠した恋心 激しさの雨となって 無造作に人を濡らす

サイユウ
2年前
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詩 不具合

片耳しか聞こえないイヤホン 音が小さくなった目覚まし時計 チューニングされてないギター 見捨てた人間は、気づかないで 壊れたまま今日を生きています

詩 僕の名前

あいつは徐々に消えていった その面影は、何処にもなく 僕は困惑した 街の列車はいつもの時…

サイユウ
2年前
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楽しい時

見えていた綺麗な人 聴こえてくるちょっと怖い雨の音 スパイスの効きすぎたカレー 猫のつん…

サイユウ
2年前
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詩 君はもう忘れた詩

小さな街で少年が走っている ダダダダ ダダダダ ダダダダ 少年は大きな街で歩くようになっ…

サイユウ
3年前
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詩 哀れな謝罪

青々しい葉は枯れて ドス黒い土が宙を舞う 腐ってしまったこの土地は 私もあなたも侵食する…

サイユウ
3年前
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詩 過去形人間

生きていた そんな気がする 酸素が入ってきて 二酸化炭素が出ていった 歩こうと右足を前に…

サイユウ
3年前
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エール

住宅街を夕日が照らす もうそんな時間なんだ 私はため息一つだけ 外には太陽一つだけ 嫌に…

サイユウ
3年前
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詩 冬仕舞い

私は今もここにいたい 時間は刻一刻と迫ってくる 桜の木の芽が膨らみ杉の花粉が舞い始める 微かな冬は最後に何を残すのか わたしは見届ける 最後に冬は去っていき 独りで春を迎えます