なんでなんでおじさん 第一稿

なんで学校にいかなきゃならないのか。
なんで働かなきゃいけないのか。
なんで社会はこんなにも不条理に満ちているのか。
なんで蛇口を捻れば水が出るのか。
なんで僕はいちごケーキが好きなのか。
なんで私は勉強が嫌いなのか。

なんで私は生きているのだろうか。
私達は、どう生きれば良いのだろうか。

今の世の中、情報は沢山溢れているけど、でも「そんなこと考えても仕方ない」と誰も答えを教えてくれない「なんで」は沢山ある。
だからその疑問に目を瞑るために、今日も単調な刺激を求めてスマホを弄り続ける。

「なんでなんで」を考えるの、手伝います。

なんでなんでおじさんができること

①あなたがモヤモヤに向き合うのを手伝います

 感じたモヤモヤに納得がいくまで向き合うのは、時間がかかるし先が見えなくて怖いこと。
 そんな「キリがない」挑戦を、傍で見守ります。

②自分探しを手伝います

 「本当の自分」を見つけるのって、簡単そうでとても難しい。
 自分を見つけるために必要な、「強烈な他者」。その一人になります。

③「ことば」を増やします

 いわゆる「語彙」の多さが、世界の解像度と密接に関わっていると考えています。
 なので普段から複雑な物言いを恐れず使い、その度にその言葉を用いた意図について解説をします。

④「立派な大人」のハードルを下げます

 大人ってなんだか完璧で責任ある立派な人に見えて、将来自分がそうなれるのか不安になる時もある。
 そんな時、案外弱くて愚かで情けないままでも良いんだ、と思えるようなダメ人間の例を見せます。

⑤「善く在らん」とするその姿勢を応援します

 僕たちがどうしようもなく矛盾していて、身勝手で、情けない不完全な存在と知りながら、それでも少しでも理想の自分に近づこうとするその姿勢を応援します。

注意

①悩みを解決することではなく、悩ませることが役割です

 僕はあなたの悩みに対する「答え」を教えてくれる人ではありません。
 僕の出した結論と、あなたの納得する考えはきっと別物です。
 信じるだけで安心できる答えを提供するのは宗教の役割です。

②場合によっては冷たいと感じるかも

 僕は自分の問題と他人の問題を明確に分けて考えます。
 それ故に時折突き放したような物言いをします。
 それが誠意であり、果たせる責任だと考えているからです。

③愚かさは必ずしも悪ではない

 というよりある程度愚かでいられるならその方が生きやすいと思います。
 半端な賢しさは身を滅ぼしかねないということは、ニートになった僕が良い例でしょう。
 愚かであることが我慢ならない、という人以外は深入りしない方が身のためかもしれないです。
 少なくとも僕はあなたの将来を保証しません。多分今のところは学歴の方がまだ多少はあなたの将来を保証してくれるでしょう。

④最内翔は決して立派な人間ではありません

 徹底した個人主義で、弱くて愚かで情けない、煩悩まみれのだらしない人間です。ただ、その上で少しでも「善く在らん」と藻掻いているだけの人間です。
 「先生」のような聖職者にはなり得ないことは、予めご了承ください。

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