ダラだ場：昼のホームルーム
まずは興味を持って頂きありがとうございます。
「何をやってるの？」というのをざっくり知りたい方は、以下の目次だけでも読んで見てください。
①１３時からホームルーム的な場所を設けて、Discordを使って集まる
幾つか当事者会を見てきましたが、大体の当事者会のイベントが多くて週一とかで、生活リズムの起点となるような毎日開いている場所というのはあまり少なく感じました。
でも生活習慣が容易に崩れていく引きこもりや不登校の当事者にとって、ベッドから出る理由となりうる何かしらのチェックポイントが欲しいな、と思ったのがこの企画の最初です。
時間設定は昼くらいに起きてダラダラした後、思い切ってベッドを出る時間が大体この昼過ぎ辺りかなと思ったからですね（雑
一時間、１４時までくらいの時間を想定しています。
因みに、提案者の私自身毎日絶対参加しますとかは口が裂けても言えません。
ここ一週間くらいは取り合えずDiscordに入ることが出来てましたが、これからもそれが続くとは正直全く思っていませんから。
提案者がこんな調子なので、ゆるーく、参加出来る時に参加する、くらいでいきましょう。
参加しなくてもとやかく言われない、参加出来なかったと罪悪感を持たずにいられる雰囲気作りにしたいと思っています。
②対象は「今の自分を変えたい」と思っている引きこもり、不登校の当事者とその支援者
比較的特殊なのがこの、想定している対象設定ですよね。
・引きこもり、不登校当事者
メインターゲットがこちらなのですが、少し注意書きが付きます。
※現状を改善したいと思っている人
僕は引きこもりや障がいを持っている現状を受け止めて、向き合ってこれからも生きていく覚悟を決めた人を否定はしません。
言葉通りの意味で「しようがない」状況の人もいると思うので。
ただ一方で僕自身の考えとしては、「まだやり直す余地があるのなら改善するべきだ」という考えを持っていることも事実です。
その為今後とも「卒業を目指す」気持ちを持っていることを大前提として、運営していくつもりです。
勿論その上で現状何も行動出来ていない、というのは問題ありません。
自分を変えようと思って変えられる人なら、ダラだ場に来ることはないでしょうし。
ですが「こんな自分と向き合って生きていく」という覚悟を決めた方や、「変えられる気もしないし足掻く気はない」という人にとっては、少し居心地の悪い雰囲気になると思いますので、別の当事者会へのご参加をおすすめします。
・支援活動をされている方
当事者の他に支援活動をされている方も、もしご都合がつくのであればいらっしゃってください。
当事者が信頼できる支援者を見つけられる場所になることも目標の一つとしてあるので。
③基本的に話すお題は「今日やろうと思っている事」
さて、じゃあ集まるのはいいけど何を話していいのか分からない。
そういう方が殆どだと思いますので、基本的なお題は
※「今日やろうと思っている事」
にするつもりです。
「なるほど、結局意識高い人が励まし合う場所だから私には関係ないのか」
待って待って、いえ、そんなつもりはありません。
というか今日のタスクを宣言して、確実に遂行していくなんて会社の朝礼じゃないんだからするつもりは無いです。
もっと意識が低い、無責任な場です。
具体的には
「今日も昨日に引き続き○○ってゲームをやってると思います。」
「昨日散歩行くって言って結局行かなかったので、今日気が向いたら行きます」
こんな感じをイメージしてます。
勿論自分の現状を改善するための、自分を鼓舞するための宣言の場としても良いでしょう。
でも別に言ってやらなかったからって、悪びれる必要はありません。
言い訳する必要もありません。
「自分達はそういうもんだからねー」って皆で流しましょう。
そしてそもそも、別にそんな意識高いことを宣言する必要もありません。
「自分を変えたいんだけど、中々行動できないんだよねー」といってYouTubeを一日見ててもいいんです。
④「誰か人と話す場に出る」というチェックポイントとするのが主目的
はい、ここまで読んだ方はなんとなく雰囲気を感じ取ったのではないでしょうか。
無関心、不干渉、人に期待をしない。そういった類の雰囲気を。
ええ、その通り。基本方針はそのつもりです。
なら、そんななんの義務も期待もない、友達も作れなそうな場所になんの意味があるのか。
それは「誰か人と話す場に出る」というチェックポイントとすることです。
このチェックポイントというのにも３つの意味があります。
１つは、①で触れていた通りの、生活習慣の起点の一つとしてのチェックポイント。
１つは、③で触れていたような「昨日結局自分は何をしてたか振り返って、場合によっては宣言することで自分を鼓舞する」チェックポイント
もう１つは、「誰かと話したい、関わりたい、期待したい、期待されたい」そういった意欲が湧いてくるかどうかのチェックポイント。
ダラだ場では個々人の希望と状況に応じて、幾つかのクラス分けをして名乗って貰いたいと思っています。
まだそれぞれの名称に関しては可愛い案を募集中なのですが、即ち、
①快調、前向きになりつつある、あと一歩で外に出れそう
②葛藤中、行動出来たり出来なかったり、取り合えずベッドからは起き上がってる
③夢想中、変わりたいけど特に何も行動してない、憧れはするけどまだ無理
④様子見中、どんな所か興味持ったから入ったけどまだ見るだけで
⑤支援者。特殊枠
こういった段階というか、クラス分けをしたいと思います。
このクラス分けに関しては、個々人がその時の体調や意気込み次第でニックネームの変更によって自由に行ったり来たり出来るようするつもりです。
そして周りはそのクラス次第で、どの程度話を振ったりするかを変えていけばいいんじゃないかなと。
勿論、自分に他の人を気遣う余裕が無いなと思ったら、自分の今日やることを言うだけで他は発言しないとかでも問題ありません。
そういった自分の状況とかって、やっぱり誰かを前にした時に映し出されるものじゃないですか。
発言量の過多に関わらず、人が話している場所に出ることで自分の調子をチェックすること。
そして色々改善出来て、この場所が物足りなくなってきたら卒業するのもいいし、知り合った友人と別の場所で何か始めてもいい。
だからまずは、単に生活習慣の起点として参加することだけを目標としていいんです。
別にミュートで何も発言しなくてもいいし、他の参加者に興味を持てなくてもいい。
「使えるな」って思えたら今度は発言してみて、他の人に興味を持てるようになってきたら雑談に参加して、仲良くなれそうなら個人的に話しかけて。
そんな風に段階を、自分のペースで踏んでいけばいいんじゃないでしょうか。
もしかすると、今日やるゲームの話をしたら「一緒にやりましょう」ってなって、そういう部活みたいなグループが出来るかもしれないです。
個人的にはTRPG部を作りたいです（人よ集まれ）。
「失敗しても誰も責めない、挑戦するための環境を作りたい」
最後に一番重要なコンセプトを。
人が変わるには習慣を変える必要があります。
何年も自分を変えることが出来ないのは、意思が弱いからじゃない。
習慣の変え方が分かっていなかっただけだから。
その考えが絶対に正しいかは分かりませんが、永遠に自分を責め続けるよりかは生産的で、希望があると思いませんか？
でもその習慣を変えるっていうのも、それはそれで難しい事で、時間がかかることで、一発うまくいったらそれでOKみたいなものじゃない。
きっと何度も自分に裏切られて、自分を責めてしまって、挑戦することが怖くなってしまうことがあるでしょう。
そんな時でも自分が居てもいいと言って貰える場所、失敗をなんでもないって笑って流して再挑戦する時に背中を押してくれる場所。
そんな安心できる場所があって初めて、自分の中の言い訳を課題として捉えて試行錯誤が出来るようになる。
やがてうまく出来た頻度が増えていって、時間が掛かっても自分の新しい習慣として定着させていける。
そういう場所が私が欲しいと思ったから、作ろうと思いました。
もしこのホームルームに魅力を感じたら、出来れば一度入ってみてください。
自己紹介も無理にしなくてもいいですし、毎日ミュートで聞き専で居続けても構いません。
ボイスチャット設備や環境が整っていない人も、テキストチャットで参加出来ます。
お気軽に、というのは言うのは簡単って奴かもしれませんが。
出来れば是非、ホームルームの場であなたとお会いできるのを楽しみにしております。
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