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長唄三味線始めました<二稽古>

二回目の稽古。
早速三味線の用意・・・と思ったら、二の弦が切れており先生の弦をお借りしました。もう使えなくなった弦はというと、綺麗に巻いて捨てるのだと。そうやって捨てるものも丁寧に扱う事が芸に深みを与える・・・と聞いて、真摯に向かい合う姿勢が音に反映するのだなと、改めて気を引き締めました。

今日の稽古は、
①十五夜(本調子)
②荒城の月(二上り)
③さくらさくら(三下り)
を中心に稽古。

さらに細かく下記の事を習いました。
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バチの叩き方
・団扇や扇子を仰ぐ時と同じ手首の動かし方
・弦に触れる一瞬、親指に力を入れる→その下で止める
 そうする事で音が絞まる
・小指が皮に付くように

感所の押さえ方
・第一関節が曲がる
・音が途切れない様に指は弦に沿って動く
 そうする事で音の位置が分かりやすい
・中指を押さえて薬指を押さえる部分を注意

糸巻での調弦
・親指は糸くらに指をかけて、小指は糸巻の頭を押さえる
・三本の指は深く持って手首で上げ下げする
・演奏中の調弦は、放弦の時に合わせる
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二日目での課題は、
①二の弦、一の弦の音が弱い
感所を押さえるのに意識が飛んで、撥の押さえが甘くなっている
②感所の押さえ方も注意
第一関節で押さえているか微妙。
③右手の手首が硬い為、すぐに痺れる
変に手首に力が入っているのか途中痺れてくるので、扇子を持ち歩いて手首を柔らかくしていこうと思う。
④感所の位置がまだ定まっていない
三の弦の2の音がうまく取れていないので、これは稽古するしかない。音をよく聞かないと。
まずは稽古をみっちりとだと思っています。

今回初めてお師匠さんのところで習っている姉弟子2人に会いました。とても気さくで優しい方で、ホッ。少しだけお2人の稽古を聞いて、上手くなるとこんなに弾ける様になるんだと羨ましい上に、三味線の音色に居心地の良さを感じました。やっぱり私は日本人なんだなと。
さて、今週も自主稽古頑張ります。

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2020年6月13日(土) 二稽古
十五夜(本調子)、荒城の月(二上り)、さくらさくら(三下り)

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