ゲームという魅力に引き込まれたきっかけ


#心に残ったゲーム

というハッシュタグをみて、
これは書かなければ…!!
と思い、今この記事を書いています。


これは私がゲームの魅力を知り、
人生が変わるきっかけとなった
とあるゲームに関する記事です。







マジカルバケーション

結論からいうと、私の心に残ったゲームは
ゲームボーイアドバンスの
マジカルバケーション
というゲームです。

主人公は魔法学校の生徒で、15人のクラスメイトとともに
臨海学校に行くところから物語がはじまります。
その先で、とある事件に巻き込まれ、壮大な冒険が始まるのですが、
詳細については以下のwikiをご覧ください。

マジカルバケーション wiki

では、私とマジカルバケーションの出会いからお話していこうと思います。








ゲームをするようになったきっかけ
 私が小学校の低学年だった頃、両親が離婚したために母子家庭となりました。
それまでずっと家にいた母は、働きに出て、それまでしたことのなかった
”お留守番”に挑戦することになりました。
 当時、一人になることがなかった私は、はじめて一人でお留守番をしなければいけなかった日のことを、今でも鮮明に覚えています。

家のどこを探しても誰もいない。
絵を描いても誰も見てくれない。
さみしいと泣いても誰もそばにいてくれない。

今考えれば当たり前のことが、当時はこわくて、さみしくて。
号泣しながら、唯一電話番号を覚えていた、
遠くに住む祖母に電話しました。

それからしばらくして、
祖母が遊びに来た際に、
誕生日プレゼントとして買ってくれたのが
ゲームボーイアドバンスと
マジカルバケーション
というゲームソフトでした。

このプレゼントが、私の人生を変えることになるなんて
全く思ってもいませんでした。





人生を変えたもの

マジカルバケーションを買ってもらった翌日、
さっそくお留守番をすることになった私はゲームを起動しました。

きれいなイラストに一目惚れして買ったゲーム。
内容も見ずに、これがいい!と決めたので、
どんな話かもわからずにやり始めました。

真っ先に目に飛び込んできたのは、美しすぎるムービーでした。
キーンコーン、カーンコーン
という耳に馴染んだ音と一緒に現れた魔法学校の校舎と
マジカルバケーションのロゴ。

なにがはじまるんだろう!
とわくわくしたのを昨日のように覚えています。

このゲームの魅力といえば
たくさんの魔法と、魅力たっぷりの個性的な同級生たち。
15人それぞれがとても個性的なので、誰かしら推せると思います(笑)

その中で私の人生を変えたのは
ガナッシュ・ナイトホーク
という少年でした。

ゲーム内では希少な、闇属性の魔法を使える少年で、
自身が闇属性魔法を使う一族であることや
行方不明となっている姉のことなど、大きな闇を抱えています。

私はまず、彼に一目惚れしました。
なんてきれいな人なんだろう。と、
初登場のハーモニカを吹いているシーンを、ずっとながめていました。

彼は、普段、そっけない態度な子です。
主人公や仲間たちと親しげにする素振りはほとんど見せません。
たまにふざけ合う姿も見せてくれますが。
しかし、実は仲間思いで、主人公や同級生がピンチに陥ると、
その圧倒的威力の魔法でサラッと助けてくれるんです。

それだけではなく、彼の抱えてる闇に対する葛藤や、
その結末は、涙なしでは語れません。
ここではネタバレになるので書きません。
ぜひご自身で体験してみてください。
何度見ても良いシナリオです。


小学生には難しい難易度でしたが、
ほぼ毎日プレイして、なんとかクリアした頃には、
エンディングを見て号泣するほど、
すっかりガナッシュに恋する乙女でした。

人生で初めて”推し”ができた瞬間です。

当時小学生だったので、
グッズやイベント展開などに関してまではわかっていませんでしたが
今発売されていたとしたら、それはそれは重症なガチ恋をしていたことだろうと思います(笑)


今、私がゲームが好きで、
魔法やそれに関するファンタジーが好きで、
それを楽しめているのは、間違いなく
マジカルバケーションと、ガナッシュのおかげです。

たぶん、ガナッシュに出会わなければ、
今頃ゲームやファンタジーに興味を持っていなかっただろうと思います。



今ではすっかり姿を見なくなったゲームボーイアドバンス。
wiiuでバーチャルコンソールとして配信もされていますが、
どちらもなかなか手に取る機会が無いかもしれません。

そうわかっていたとしても、
魔法やファンタジーが好きな人には、プレイして頂きたい作品です。


きっと最愛の推しができると思います。



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