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コンフォートゾーンを抜け出すにはミスチルを聴くといい


仕事においてコンフォートゾーンを抜け出せ的な話を聞くと、私はMr.Childrenの「one two three 」の歌詞を思い出します。


『ぬるま湯の冥利と 分別を知った者特有の もろく 鈍く 持て余す ほろ苦い悲しみ』



会社でも個人でも様々な権利を主張しやすくそれなりに生きていくことができる現代で、しかし、今のままでいいのか?このぐらいが自分はちょうどいいのか?という疑問が日常の中でふと浮かび、また消えていくことがあります。

ぬるま湯の冥利を知ってしまい快適に過ごしながらも、一方では泥臭くがんばって輝いているひとをみて、自分も何かに挑戦したいとは思いつつも一歩踏み出せずにただ持て余している感情があることに気づきます。


後に続く歌詞はこちら。


『その場しのぎで 振り回す両手も やがて上昇気流を生むんだ』


そんなもやもやした状態から、上手くいくかはわからないけどとにかく挑戦してみよう。本気でやれば何かいいことがあるはずだ!と背中を押してくれるフレーズです。

ミスチルの歌詞は物語としては男女の関係で描いたものが多いですが、その表現はいろんな場面に当てはまると感じています。

この曲は2002年に発売されたアルバム「IT’S A WONDERFUL WORLD 」に収録されており、少なくともそれ以前に桜井さんはこの詩を書いていたことになります。

人の心の奥に潜む形のない感情をなぜここまで巧みに言葉で表現できるのか、桜井さんのその深い洞察には驚かされます。


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