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華やかな花も良いけれど

庭の植物がますます綺麗で
日々癒されています

紫陽花の花芽も育っていて
咲くのが楽しみです☺︎

私は花も好きだけど、
それよりも植物の全体の雰囲気が好きなんです。
特にリーフ。
斑入り、シルバー、オーレア、ブラック...
色だけじゃなくて
形とか大きさとか広がり方とか
植物にはものすごい種類があって違いがあって。
根を張って茎や葉を伸ばして花が咲く訳で。
花がきれいだから好きってなることはあまりありません。


庭をやる前、
東京に住んでいて
緑を欲した時に
花屋さんで切り花を買っていた頃は
リーフも入れつつ、
花にもいろんな種類があるから
花だけを見て選んでいたのです。
もちろんきれいで癒されていたけれど、
やっぱり何か足りない感じがあって。

それが庭をやりはじめて数年経って、
花だけってことに違和感があったんだろうなと気が付きました。
ほぼ花だけにされて
葉を落とされて並んだ切り花に対して
心のどこかで違う!って思ってたんだろうなと、そう思ったのです。

切り花をしばらく買っていたあの頃、
途中で飽きたんです。
お花屋さんに行っても
見慣れた似た様な花ばかりだなって
思う様になったんです。
きれいだけど買いたいと思えない、
そう思った理由がこれだったのでしょう。

少し前久しぶりに花屋さんに行って
切り花を見てみましたが同じでした。
買う気がなくなってしまった。


そもそも庭で植物を育てていると
部屋に飾ろうと思うことも少ないのですが
何より庭で
根を張って枝を伸ばして葉を広げ
栄養をたくさん使って花をつけている植物の
身体の一部をわざわざ切り取ろうとは思いません。
広がりすぎちゃったりした時に剪定したものを飾ることはしますが。


お花屋さんで売っている切り花は
切り花に適した一部の植物たちなのでしょう。
それはそれで私たちの生活を潤してくれるし
必要な場面も多い。

でも私は植物が本来の姿でいきいきと生きている姿が好き。

それも花だけがたくさん咲くのには惹かれなくて。バラ園の様にバラだけ、というのは苦手で。
いろんな植物が調和した、
どちらかというと緑いっぱいの中に花が混ざっている様な姿が好きです。

育てた植物は
愛情をかけた分
よく成長するし
綺麗な葉や花を咲かせてくれる。
今を、
そして少し先の未来を
楽しみにさせてくれる。
20代のうちから園芸をやる喜びを知る事が出来て良かった。
まだまだこれからたくさん植物と触れ合う事が出来るから。


また明日起きて庭を見るのが楽しみです。


おやすみなさい。

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