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日記を書こう 1月14日~1月20日 

1月14日 (日)
 今年の誓いとして日記を書こうと思っていたが、なかなか書けずにもう14日も過ぎていた。ああ今年もこうなんだと自分が嫌になる。考えすぎても書けないので、思いつくまま書いていこうと思う。これといった面白いことや為になるようなことはないかもしれないけど、個人の記録としてみてもらったらと思う。
今年は雪が少ないので、正月は除雪をすることもなく楽に過ごせた。いつか積雪になるだろうと思っていたが、雪がない状態が続きこのままで本当にいいのか考え始めている今日このごろ。青い空を眺めながら通常の冬とは違う事態になんともいえない気分になっている。元旦から地震とか航空事故とかあったしな。なんてことない日常のありがたさを改めて痛感する。今日は以前から片付けようと思っていた洗面所周りを整理した。普段使わないものは木製ボックスの中に入れた。夫が木製ボックスに百均のプラダンで扉を作ってくれた。両面テープで張り付けた簡単なものだが、見た目がすっきりした。作業途中で夫がメジャーがなくなったと言いだし、家中探したが見つからず、どこに置いたのか記憶がないと言う。後で引き出しから見つかり、ああ年とったなと実感した。一日一日が過ぎて一年になり、人生になる。当たり前なことを実感する。

1月15日 (月)
 昨日雪が少ないと書いたが、今日の昼過ぎから吹雪になった。雪の降るスピードが速く、仕事が終わるころには2センチくらいは積もった。気温も氷点下になって、明日からは本格的は冬になるだろう。雪国暮らしも長くなったが、車の運転は未だに怖い。結婚して最初に住んだところは豪雪地帯だった。もともと南国育ちなので慣れるまで大変だった。今は前より雪は少ないところで暮らしている。最初はつるつるに凍った道の上で自転車を漕ぐおじさんにびっくりしたり、積雪の中、ギャル達がミニスカートを穿いて素足をみせている姿に感嘆したり、毎朝早朝4時に除雪車が通るゴーいう大きい音で目覚めたり、除雪車がガードレールギリギリで除雪する運転技術に驚いたりした。今思い返すとなんだか笑ってしまうような世界だ。日本って所によっていろいろだよ。まだ2日だけど書けてよかった。こんな感じでいいのかあ。

1月16日 (火)
 朝起きると外は真っ白の世界だった。雪は20センチ積もった。積雪初めの雪景色はいつ見ても綺麗だ。だんだん除雪したり、土と混じりで汚くなる。車をのろのろ運転でどうにか動かす。急ブレーキはブレーキロックがかかりハンドルが制御不能になり危険なので、車間距離を取りながら、ゆっくり数回ブレーキを踏む。職場は町内なのでそれほど時間はかからないが、遠方の同僚は雪の時期は通勤時間が倍増する。雪に時間がとられてしまう。3世代同居が多いのも、なんとなく分かる。おじいさんやおばあさんが除雪をしてくれて朝早く出勤できるとか、みんなで生きていくことで成り立っている。それは今の日本が失ってしまったものをみているようだ。

1月17日 (水)
 今日は晴れだった。雪はだいぶ溶けて、道路は逆に滑りやすくなった。スーパーは晴れたせいか、普段より人が多かった。天気に左右されるのもここで生きていく術だ。昼から休みだったので歯医者に行く。歯の神経が自然死して根管治療をしているのだが、今日は薬剤詰めが終わり、被せものの型どりをした。根管治療というのが大変難しい治療だと知った。1ミリ以下の狭い根管を小さな器具で清掃し、膿を取り除き無菌化し薬剤を詰める。歯医者さんの仕事は繊細だ。

1月18日 (木)
 
毎日が忙しかったり、ひまだったりを繰り返しながら過ぎていく。能登地震地域では子供たちの疎開を始めた。日常が壊れていく、こういう時代をどう生きよう。コロナ禍からやっと落ち着きだしたというのに、時間が止まったように感じている。日本はどこに行くのだろう。わたしができることは今の時代の変化をきちんとみていこうと思う。マスメデイアに惑わされることなく、感情に流されることなく自分を信じて生きることだ。

1月19日 (金)
 夜に交響楽団のクラシックコンサートに行く。3列目という間近で鑑賞した。指揮者や演奏される方の迫力もあり、素晴らしい音楽だった。初めてクラシックコンサートだったが、思いのほか楽しかった。

1月20日 (土)
 
隣町まで買い出し行く。久しぶりに隣町の日帰り温泉にも入る。日々の疲れがとれる。近くに温泉のある生活はいい。健康でいられるのも温泉によるところが大きいと思う。

 


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