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タンパク質不足はタブー

原因不明の皮膚の痒みや

燃焼したい脂肪があるのにファスティングしても痩せない

激しく糖質が摂りたい、



色々な原因が考えられますが、その中の一つにタンパク質不足の可能性も考えられます。


不足の影響として


肌や髪、爪などのトラブル(そもそも原料なので)の他、

筋力低下
集中力低下、
思考力低下
(ドーパミンやセロトニンの原料でもあります)
肩こり、腰痛
頭痛
骨が弱る
(骨の原料もタンパク質)
内臓、血管機能の低下
自律神経の乱れ
免疫力の低下
不妊の原因
冷え症
PMS
太りやすい体質 等様々

そしてタンパク質の体内での利用には優先順位があります。

その優先順位は・・・



①内臓と血液を作る
②細胞を修復する
③ホルモンを作る
④骨を作る
⑤筋肉を作る
⑥肌や粘膜を作る

肌を作る優先順位は最終。
なので不足するとまず髪や肌などの表面に出てくるんですね。


ちなみにタンパク質の必要量は 
体重g 。
体重50キロの人だと50g。
これをとるための食材は鳥もも肉だと300gくらいです。

が・・・これがまたこの肉だけ食べれば良いというほど単純ではなく
色々な食材からとらねばならないの理由があるのです。


タンパク質(アミノ酸)は10万種類と言われています。
うち人体に必要なものが20種類。

体内で有効とされる量は、
摂取した一番少ない種類の量にあわされます。

例えばAが少ないと沢山あるはずの他のBから Tまで、利用できる量がAの量になるということです。
これは・・・偏らせてしまうわけにはいきません💦


そして皆様ご存じ、

タンパク質には動物性のものと植物性のものがあります。

ファスティングの準備食、回復食では動物性は抜きますが(←大事(!))

普段の食事では❓❓❓




動物性のタンパク質のタンパク質合成は理想的なものが多く🍗🐟🥛🧀🥚
必須アミノ酸のバランスが大変よく✨
吸収率、利用効率も高く吸収も素早いため筋肉の再生に優れています。

しかし食べすぎると分解と吸収がおいつかず腸内で毒素を出します。
解毒のために体内では沢山の酵素やカルシウムを消費します。
お肉は腸内では悪玉菌の餌でもあります。

しかし、菜食になるとビタミンB群や鉄等が不足しがちになるのと、先に書いた通りバランスと利用効率の良いたんぱく質になるため、私個人的にはお肉を食すのは推奨です🍗

植物性のタンパク質🌽は
吸収率は動物性タンパク質より低く吸収もゆっくりで必須アミノ酸が不足してはいますが・・・

ゆっくり吸収するので腹持ちが良く、
代謝を上げる成分や✨抗酸化作用を促進させたり、ホルモンのバランスを保つ成分も含まれています✨
ちなみに大豆は植物性ですがアミノ酸スコアがお肉並に高いです😲


身体に必要なアミノ酸は20種類



その内体内で合成できない必須アミノ酸は9種類です。

この9種は動物性タンパク質🍗🥩ではバランスよく摂ることができます。
しかも利用率が高い❣️

←かといって必須アミノ酸ばかりが大切というわけではありません‼️
非必須アミノ酸は更に体内で重要なため、私たち自らの合成できるのかもしれません。
考え様によっては必須アミノ酸以上に大事なのです。(下記に参照)

しかもかなり様々に働きもあるので摂取したい栄養素でもあります



タンパク質も様々な食品からとると
様々なアミノ酸を摂ることができます。

摂取にあたり
動物性50%植物性50%や
動物性15% 植物性85%が良いとも言われています。
お医者様によって推奨量が違いますがいずれにしても植物性多めがよさそうですね。

  では・・・・

あまり咀嚼が強くない年齢になったりすると
そんなにたくさん食べられないよ、という場合もあります。
そんなときにとても便利そうなプロテイン。
しかしこちらは賛否両論。➡いいの?わるいの?プロテインへ続きます。

https://note.com/momsmomsoap/n/n40fc207e5d50

※参考


人体に必要なアミノ酸の種類。実際に名前を聞いてみると聞き覚えのあるものが沢山あるのではないでしょうか?

必須アミノ酸

・バリン (BCAA/成長に関与、血液中の窒素バランスの調整、肝機能向上)

・イソロイシン(BCAA/ヘモグロビン形成、成長促進、神経機能補助、血管拡張、肝機能向上)

・ロイシン(BCAA/たんぱく質の生成・分解、肝機能向上、肝細胞の増殖/分化の正常化、血糖コントロール、筋たんぱく質の維持、筋肉グリコーゲン合成・酵素活性の促進

・メチオニン(開始アミノ酸(必ず一番最初に必要な必須アミノ酸)、薬物中毒の解毒、肝機能の改善)

・リジン(脂肪をエネルギーに変えるカルニチンの材料、身体組織修復、成長に関与、肝機能の向上)

・フェニルアラニン(血圧の上昇、鎮痛作用、ドーパミンやノルアドレナリンの原料)

・トリプトファン(ナイアシン・セロトニン・メラトニンの原料、コレステロール・血圧のコントロール)

・スレオニン(成長促進、脂肪肝の抑制)

・ヒスチジン(成長・ヘモグロビン・赤血球の産生 に関与)

非必須アミノ酸

・アルギニン(成長ホルモン・インスリン・グルカゴンの分泌に関与、一酸化窒素の前駆体)※小児では必須アミノ酸

・グリシン(クレアチンリン酸・コラーゲンの材料、神経伝達物質、胆汁酸抱合体の材料、赤血球の材料)

・アラニン (ほとんどのたんぱく質に存在する。エネルギー源など) 

・セリン(情報伝達を担う、中枢神経の栄養因子、多くの酵素の活性中心に存在)

・チロシン(アドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミンの材料、甲状腺ホルモンの材料)

・システイン(たんぱく質の立体構造に関与、タウリンの成分、補酵素の成分)

・アスパラギン(水素結合、糖鎖の結合、オキサロ酢酸の材料)

・プロリン(コラーゲンの材料、角質層保湿作用、コラーゲンコラーゲン修復作用)

・アスパラギン酸(アラニンの原料、神経伝達物質)

・グルタミン酸(興奮性神経伝達物質、アンモニアのコントロール、アンモニア解毒の基質(脳)、GABAの材料、グルタチオンの材料)


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