モンペ

・小児科医・小児神経科医、大学院生 ・猫と娘2人(4歳、2歳)と妻の5人暮らし。 ・某…

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・小児科医・小児神経科医、大学院生 ・猫と娘2人(4歳、2歳)と妻の5人暮らし。 ・某大学医局にするもカツカツの経済状況。 ・大学病院に残るためのお金のやりくり、資産形成の備忘録です。

最近の記事

【有料記事】医師の家計簿の裏側!年に一度の秘密の出費大暴露!

こんにちは、皆さん!今日はちょっとした家計簿のお話をシェアしますよ。ええ、そのお話、もしかしたら毎年の固定費以上に驚きと笑いが詰まっているかもしれません。ぜひ、最後までお付き合いくださいね。 さて、私、最近家計簿の整理をしているんです。毎月の固定費はもちろん、目に見えないお金の流れも追ってみることに。 固定費だけでもお財布の中身が心もとないのに、そこに住民税や学会費用などが絡んでくると、まるでお金が風船のようにパンパンに膨らんでいくような感じ。こっち見ても、あっち見てもお

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    • 妊娠中のアセトアミノフェン使用と子供の学童期の行動異常との関連:新研究の洞察

      妊娠中のアセトアミノフェン使用と子供の学童期の行動異常との関連に関する論文の紹介です。ちょっと昔の論文ですが Association of Acetaminophen Use During Pregnancy With Behavioral Problems in Childhood: Evidence Against Confounding Evie Stergiakouli et al. JAMA Pediatr.2016 Octorber 簡単にまとめますと 妊娠

      • "小児の摂食障害: 初診から退院後までの対応と注意点"

        こんにちは、皆様。今回は小児の摂食障害について、初診から退院後までの対応と注意点を詳しくまとめてみました。なお、診療にあたってはガイドラインなど最新情報を参考にしていただければ幸いです。 初診時の対応 慢性の脱水症に注意: 血液検査値が正常でも、外来で急速輸液は避けます。特にうっ血性心不全や帰宅後の摂取量の低下の懸念があります。これにより、脱水に関する的確な判断が必要です。 血液検査の見かけ上の正常値: 摂食障害患者が痩せている場合でも、血液検査値が正常であることがあり

        • "チック障害: 症状、原因、そして適切なアプローチについて"

          こんにちは、読者の皆様。今回の記事では、チック障害について詳しくご紹介します。その症状や原因、そして適切なアプローチについて掘り下げてみましょう。 チック障害とは? チック障害は、筋肉群の一時的な不随意な動きや発声を伴う疾患です。ここでは、チック障害に関するさまざまな側面を見ていきます。 典型的な症状の特徴 症状は通常4〜5歳の頃に瞬目や他の動きとして発現します。 8〜9歳頃にピークに達し、その後は軽快することが多いとされています。 症状は睡眠中にも出現することが

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        • 妊娠中のアセトアミノフェン使用と子供の学童期の行動異常との関連:新研究の洞察

        • "小児の摂食障害: 初診から退院後までの対応と注意点"

        • "チック障害: 症状、原因、そして適切なアプローチについて"

          "学習障害(LD): 特異的な分野の課題とサポート方法"

          お読みいただきありがとうございます。この記事では、学習障害(LD)に焦点を当て、その特異的な課題や診断、さらには効果的なサポート方法について詳しく解説します。 学習障害の特異な課題 学習障害は、全般的な知能が正常であるにもかかわらず、特定の分野での学習が難しい状態です。例えば、読み書きや計算などが含まれます。その原因は様々で、音韻処理や急速な聴覚処理、小脳機能など、脳内の特定の領域と関連することが考えられています。 学習障害の症状と診断 学習障害の症状は個々に異なり

          "学習障害(LD): 特異的な分野の課題とサポート方法"

          "ADHD(注意欠陥多動性障害): 注意点と支援方法

          こんにちは、ADHD(注意欠陥多動性障害)に関心をお持ちの皆様。この記事では、ADHDの症状や成人期における注意点、そして有効な支援方法について、詳しく解説いたします。 ADHDの症状 ADHDは、主に以下の特徴的な症状で特定されます。 不注意: 注意を保つことが難しく、細かい作業やタスクに集中できない状態です。勉強や仕事でのミスが増えることがあります。 多動性: 落ち着かずに動き回る傾向があり、じっと座っていることが難しいことがあります。手や足を絶えず動かすことが特

          "ADHD(注意欠陥多動性障害): 注意点と支援方法

          "2歳から3歳の健診: 成長と発達の最新情報と注目ポイント"

          こんにちは、2歳から3歳のお子さまを持つ親御さん。健診の際の成長と発達に関するポイントを詳しくご紹介します。 成長と運動の進化 運動の発達: 赤ちゃんはますます活発に動き回り、走ったり階段をのぼったり、ジャンプを楽しんでいます。彼らの体力と運動能力の成長を楽しみましょう。 言語の発達と自我の表出 言語の進化: 言葉の使用も進化しています。2語文を組み立てたり、自我がはっきりと出るようになっていることが多いです。また、「いやいや」といった自分の意志を表す言葉も聞かれるこ

          "2歳から3歳の健診: 成長と発達の最新情報と注目ポイント"

          "1歳6ヶ月健診: 赤ちゃんの成長と気を付けるポイント"

          こんにちは、1歳6ヶ月になる赤ちゃんのママ・パパの皆さん。健診での成長の確認と、注意すべきポイントについて詳しくお伝えします。 成長のポイント 食事の進化: この頃、赤ちゃんは大人の食事にも興味を持つように。手づかみ食べやスプーンの使い方を楽しんでいます。食材の切り方や食べやすさに注意しながら、バラエティ豊かな食事を提供してみましょう。 予防接種: 健康のために予防接種スケジュールを確認。この時期には、MR(麻疹・風疹混合)、水痘、ムンプスの接種があります。また、予防接

          "1歳6ヶ月健診: 赤ちゃんの成長と気を付けるポイント"

          "1歳健診: 赤ちゃんの成長と注意点"

          こんにちは、新しいステージへと成長する赤ちゃんたちのママ・パパ。1歳健診の重要ポイントと、この時期に注意したいことをご紹介します。 健診のポイント 貧血チェック: 赤ちゃんの貧血の有無を確認。貧血の兆候がある場合は、鉄摂取に気を付けましょう。 予防接種の確認: 予防接種の抜けがないかを確認。MR、水痘、ムンプスなどのワクチンの接種が必要です。 発達のチェック: 伝い歩きや物をつまむなど、赤ちゃんの発達の進捗を確認します。 歩行のスタイル ハイガード、ミドルガード、

          "1歳健診: 赤ちゃんの成長と注意点"

          "6-7ヶ月健診: 赤ちゃんの成長とママ・パパへのアドバイス"

          こんにちは、新米パパ・ママの皆さん。赤ちゃんの成長を見守る6-7ヶ月健診がやってきました。健診のポイントと共に、親御さんへのアドバイスをお伝えします。 健診のポイント 離乳食のスタート: 離乳食が始まっているかどうかを確認します。食べ始めた食材や進行状況について確認します。 ハンカチテスト: 6ヶ月で両手で持ち、7ヶ月で片手で持つ能力をチェック。知的障害や片麻痺の兆候を捉える重要なテストです。 座位と発声: 座位を保つ力や、喃語、顔の識別能力(人見知り)を確認します。

          "6-7ヶ月健診: 赤ちゃんの成長とママ・パパへのアドバイス"

          "4ヶ月健診: 赤ちゃんの健康チェックとよくある質問"

          こんにちは、新しいママ・パパの皆さん。赤ちゃんの成長を支えるために大切な4ヶ月健診についてお伝えします。どんなことに注意すればいいのか、詳しく見ていきましょう。 健診のポイント 発達: 首座り、追視、笑顔、原始反射の消失などを確認します。ガラガラの握り方や腹臥位の支持力もチェックします。 指導: 夜は暗くして寝かすこと、外気浴、離乳食の導入時期(5ヶ月以降)などを指導します。 体重: 哺乳の量や回数を確認し、適切な体重増加をサポートします。 予防接種: 予防接種の実

          "4ヶ月健診: 赤ちゃんの健康チェックとよくある質問"

          赤ちゃんの健康チェックとよくある質問

          こんにちは、新しいママ・パパの皆さん。赤ちゃんの成長をサポートするために重要な1ヶ月健診についてお伝えします。どんなことに気を付ければいいのか、詳しく見ていきましょう。 健診のポイント 栄養摂取: 哺乳量と回数を確認し、母乳の場合は適切な栄養を摂取しているか確認します。1日に25-30gの体重増加が目安です。 母親の健康: 出産後の母親の様子や自宅の状況もチェックします。 よくある質問と対応 鼻詰まり: 赤ちゃんの鼻詰まりについて、簡単な対処法を説明します。 湿疹

          赤ちゃんの健康チェックとよくある質問

          幼児の発達健診: 早期発見と育児サポート

          こんにちは、皆さん。今回は、幼児の発達健診についてお話しします。発達のチェックポイントと診察のポイントを見ていきましょう。 健診の種類と目的 公費健診: 3-4ヶ月、6-7ヶ月、9-10ヶ月、18ヶ月、3歳の集団健診があります。 自費健診: 1ヶ月、1歳、2歳の健診が行われます。 その他の健診: 地域によっては5-6歳の健診も行われることがあります。例えば、東京では行われません。 健診の目的 早期発見と早期介入を促し、子どもの成長発達をサポートします。 育児の支

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          "小児における起立性調節障害の治療と対処法"

          こんにちは、読者の皆さん。前回に引き続き、今回は小児における「起立性調節障害(POTS)」の治療と対処法についてお伝えします。 外来治療の対応策 疾病教育: 患者と家族にPOTSについての理解を深めるための教育を行います。 非薬物療法: 水分・塩分摂取や生活リズムの改善など、生活習慣の調整が重要です。 学校への指導や連携: 学校への病状や対処法の説明、支援の提供を行います。 薬物療法: 中等症以上の場合は、非薬物療法に加えて薬物の使用が検討されます。 治療の

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          "起立性調節障害:気をつけておきたい症状と対処法"

          こんにちは、皆さん。今回は「起立性調節障害(POTS)」についてお話しします。突然のめまいや意識の失神、疲れや動悸などが生じることがあり、日常生活に影響を及ぼすことも。そんなPOTSについて、症状と対処法をご紹介します。 POTSとは? 起立性調節障害(Postural Orthostatic Tachycardia Syndrome、POTS)は、主に若い女性にみられる疾患で、体位変化(座って立ち上がるなど)に伴って急激な心拍数の上昇が起こる特徴的な症状を伴います。めま

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          "動物咬傷と虫刺症:異物混入からアレルギーまでの対処法"

          こんにちは、みなさん。今回は、動物咬傷と虫刺症について、異物混入からアレルギーまでの対処法についてご紹介します。急な出来事に対する初期対応が大切ですので、ぜひ参考にしてみてください。 動物咬傷の対処法 イヌとネコの咬傷: 動物咬傷の80~90%がこれらによるものです。狂犬病と破傷風のリスクがあるため、ワクチン接種歴を確認しましょう。咬まれた部位や傷のサイズ、深さ、出血量、異物混入の有無をチェックし、合併症の可能性に注意を払いましょう。 ネコの咬傷: バルトネラ抗体検査の

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