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Amazon freshのお肉をステキに の話
お肉、してますか。
ネットスーパーで買い物をするようになって、当然Amazon Prime Now!!も使っていた訳ですが、なんとPrime Nowがサービスアウト… かなしみ…。
と思っていたら、まあ少し条件は厳しくなったものの、普通にAmazon freshとして継続という形で、しかも前は使いにくいアプリを使わなくちゃいけなかったものが普通にブラウザで注文できるわけですから、もうそりゃラクラクでした。
ということで、ゴッソリ買うタイミングだったのでそのまま値段あわせに冷凍のお肉を買ってみました。
値段で言うと260円/100gくらいなので、アンガスとしては標準的なラインでしょうか。自分で買ってきて冷凍するよりはずっと状態がよく冷凍されている(はずw)なのと、見た感じ厚手の真空パックなので、ちょっとそれを利用した料理ができるかな?ということで、購入してみました。
1. まずは事前解凍
溶かさないで焼くのは基本無理なので解凍します。
解凍というと一気に温度を上げがちですが、解凍とは「凍る温度よりも高ければ溶ける」わけです。まあだいたいパーシャル庫なら使う日の2日前、普通の冷蔵庫なら前日に入れます。これで8〜9割くらい解凍されます。
ここを手を抜いて「常温でとかせばよいわ」とか「流水で溶かすわ」とすると、温度が高すぎるので基本的に台無しです。
肉がまだすこし凍ってるかな?くらいの手触りが残りつつ、弾力がでていればOKです。次の作業に入る前にキッチンに投げ出しておきましょう。今回はそのまま使うので包装はとりません。
2. 大きめの鍋に水を入れてドボンして60度死守
大きめの鍋に水を入れて、できれば何かを使って上げ底にします。これは鍋底の肌に直接包装が触れないようにするためです。
まだ火を付けません。
上げ底の上に解凍した肉を置き、ひたひたになるまで水を足します。ひたひたになったら、弱火にかけ、鍋を混ぜながら水温を60度まで「ゆっくり」上げます。
いわゆる低温調理ですので、アレとかソレを持ってる人は使って終わりです。
上がりすぎていたら取り出して氷で水温を下げてからもう一度入れましょう。体験的には80度を超えて時間を経過させなければ致命傷にはなりませんが、できれば60度キープです。80度超えてくるとただの煮牛になります。
また、最初に弱火でゆっくり上げる理由は、肉の芯と表面、そして肉と水の間でしっかりと熱交換させるためです。
温度が立ち上がったら蓋をして火を止めて、10〜15分毎に弱火で温度を立て直す…を繰り返して、最低2時間以上は維持します。
体感的なものですが、60度調理の場合、脂身が美味しくなるのは最低でも60度2時間、できれば半日くらいは欲しいところです。ただ、これは肉にもよります。よく使うオージー、アンガスの肩ロースなどはやはり3時間〜かけた方が美味しいです。
すいません、ここまでは写真とってません!
3. 取り出して焼きをいれる。
取り出すとこんな感じですね。
「に、肉汁が!!!!」
はい、肉汁信奉は捨ててください。
肉が硬くなるか柔らかくなるかは肉そのもののタンパク質の温度による変化の問題だけですし、汁がでたところで旨味に差などでません。 安心してください。 おいしかったんで!!
これまた写真にとっていなかったのであれですが、結構どっぱり汁はでますので、ちゃんと取っといてソースにつかってください。
4.塩とコショウ振って焼く
≪え? 焼くの?≫
そう思われた方もいらっしゃるかと思いますが、「焼き目」は香りと香ばしさを引き出すために絶対に必要です。
これだと少し多いかな?くらいの塩をふり、コショウをかける。
フライパンを加熱し、太白ごま油かバターを溶かして、高い温度で表面だけを片面20秒以下でカリっと焼いてください。
ここでジャージャージュージュー長い時間やったら台無しです。
そうするとこうなります。
カットした肉肌はしっとり。表面は焼き色がつきました。
この肌のしっとり感、インターネット老人ならご存知かと思いますが「鳥ハム」と同じです。まあ、作り方ほとんど同じですからね。
後は、肉汁を醤油やワインやなんかとかかんかとかと混ぜて適当にソースをつくってお召し上がりください。今回はインドのマサラを使ってガーリックマサラ醤油で食べました。ああ、うまい。
… … …
ということで、今回はAmazon freshの≪冷凍≫厚切りステーキ肉をちゃんと仕上げられるのか?! という話でしたが、思いのほかちゃんと仕上がり、また、いい具合のお肉でした。 やはりお肉は厚切りが扱いやすいですね。そんな話はまたいずれ機会があれば。
お試しあれ٩( ˘ ᗨ ˘ )و
撮影、活動のおこづかいにさせて頂きます ٩( ˘ ᗨ ˘ )و