そっちもこっちも

2023年2月末。
母親が心不全で数週間入院した後退院し、週1通院のフェーズになる。
父親も母親が無事に家に戻って来たので安心している。
暫しの平穏期間…でしたが
翌月の3月に
父親、意識障害で救急搬送。
夕方過ぎだったか、布団に寝転がりながらテレビを視ていたと思ったら急に聞き取れないことばを羅列し始め倒れる。
こんな事は初めてで、驚いてとにかく救急車を呼ぶ。
コロナ禍の救急搬送事情のひとつ、近くの消防救急は出払ってるらしく武蔵村山から来てくれた。
なので、救急隊員が家に着いた頃には、父親はだいぶ普通に戻っていた。
ともかく近くの総合病院へ搬送され、
MRI検査をして、一泊もしないでそのまま家に戻った。
後日診察に行くと、別段気になるモノは見つからない。
しかしその後、右側から多少のよだれと右手の振戦が出る。
心拍と同じリズムの震え、それよりも細かい動き。
日によって違う震えが出る。
箸でご飯が食べられない。
薬ビンの蓋も開けられない。
朝の挨拶のお水の変えも難しい作業になる。
「このままシンセンが収まらなくなったらどうするんだろ…」
って思いながら手伝いをしていたら、
何故か4日目でピタリと止まった。
ひと月後、もう一度MRIを撮る。
やはり異常はない。
「老人性てんかん」という診断。
てんかんの薬を処方してもらう。
父親と母親
そっちもこっちも
お互い張り合う様に病気発症。


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