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新卒。社会人になって1週間

社会人になって初めての休日。
何をして過ごしたらいいのか分からない。

初任給が入るのは5月中旬だし、GWでお金使うために今はあんまり出費したくない。でも明日は一つ展示を見に行ってみようかなとは思っている。そんな今日この頃。

覚書き程度。
休日にもやらなきゃいけないこと、進めなきゃいけないことたくさんある中で、自分が1週間で感じたことを文字として残すことは、どれだけ大切なんだろうか。

きっと優先順位をちゃんとつけたら、そんなに高いものではないかもしれないけど、社会人8日目の自分はもう、今日しかいないのだ。

社会人8日目の自分が思っていることをちゃんとここに書き留めないと、気が済まなかったから書く。

一言で言ってしまえば

1週間を一言でまとめてしまうなら、

「この会社に入れてよかった」

この一言に尽きる。

だって、この会社、めっちゃ変。

①入社初日、スーツで行ったら浮いた

入社初日、スーツで行ったら(ちょっと外して紺のスーツとカジュアルなブラウスで行ったのだけど)同期だれもかっちりした服着てなくて、ちょっと浮いた。

スーツで行って浮くってどんな会社だよ、と思いながら。

②会社のロゴを自分で選ぶ

10種類のロゴデザインの中から、この会社を表しているロゴを自分なりに考えて選ぶ。それが自分の名刺にも、カンパニーHPにも反映される。

社員さんが選んでいるロゴマークも様々だ。

クライアントワークで本当に様々な分野の案件を手掛けるこの会社。

ロゴマークは1つじゃなくてもいいのでは

斬新な仮説を立て、10の選択肢が生まれた。

ブランディングブランディングと言われる世の中だが、
人間1人を見てみても、いくつもの側面を持っていて、一言で言い表すことは困難だ。

それは人間に対してだけでなく、会社に対しても同様で、「見る人によって捉え方が変わる会社」という表現なのだろうと私は捉えている。

このロゴがいっぱいプロジェクトは続く予定で、2年後には30個になる予定らしい笑

③名刺も自分でレイアウト、入稿

もちろんある程度のフォーマットは決まっているが、そこから崩すか崩さないかも各自の判断。
名刺に載せたい自分のポートフォリオだったり、URL・QRコードがある場合はそれもまた、各自で調整。

④作業するフロアも席も自分で選ぶ

ほぼカフェみたいな感じ。
例えばあなたが、少し作業をしようとカフェに入るとする。
空いてる席を探して、良さそうな席に座る。
お気に入りの席に座れる日もあれば、既に他の人が座っている場合もある。すごく混んでて人がたくさんいる日もあれば、ガラガラの日もある。

そんな感じ。

だから、今日はどのフロアで作業しようかと毎日考えながら出社する。

⑤「あなたはどうする?」を常に問われる

名刺もロゴの体験もそうだし、ランチのタイミング、作業をする場所、常に「自分はどうするか」を問われている気がしている。

今までの教育で、常に協調性を重視されてきた中で
いきなり主体性を問われると、ギクリとしてしまうこともあるかもしれないが、
今までこうだったから、みんなそうしてるから、より
「自分はこう思う」と思った瞬間が、アイデアが生まれる瞬間だと思う。

CREATIVITY within all

先日、この会社が立ち上げに関わった施設を見に行った。
私は改めて、会社が掲げている "We believe in CREATIVITY within all" を再確認した。

小学生のときは、図工が大好きだった。自分が作った作品が校内で展示されていると、自分のだけが光って見えた。もちろん、自分より絵が上手い子の作品を見たら、すごいなあと思った。その上で自分のもよく頑張って作ったなあと喜々として作品を眺めていた。

いつからだろう。
天才だけがこの世界に何かを作り出せるんだ、と思い始めたのは。

いつからだろう。
自分はセンスがないからと言って、好きだった手芸からも離れていったのは。

いつからだろう。
そうやって"作り出す"ことから離れていったのは。

人間は"思考"することができる。思考することは誰しもが無条件に自由で、その権利を持っている。

どんなアイデアも可能性に溢れていて、何かのきっかけで実現するかもしれないもの。

想像は自由で、無限大だ。それを形にしようとすることが創造。

想像が誰しもが持つ可能性なら、創造だって誰しもができる。

自分の創造性を信じる人が集まれば、その可能性は掛け算されて、どんどん力を増す。

人のポテンシャルってこんなに高いんだ。アイデアってこんなに面白くなるんだ。人ってこんなに何でもできるんだ。面白いな。すごいな。楽しいな。未来明るいな。

いつからか諦めていた、私自身の創造性さえも信じたいという気持ちが強くなって、なんか泣きそうになった。

総じてタイミングに恵まれている

入社したばかりの新しい環境の下では、コロナウイルスは影を薄くし始め、人と人の対面の関係性が少しずつ戻ってきている。

新入社員としては、すごくありがたい。

そして、この会社は新卒採用を始めて9年目らしい。
新卒を受け入れ始めたときは、新人の教育システムも整っておらず、社員と新卒社員とで、互いに珍獣を見るような目で、探り探り関わっていたらしい。

9年経った今となっては、新卒で入社した先輩もたくさんいて、教育システムもそこそこ整ってきている。

そういう意味でも、このタイミングでこの会社と関われる年に生まれてラッキーだと思う。

まだ入社して1週間、会社のいいところしか見えてないピュアなベイビーだけど、

人生初の社会人がこの会社で始められることがとても嬉しく、楽しみだ。



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