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私と家族のこれまでとこれから

長期ひきこもりの私には現在家族がいる。
家族構成は父親、母親、姉、私である。それぞれ分けて家族に対する感覚を書いていこうと思う。

父親

人生で父親と会話した記憶がほぼほぼない。思い出も特にない。
だけど何故が父親のことを子供時代は結構好きだった記憶がある。何故だろうか。今になっては不思議だ。
中学生の時にひきこもりになっても特になにかを言われた記憶もない。

関わった記憶を思い出すと、昔に私が統合失調症の症状が酷い頃に突然部屋にやってきて私を抱きかかえて車に乗せて精神病院に強制的に入院させられたとか位だろうか。
あとからその時に、父親は腕を骨折したことを母親から聞いた。母親の言い方的に私に対して骨折したことでの結構不満をいっていたようだ。
まあ、仕事が趣味の人だから困ったことにその時はなったのだろう。

あと他に会話した記憶で思い出すことがある。
ひきこもりになり何十年も過ぎた頃統合失調症も落ち着き将来の心配で、お金について残して欲しいと頼むというひきこもりあるあるのダメ人間なことをいってしまった。
そんな私に父親は、お金については大丈夫、そんなことは心配しなくていいから母親と一緒に旅行でも行ってきたらいいと言われたことをたまに思い出すことがある。

そして現在。

父親は老人ホームにいる。父親は言った通りに心配しないでいいかもしれない金額の大体2億円位のお金を残してくれた。
最初は家族で家でお世話をすることを考えたが、やめることになった。
最初は仕事をしたい、帰りたいといっていた父親も今では病気のせいもあり静かな人になってしまった。
私にせめて、できることは面会に最後まで行くことだろうと思っている。




父親と同じで人生で会話した記憶があまりない。
これからもないかもしれないし、変わることもあるかもしれない。

ちなみに姉も長期ひきこもりである。

私が精神病院に入院するのに病院探しをしたのが姉だったらしい。そのせいかだろうかはわからないが、私のこと嫌い?と聞いてきた時に何も答えられなかった。
好きが嫌いか分からないが、若干妬ましいとは思っている。父親に色んな差をつけられて扱われてきたので妬ましいというか不満はある。

将来的に母親が亡くなったあと一緒に暮らすか、私の持ち家だけど私が出ていくか、結構悩んでいる。
できれば、できればだけど同居人として、自分のことを自分でやれるようにお互いがなれれば一緒に住む未来があるかもしれない。

母親

とてもお世話になっている。かなりといった方がいいだろう。
母親とは会話は子供のころから結構してる。現在も私のとりとめのない話を穏やかに聞いてくれる。おかしいことを私が言っていれば指摘もしてくれる。

母親のことは好きだと思う。
優しい人だと思う。厳しさがない人でもあった。
働けと言われた記憶はあまりない。働く能力は私にはないだろうと判断をしたのはいつ頃だったろうか。今ではずっと家にいていいよ、ということすらある。
作業所に行って息抜きできるなら行ってきなよとも言ってくれている。

昔私は結構デブだった。現在は30 キロ程痩せた。
理由は母親である。母親がデブを結構嫌う人のようで、たまに痩せて欲しいと元々言われていた。
母親が生きている間は体重を維持しようと思っている。

母親はこれから老いていき、最後は看取ることになるだろう。
ひきこもりはこれからも変わらないが、できるだけ母親には優しくしていきたい。
でも人との交流の経験があまりなく人に優しくするってどういうことなのかよく分からない。
分からないなりに頑張るしかないのであろう。


今の私の穏やかな生活がいつまで続くのかは、分からない。
結構今の生活を好んでいるのである。

どうか、できるだけ長く今が続きますように。

そんなことを考えて今日も家族と生きている。




























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