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徹底解説!レックウザクワガノンデッキ!(有料)

こんにちは!桃屋のでんでんです!

この記事ではCL新潟で使用し、8-2という成績を修めたレックウザクワガノンデッキを徹底的に解説します。
内容としては以下のものになっております。

目次
1.デッキレシピ
2.環境考察
3.採用理由
4.採用しなかったカード
5.主な立ち回り
6.環境デッキとの相性
7.反省と改善点

レックウザクワガノンを使ったことがない方や、使ってみたいと思ってる方はもちろん、普段使ってる方にも読んでいただきたいと思います。

もし興味がある方はご購入おねがいします!

1.デッキレシピ
自分が使用したレックウザクワガノンのレシピがこちら

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2.環境考察
CL新潟前で一番強いデッキがジラーチサンダーとズガドーンアーゴヨン。そのため新潟にはこの2つか、この2つに勝てるデッキを選択するのが無難だと考えました。しかし、この2つに安定して勝てて、さらに他のデッキにも高い勝率をとれるデッキを作ることはできませんでした。

また、新潟に来る多くの人は
・環境トップのジラーチサンダーorズガドーンを選択する人
・ジラーチサンダーとズガドーンに勝てるとされるデッキ(キュウコンジュナイパー、ジュカインジュナイパー等)を選択する人
の2種類にわけられると予想しました。

当初の候補であったジュナイパー系統はサンダースGXやマーシャドーがきつく、安定して勝てないことが発覚。
かといって素直に環境トップを持っていく選択肢は自分の中ではありませんでした。
なぜなら前回のCL東京では強いとされたロストマーチを素直に選択したところ、見事にロストマーチメタデッキしか踏まず、惨敗したからです。
この経験から、今回もトップデッキをメタった新デッキが多く出てきて、素直な選択では勝ちきれないと予想しました。

こうした予想と検証を経て辿り着いたのが

トップデッキのメタデッキに勝てるデッキを選択すればば勝ち上がれるのでは??

といった発想

そこで辿り着いた答えがレックウザクワガノン。
レックガノンならば、ジラーチサンダーをメタった高耐久デッキに対して強く、またジラサンとズガドーンにも構築やプレイング次第である程度は勝てることが判明。

サーニーゴさんのレポにあるように、前日に強いルガゾロが完成しましたが、プレイングに自信がなかったため断念しました。(サーニーゴさんのレポはこちら https://note.mu/momoyapokeca/n/nc47f41bc35ff )

3.採用理由
ここからはレックガノンのレシピをなぞりながら各カードの採用理由を解説します。

・レックウザGX3枚
…メインアタッカー。たまに勘違いしてる人がいますが、疾風怒濤はあまり使いません。また、ベンチにレックウザを複数並べる必要はありません。
理由としては、エネルギー加速は基本的にストロングチャージで足りる点、空いたベンチのスペースをマーシャドーやカプテテフに使うことができる点が挙げられるからです。
そのため、疾風怒濤でキーカードが落ちる心配が無く、ベンチを絞ることができる点がクワガノン型の強みと言えます。

・アゴジムシ3枚
…システムカード。初手で必ず場に出したいため3枚採用しています。基本的には2枚場に用意できれば十分です。ごくごく稀に技を打つことがあります。

・クワガノン3枚
…システムカード。場に1体は必ず出したいカードです。150ダメージ出せるので、対非GXデッキ相手には攻撃することもよくあります。

・カプテテフGX2枚
…展開、詰め用カード。序盤のリーリエ、終盤のグズマをもってくるために使うことが多いです。技も優秀でクワガノンと相性がいいため、よく攻撃します。
ストロングチャージ+手張りで60ダメージが出せるので、序盤のアタッカーとしても活躍してくれます。

・マーシャドー1枚
…妨害用カード。このカードには役割が大きく分けて二つあります。一つ目は中盤以降の妨害カード。クワガノンさえ立ってしまえばあとは相手の手札干渉をしながらマウントを取りにいけるのがこのデッキの強みです。
二つ目は序盤の相手からのジャッジマンケア。このデッキは後攻1ターン目、先行2ターン目にテンペストGXを打ってクワガノンを立てにいくことが多いです。しかし、その返しにジャッジマンやマーシャドーを使われるとクワガノンが立たなく、厳しい展開を強いられます。
そのため、ハンド干渉が入っていると予想されるデッキに対しては、先にこちらから相手の手札に干渉して、テンペストGXを打ちます。
すると返しにジャッジマンが飛んでくる可能性はほぼ無くなります。
相手のハンドを減らしつつ、自分は大量ドローをする、この動きが弱いはずがないですよね。

・シェイミプリズムスター1枚
…サブアタッカー。非GXのため、盤面を非GXのみにすることができます。これにより相手にサイドを2-2-1-2と取らせることができ、攻撃するターンを1ターン多く稼ぐことができるようになります。
逃げ0は強いですが、あくまでオマケです。フェローチェのように逃げ0要因としてベンチに置いてしまうと、すぐ倒されてしまうのでオススメしません。

・カプコケコプリズムスター1枚
…打点UPカード。このカード1枚でレックウザの打点が60上がります。手張り2回+ストロングチャージ+せんじんのまいで場にエネルギーが6枚貯まるため、先行2ターン目にズガドーンGXやカプテテフGXを倒すことが可能になります。(+疾風怒濤で210まで出せます)
疾風怒濤でトラッシュしたくないカードNo1なので、なるべく序盤にハイパーボールで手札に加えておくことをオススメします。
サンダーを倒すことができるので、非GXアタッカーとして使うこともできます。

・ゼラオラGX1枚
…サポートカード。このポケモンのおかげで、逃げエネの重いアゴジムシやクワガノンが縛られることが無くなります。そのためジュナイパー戦等で使う機会が多いです。
便利だからと何も考えずに置いてしまうと、デスローグやあくのいましめの打点になったり、スレッジハンマーで倒されてしまうので要注意です。
レックウザよりもHPが10高いため、耐える読みで攻撃することもあります。このデッキでは打点UPカードが無いため、主に非GX相手(アローラナッシー、ニダンギル等)で使います。

・デンジュモクGX1枚
…サブアタッカー兼メタカード。対ジラーチサンダー戦ではメインアタッカー。また、特殊エネしか攻撃手段が無いデッキをこの1枚で詰ませることができます。サンダーを倒せることや、技の追加効果も優秀のため、基本雷軸のジラーチサンダー相手でもメインで動かすことが多いです。
そしてGX技も強く、後攻1ターン目にアゴジムシが1体しか置けなかった場合でも、GX技でグズマをサイドに送ることができれば、アゴジムシの生存確率がかなり上がります。これは主にジラーチサンダー戦で使うテクニックになります。

・ハイパーボール4枚
…展開用カード。初手にリーリエから大量ドローを狙ったり、カプコケコプリズムスターの起動用にエネルギーをトラッシュしたりと、万能カードです。
このデッキはエネルギーが大量に入っているので、コストに迷ってもとりあえずエネルギーを切ればいいので楽です笑。

・ネストボール1枚
…展開用カード。初手でアゴジムシを置きやすくなります。レックウザをそのままベンチに出しても問題ないことが多いです。

・ミステリートレジャー1枚
展開用カード。レックウザ、カプテテフ、マーシャドーに触れるカード。5枚目のハイパーボールのように使うことができます。初手安定カードなのでもっと増やしたいです。

・レスキュータンカ1枚
…リカバリーカード。ハイパーボール、疾風怒濤、テンペストGXでやむなくトラッシュしたカードを回収するために1枚採用しています。初手で手札にレックウザとタンカがある場合、疾風怒濤からあえてアゴジムシを落として、タンカで回収しベンチに出すことも狙えます。ですがこれはただのギャンブルなので本当に厳しい盤面の時だけやりましょう笑。

・ふしぎなあめ4枚
…システムを立てるためのカード。このデッキはクワガノンが立たなければ始まらないので4枚採用しています。クワガノンはハイパーボールで触れますが、このカードはサポートのデンジでしか触ることができません。そのため、なるべく素引きしたいので4枚フルで採用しています。

・エネルギーリサイクル2枚
…リソースカード。1枚だけでは足りないor欲しいときに引けません。このカードをデンジで持ってくる動きもあまり強くなく、なるべく素引きしたいカードのため2枚採用しています。

・カウンターキャッチャー1枚
…逆転用カード。大会前日にグズマ1枚をこのカードに差し替えました。
ジラーチサンダー戦で、ジャッジマンを打ちつつ、ベンチのマグカルゴを倒したかったからです。
他にも対GX相手では、サイドを2-2-2で取りたいため相手の非GXアタッカーを交わすために使います。
当日は、マグカルゴ入りのジラーチサンダーは当たりませんでしたが、アローラベトベトンを縛るために使うことができたので採用してよかったです。

・リーリエ3枚
…初手で打ちたいサポート。手札にふしぎなあめや、クワガノンを持ったまま大量ドローができるため、次のターンにクワガノンを立てやすくなります。
本来はリーリエ1枚がダイゴの決断になる予定でした。先攻1ターン目に関しては、欲しいカードを引けるか分からないリーリエよりも、確定サーチの方が強いからです。
では何故リーリエなのか、その理由は「採用しなかったカード解説」で後ほど紹介します。

・シロナ2枚
…中盤以降使うサポート。手札がエネルギーまみれになった時に使うことが多いです。ストロングチャージで山札をある程度圧縮できるので、欲しいカードは引きやすいですが、それでも過度の信用は禁物です。

・ジャッジマン2枚
…妨害用カード。主な役割はマーシャドーとほぼ同じのため、ここではマーシャドーとの違いを比較しながら書きます。


~マーシャドー~
・メリット…サポート権を使用せず手札干渉ができる。
・デメリット…攻撃できないポケモンであるためベンチを埋めてしまい、簡単に倒されやすい。

~ジャッジマン~
・メリット…ポケモンでないため、負け筋として場に残ることが無い
・デメリット…サポート権を使用してしまうため、その後の自分の動きが弱くなることがある

ベンチを埋めない点が複数採用しやすく、ジラーチサンダー戦では2度使うため、2枚採用しています。

・デンジ2枚
…便利カード。序盤にクワガノンを立てるためにハイパーボールやふしぎなあめを持ってきたり、中盤以降にネストボールを持ってきてアタッカーを用意するために使います。
クワガノンがいれば、デンジ1枚でデンジュモクが即起動できるため、ジラーチサンダー戦では有力なカードとなります。

・ワンダーラビリンス1枚
…妨害用カード。フェアリータイプ以外の殆どのデッキに刺さるカードです。レックウザも要求エネが増えますが、疾風怒濤、手張り、ストロングチャージで4枚張ることができるので特に問題はありません。
このデッキはスタジアムが計4枚入っているため、相手のスタジアムを壊しきることが可能です。

・フラダリラボ
…メタカード。仮想敵はジラーチサンダー。また、こだわりハチマキの効果を消せるため、レックウザの耐久を上げるカードとして使えます。(ベンチ3体デスローグ、白銀の風等)
当初公開されたジラーチサンダーは戒めの祠が1枚のみだったが、新潟前は戒めの祠多投+サンダーマウンテンを採用してる型が増えたため、それに伴いこのカードの採用枚数も増えました。

・エネルギー各7枚
…削ることも考えましたが、リソース管理がむずかしくなるため削りませんでした。

4.採用しなかったカード
採用しなかったカードの解説をします。

・レックウザの4枚目
…アタッカーが多く、レックウザをベンチに複数並べる必要が無いため不採用にしました。

・アゴジムシの4枚目
…初手に2体並べる必要があるため採用したかった。しかし、スタートしたら弱い点を考慮し、代わりにネストボールを採用しました。

・マーシャドーの2枚目
…ベンチスペースがきつくなる点やスタートしたら弱い点を考慮し不採用にしました。

・ダダリン
…予選1位のレックウザには採用されていたカード。主な役割はサブアタッカーで、シェイミとの違いは
・HPが高い点
・タンカで使い回すことができる点
そのため採用を考慮しましたが、主な仮想敵となるジラーチサンダー相手にはデンジュモクの方が場に残りやすく、他の妨害カードと合わせて使いやすいと判断し不採用にしました。

・ダイゴの決断
…先行1ターン目に打つ為のカード。当日の朝にデッキに入れようとしたが、サーニーゴさんがホテルに忘れてきたため不採用となりました。イワンコの声よりもダイゴの声を聞いてほしかった。

・ミステリートレジャー2枚目
…ダイゴの決断が見つからず焦った結果、初手安定カードとして代わりにリーリエを採用しました。
冷静になって考えたら、リーリエよりもミステリートレジャーの方が良かったです。
何故なら初手にリーリエを打てる確率は変わらなく、エネルギーを切れたり、メインアタッカーのサーチをしたりできるから。
しかし、気付かなかったため不採用です。

・ポケモン入れ替え
…予選1位のレックウザに入っていたカード。自分は脳死でゼラオラを採用していたため、不採用というか思いついてすらいなかったです。ゼラオラとの違いは

~ポケモン入れ替え~
・ベンチスペースが空く
・後攻1ターン目にテンペストGXがうちやすくなる
~ゼラオラ~
・サブアタッカーにもなれる
・特性が止められなければ常に縛られない&逃げ0を用意できる

といったところでしょうか。二つ目は盲点でした。ゼラオラでも後1にテンペストをうつことは可能ですが、入れ替えの方が要求枚数が少なく済みます。

・グズマの4枚目
…カウンターキャッチャーの採用に伴い、入れ替わりで不採用となりました。疾風怒濤をしないデッキのため、不意にトラッシュされることも少なく、足りないということは無かったです。

・まんたんのくすり
…対非GX用カード。ストロングチャージと相性が良いため採用を検討しました。しかし対ジラーチサンダーにはまんたんの薬で1ターン稼ぐことよりも、フラダリラボで相手のジラーチを封じ、2ターン以上稼いだ方が勝ちやすいと判断し不採用にしました。そのためこの枠にフラダリラボの3枚目が入っています。

・エレキパワー
…クワガノンでズガドーンをカプコケコ、デンジュモクで小マッシを倒せるようになるため採用を検討しました。
こだわりハチマキと違って
・フラダリラボの影響を受けない
・非GXに対しても有効
であるため、ハチマキより優先度は高いです。
しかし、ズガドーンにはそもそも微有利がついており、ジラーチサンダーに対しては妨害を途切らせない方が勝ちやすいと判断し不採用にしました。

5.基本的な立ち回り

・先行の場合
…2ターン目にクワガノンを立てられるように、リーリエでドローします。後攻1ターン目にアゴジムシが倒されやすい相手(ジラーチサンダー等)の場合は、2枚置きましょう。
もし2ターン目にクワガノンが立てられなかった場合は、ジャッジマンorグズマで返しにレックウザが倒されないようにして、テンペストを打ちます。

・後攻の場合
…相手のデッキに手札干渉があるかと、先2でレックウザが倒されるか、を判断します。手札干渉がなく、レックが倒されないと考えられるならば(注1)、アゴジムシを2体置き、テンペストGXを打ちにいきます。
手札干渉があるorレックウザが倒されると考えられるならば(注2)、アゴジムシを置き、ジャッジマンorマーシャドーをしてからテンペストGXを打ちます。
この時注意して欲しいのは、アゴジムシを置くことが最優先であること。相手からしても、先行2ターン目にジャッジマンを打つのはそう容易ではないでしょう。優先順位としては
1.アゴジムシを置く(なるべく2体)
2.リーリエorテンペストGXでクワガノンを立てられる手札にする
3.2にいく過程で相手の手札を4枚にする
となります。
また、手張りも重要です。場にレックウザを出せなかったとしても、何かしらのポケモンにエネルギーを張っておきましょう。雷エネを張っておけば、ゼラオラを出したときに逃げ0として使うことができます。

・2.3ターン目以降
…レックウザが攻撃できる回数を意識します。相手がレックウザをワンパンできるのか、またその回数を考えましょう。
基本的にレックは殆どのポケモンをワンパンできるので、1ターンでもレックが相手の攻撃を耐えることができたなら、その試合はほぼ有利に進みます。
そのため、フラダリラボやジャッジマンで妨害をしていきましょう。

注釈
・注1
…ジラーチサンダー、キュウコンジュナイパー、ジュカイン等
・注2
…ルガゾロ、ズガドーン等


6.環境デッキとの相性
環境デッキとの相性を書きます。

・ジラーチサンダー(UB型)4.5割
基本的には不利。主な勝ちパターンはデンジュモク+フラダリラボ+ジャッジマンの3コンボを決めること。
上記の3枚は1枚だけで使っても効果は薄いです。そのため最低でも2枚は合わせて使うようにしてください。(例:デンジュモク+ジャッジマンやフラダリラボ+ジャッジマン)
また、相手の場にマグカルゴがいる場合は優先して倒しにいきます。理想はグズマ+マーシャドーか、カウンターキャッチャー+ジャッジマンのように2コンボ以上きめること。
スタジアムは4枚入っているので、1ターン目から積極的に貼っていきましょう。

・ジラーチサンダー(雷型)4割
…不利。主な勝ちパターンはフラダリラボ+ジャッジマン。デンジュモクが刺さらない分、UB型より不利がつきます。とはいえ、技の追加効果が強いため、デンジュモクで積極的に攻撃しにいきます。
手札に貯めたエレキパワーをジャッジマンで流しつつ、ゼラオラを置き、アタッカーをうまく切り替えながら戦いましょう。

・ズガドーンアーゴヨン5.5割
…微有利。負けパターンが先行2ターン目でサイドを2枚取られること。
逆に言えば先にサイドを2枚取りやすいため、レックウザ側が有利と考えます。
序盤に出遅れたとしても、グズマでカプテテフGXを縛って、テンペストGXを打てれば、返しにレックウザが倒されず、自分はサイドを2枚取ることができます。
また、ビーストリングのターンにジャッジマンorマーシャドーを打って、相手に2体目のズガドーンを用意させないことで逆転も狙えます。

・ルガルガンゾロアーク5割
…五分五分。レックウザ側が意識することは大きく分けて2つ
・相手のジャッジマンケア
・なるべくベンチを広げない
ルガルガンゾロアークには基本的にジャッジマンが入っているので、テンペストGXを打つタイミングで相手の手札に干渉しましょう。
また、あくのいましめでレックウザがワンパンされると厳しいので、ベンチはあまり広げすぎないようにしましょう。理想はバトル場レックウザ、ベンチにクワガノンとアゴジムシのみ。
エネ付きのイワンコは放置しても大丈夫です。デスローグでレックウザが倒されたとしても、シェイミで簡単に倒し、サイドを2枚取れ、さらにバトル場を非GXにすることができるからです。まぁ打たれないに越したことはありませんが笑。

・キュウコンジュナイパー7割
…有利。みちしるべをジャッジマンで流し続けましょう。フラダリラボを張れば、カウンターゲインやこだわりハチマキを封じることができるためレックウザが生き残りやすくなります。

・ウルトラネクロズマ5割
…五分五分。イクリプスムーンが厳しすぎるため、サイドを先行する場合は常に手札を多くしておきたいです。そのためむやみにグズマを打たないようにしましょう。
相手はサイドを2-2-2で取ってくるので、必ずシェイミで攻撃するターンを挟みます。その際ジャッジマンを打つことができれば、より相手のサイドプランを崩しやすくなります。

~その他有利なデッキ~
・ジュカイン
・ソルガレオ
・マッシルガン

~その他不利なデッキ~
・アローラナッシー
・グランブル

7.反省と改善点
結果から言って、環境のメタ読みはうまくいったデッキ選択でしたが、構築には反省点があります。
大会中や大会後、この記事を書きながら様々な反省と改善点が浮かんだので書きます。

・安定感の低さ
…ここで言う安定感とは、初手に理想展開ができるかという点と中盤以降もサポートを使っていけるかという点のことです。
具体的には、
・アゴジムシを場に出したり、テンペストが打ちやすくなるネットボール
・手札を減らしながらリーリエを打て、中盤以降のサポートに繋がるミステリートレジャー
を各1枚ずつ増やしたいです。

・カプコケコGX
…改善点、対ピカチュウ&ゼクロム用カード。このカード1枚でフルドライブを打ったピカゼクを返すことができます。しかしカプサンダーにGX技権を割いてしまうということは、序盤にテンペストを打てなくなるため、注意が必要です。
UB型のジラーチサンダーが減っていることもあり、デンジュモクと入れ替わりで採用したいです。

~終わりに~
この記事を購読いただき、ありがとうございます。
恐らく日本のポケモンカード界では初めて?の有料デッキ解説記事になったと思います。記念すべき初回が自分なんかでいいのかと考えましたが、自分なりに精一杯書いてみました。
もし読者の方の中で、疑問点や反論があるという方はコメントやTwitterのDM等、お待ちしております。
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