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権力とかいらんから説得力ほしい

人に何か注意したりしようとするとき、いつも躊躇ってしまう。あれ?ほんまに私は人に何か言えるほど出来ているのか?と。
しかし、そんなこと言ってたらなにも出来ないので勇気を振り絞って「これはこうした方がよりいいんじゃないかと思うよ(震え声)」と注意?アドバイス?しますがすっごい疲れる。

ふと、小さい頃の事を思い出した。
鼻ぺちゃ族なので小さい頃から鼻を高くしたかった私は弟と一緒に洗濯ばさみで鼻を挟んで自力で高くしようと試みた。
痛いと愚図る弟を【お前はこのままぺちゃんこの鼻で生きていく人生でいいのか】と鼓舞しながら耐えてたら母に見つかった。
母は開口一番静かに言った
「あんたら…それ痛いだけで意味ないしやめとき…お母さんもやったわ」

お母さんもやった…
母の鼻を見つめ、そっと弟の洗濯ばさみを外してやり、自分の洗濯ばさみも外した。

「なんか効果ありそうなん考え付いたらお母さんにも教えて」と言い残し去っていく母の背中を見つめながら子どもながらにめちゃくちゃ納得した。そしてまだ考えつかないのでずりおちる眼鏡を懸命にあげている。

まぁこれは極端だけれども
やっぱり説得力って大事よね。
そして意見をきいてくれるのも嬉しかった。
言葉に説得力が宿るようやはり自分自身が
経験値をつまねばと思うのです。
納得して気持ちよく受け入れて貰えるように。そして私も自分にない考えが差し出されたら気持ちよく受け入れよう、と。

なので今私は権力ならばいらないけれどー
説得力がほしいー
この背中に母のように強い説得力授けてくださいー。
いやまぁ権力も貰えるなら貰いますけども。
いや、やっぱり面倒な責任も多くもたらされそうやから権力はいいや。

今日もこつこつ頑張ります。

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