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しあわせに気づけなかった

『しあわせは いつも じぶんの
 こころが きめる』  by相田みつを

この言葉に出会った21歳の時、あまりピンとこなかった。当時の大学生の自分は、大学も一緒に過ごす友達も全て自分で選んでいた。だから、必然的に幸せでそれが普通だった。

社会人になって、仕事も一緒に過ごす人も場所も選べなくなって、自分の生活から幸せが消えたと思った。私が幸せでなくなったのは、仕事も場所も人も思うように選べなかった自分のせいだと責めていた。だから、仕事もやめて好きな場所に住むところを戻した。

それでも、自分の心を信じてまた好きなことに戻したけど、自分の幸せからは遠い生活に毎日苦しんでいた。仕事を辞める時、実家に戻る時、いつも優しい言葉をかけてくれる人がいた。何人もいた。その時に、初めて自分が幸せなことに気づけていなかったことに気がついた。なんで気がつけなかったのだろうと、自分を責めた。本当はずっと幸せだったのに。

それでも、自分が幸せを見失っていたことに気がつけてよかった。
25歳になる私は、たくさん感謝をして、
自分の心で自分を幸せにしたい。

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