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【超簡単】合同会社の作り方

今回のコロナによって、収入の柱を複数持つ重要性はこれまで以上に高まっています。
副業解禁が一気に進んでいくことが予想されます。

個人事業として仕事を受けるのではなく、法人を立ち上げて仕事をもらう形もあります。

そんな時に株式会社に比べて簡単に設立できるのが合同会社(LLC)

聞きなれない方も多いかもしれませんが、以下に挙げる会社は全て合同会社です。

Apple Japan、Amazon Japan、グーグル、西友、クロックス・ジャパン、ワーナーブラザーズジャパン、ユニバーサルミュージック、

アメリカの超大手の日本支社は合同会社にしているケースが多いです。(西友は日本の会社)

理由は、
①設立や増資にコストがかからないため
②アメリカの子会社の場合、アメリカの税法が適用されるため(パス・スルー税制)

大手も活用していて、個人も設立しやすい合同会社。

ちょうど立ち上げに一から関わる機会があり、設立の一部始終を経験したので、超簡単に作れてしまう合同会社の作り方について今日は解説していきます。

「合同会社を作ろう!」と思った時に、取る手順
①社名を決めて印鑑を作成

登記するときに印鑑が必要になるので、社名の入ったゴム印と銀行印を準備します。
こだわることもできますが、出来るだけコストをかけたくない場合は、こちらのサイトがおススメです。

13時までの注文であれば、最短で翌日にハンコが届きます。
5,000円以上買うと送料無料になるので、ゴム印、銀行印、印鑑ケース、朱肉など諸々揃えるとちょうど5,000円ぐらいでいけます。

②印鑑証明を取りに行く

定款作成時に印鑑証明が必要になるので、予め役所に行き、印鑑証明を確保しておいてください。300円でゲットできます。

③「会社設立freee」を使う

合同会社を設立するためには、これらの書類が必要です。

合同会社設立登記申請書
登記用紙と同一の用紙
定款2部(会社保存用と法務局提出用)
代表社員の印鑑証明書
払込証明書
印鑑届書

中でも、面倒なのが定款!

事前に「自分で調べて設立できないこともないけれど、結構大変」と聞いていたので、かなり気合い入れて調べ始めたのでした。

そんな折、調べ始めてすぐにこんなサイトを見つけました。

fれえ

試しに使ってみると、最高に使いやすい&超簡単!!

freeeを使うと、質問事項に答えていくだけで簡単に定款が作成可能です。

ただ一点注意した方がいい点は、紙定款と電子定款について。
紙定款にすると40,000円。電子定款にすると5,000円(代行手数料)。
全然金額が違ってくるので注意です。

電子定款にするデメリットは、電子定款を作成する際にかかる機材が高いことでしたが、5,000円で代行してもらえるので、この問題は解決です。
5営業日かかりますが、よっぽど急ぎでなければ電子定款で十分です。

freeeでかかる費用はこの5,000円のみでした!(会員登録なし)

④出資金を入金する

freeeにて電子定款作成完了以降に、個人口座に入金を行います。

残高関係なく「入金」によって資本金と認められるので、改めの入金が必要です。

⑤法務局にて登記

freeeにて必要書類を印刷し、法務局にて登録免許税(60,000円)を払うことで、登記完了です。

誰でも合同会社を持てます!!

費用は、

印鑑代5,000円+事務代行料5,000円+登録免許税60,000円
=70,000円

で設立できます。
この他に法人住民税の均等割り毎年70,000円が、利益を上げていなくても必ずかかるお金です。

最後に

自分でやってみて感じましたが、freeeは本当にすごいです。
これがない時代は大変だったと思います。

一方で、これまで法人の設立支援を仕事にしていた人の仕事が失われてもいる側面もあります。これは全業種に言えることだ、とfreeeの技術に感動しながらも感じました。

とはいえ、目的の法人設立は完了!
非常に簡単に法人を設立することができました。立ち上げに一から関われてよかったです。

期間は1週間、費用は70,000円で見ておけば余裕です。

副業の際に合同会社を作る機会がある方の参考になれば幸いです!

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