七夕に願いを
長男と長女の通う小学校は、図書ボランティアというのがある。毎月1回集まって、図書室の本を修繕したり、整理したりして、子供達の読書生活を地味に支えている。図書ボランティアの活動の1つに、壁面制作というのがあり、図書室の壁に、季節感のある制作を毎月作っている。
先月の活動の際は、壁面制作は七夕がテーマになった。笹も飾り付けて、メンバーそれぞれ願いを短冊に書いて吊るした。図書室にくる子供達も願いをかけるように、短冊も用意しておいておいた。
長男が、”短冊書いといたよ!”っていうから、学校にいったついでに何を書いたのかみに行った。うちの長男といえば、小学1年生の七夕にこんな願いを短冊に書いたことがある。
長男よ、快便なのになぜそれを書いたのだ。
ただうんこって言いたかっただけだよな、わかるよわかる。
さて、小学4年生になった今年はなんだろうか。
壁面制作の中に発見した。
なんと!!!!
ご存知の方もいるかもしれないが、彼が書いた短冊は、この絵本のものである。
この本は、私が自分への戒めに買った本で、子供達にも何度も読み聞かせているお気に入りの本だ。そういえば、最近では本棚の奥底に眠っていて読むこともなかったな。とはいえ、私が子供達に怒ることが少なくなったというわけではないのだが。
今夜は久しぶりに、子供たちとこの本を読もうと思う。
むやみやたらに、子供達を怒ってしまうことがないように、ちゃんと子供達の話を聞いて、その行動の裏にあるものを汲み取れるように。
今夜星に願うのは、穏やかに子供達と向き合えるようになること。叶うかどうかは、星ではなく、私次第だな、こりゃ。
おしまい。
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