2. 我が家流・キャッシュレスとともに、ポイント取得を追求せよ

家計管理する上で一番面倒臭いのは、現金支払の内容を記録することである。今でこそ、レシートをカメラでぱしゃっととると、内容を記録してくれるような家計簿アプリもありますが、その行為ですら面倒臭いわけです。記録のためにレシートをもらうとなると、財布の中はレシートでパンパンになるし、レシートの束をみると、もうカメラで読み込むのも億劫になる。なんとか気持ちを奮い立たせていざカメラで読み込むと、あまりに読み間違いが多くて結局手入力した方が早いやんけ!というような流れになり、結果、やらなくなる。なので、共働き夫婦には特に、キャッシュレスがおすすめです。

キャッシュレスといえば、まずはクレジットカード。クレジットカードもまぁごまんと出ているので、何を選ぶかっていうのは結構重要です。貯めたいポイントがマイルなのか、Tポイントなのか、はたまたクレジットカード独自のポイントなのか、なんなのか。また、クレジットカードの付帯サービスは何があればいいのか、などなど、それぞれの生活スタイルに合わせて検討するのがベストです。最初にしっかり検討すれば、見直しなしで数年は過ごせるので、一度じっくり向き合う機会を持つことをおすすめします。我が家では、下記3枚のクレジットカードを使っていました。

1:ANA VISA ゴールドカード
2:京成カード
3:イオンクレジット JCBカード

1:ANA VISA ゴールドカード

我が家の場合、
・おでかけ大好き
・旅行大好き
・子供できても海外旅行する
・航空会社はANAかスターアライアンスメンバーと決めている
・溜まったマイルで関西方面の私の実家にみんなで飛行機で帰りたい

という観点から、ANA VISA ゴールドカードが主力選手となりました。旦那がもともと持っていたので、そこに私を家族会員としてくっつけてもらいました。カードで支払いをすればするほど、マイルは溜まっていくわけです。しかも、ANAゴールドカードには生計を共にする子供も対象となる海外旅行保険も付帯されているので、海外旅行のたびに海外旅行保険に加入しなくても大丈夫。また、ANAゴールドカードには、Rakuten EdyとiDの機能もついています。iDについては、カードを端末にかざしてのiD支払いだけではなく、スマホにiDを登録して、スマホでiD決済することも可能です。

スーパーやJAなどで食料品を買う時、カインズホームやジョイフル本田、はたまたくすりの福太郎で日用品を買う時、ガソリンを入れる時、コンビニで何か買う時、何でもかんでもカードかiD、はたまたPaypayで支払って、ほとんど現金を使わないという生活を実現していました。
もちろん、携帯電話代金やAmazon/楽天市場でのお買い物にも支払はANA VISAゴールドカード。公共料金もクレジット払いがOKのところにはANA VISA ゴールドカード。とにかく、なんでもかんでも、ANA VISAゴールドカードで支払うのです。毎月の利用額は余裕で数十万円を超え、毎月マイルがガパガパ溜まります。

1年に1回、羽田空港から伊丹空港までの往復航空券、家族5人分を賄えるマイル数に困ることはありませんでした。ちなみに、一番安いバリューチケットを使ったとしても、家族5人(うち幼児2名、2歳児1名含む)では往復約10万円かかります。これが新幹線の移動だったとしても、往復約8.5万円かかるわけです。帰省にかかるこの費用を、クレジットカード払いで取得したマイルで補えるっていうのは、とてもありがたいのです。

ちなみに、マイレージクラブの特典航空券予約は、三親等の家族にまで適用されます。こちらの事情で、関西に住む私の母親に来てもらうときなんかは、母親にもANAで飛んでもらってました。だいたいは、子供たちの行事に絡めて来てくれるのですが、来てくれると家事を色々手伝ってくれるし、我々も少し休むことができるので、旦那は私の母が来てくれるのを毎回心待ちにし、むしろさもない行事のときでも、”お母さんくるかな。チケットとるから来てもらったら?”と積極的に私の母をANAで飛ばしておりました。おかげで遠方に住みながらも、母は交通費の心配をすることなく孫たちと濃密な時間を過ごすことができ、我々も財布を傷めることなく母に来てもらって毎日の家事雑用からほんの少し離れることができ、まさにWin Winの関係。実家が遠方にある人は、航空会社系のクレジットカード、おすすめです。

2:京成カード

キャッシュレス化にあたり、唯一ANA VISAゴールドカードでカバーできなかったのが、交通系ICカードでした。PASMOやSUICAへの自動チャージは、指定されたクレジットカード会社のクレジットカードでのみ可能なのです。PASMOへの自動チャージ様に、京成カードは別途作りました。

3:イオンクレジット JCBカード

近所にイオンモールがありよく利用するので、イオンときめきポイント貯めるためと、お客様感謝祭などでイオンカードで支払うと割引になるときにこのクレジットカードを使ってました。が、頻度はとても低かったです。
なぜかタイ・バンコクのレストランではJCBカードで支払うと割引、というのがあったので、たまたまバンコクにいったときにはこのカードで支払ってほんの少し徳をしました。

ということで、我が家ではこの3種類のカードを使用し、ほぼキャッシュレス化に成功しました。そして、マイルをどんどん貯めて、帰省にかかる旅費を軽減することにも成功したのです。

現金で支払わなければならないものとしては、海水浴場などの駐車場代や、キャンプ場の使用料金、現金決済のみの飲食店、割り勘にした飲み代、そして、学校や保育園の集金くらいとなりました。それくらいであれば、MoneyForwardにて入力するのも、まぁできる範囲です。あとは自動的に、MoneyForwardに我が家のお金の流れが記録されていくのを眺めていくだけ。その模様については次回お伝えしたいと思います。

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