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20210615 観劇の余韻

こんばんは。しばらくステマ(笑)がつづいたので最近の日常話でもしようかな。とはいえ、演劇の話ではあるのだけれど。

しばらく前に、知り合いの舞台をいくつか観に行きました。
本当は劇団さんや作品名を挙げて感想を述べたいし、主催者さまも望んでおられるかもしれないけれど、今は割愛しておきます。ごめんなさい。

もちろん私もできる限りリスクを避けた生活をしているのですが、お世話になってる方達の公演だったので、どうしても足を運びたかったのです。

久しぶりに劇場でお芝居を見ました。

俳優の細やかな表情まで見える小さな劇場。換気をしていても少しだけ埃っぽいような気がして、ツン…と緊迫した空気感、生身の人間の熱気や感情のヒリつきが肌を通して伝わるような距離、肉声が直接鼓膜を震わせる感じ、小道具が立てる音、他の観客の気配。シンとしたシーンで聞こえる劇場外の音。

五感を通して「ああ、劇場だ」と感じて、嬉しいような切ないような、ぐううっと優しく大きな手で胸の奥を掴まれたような感じがした。

表現される世界は作品によってまちまちだけど「小劇場」のこの感じ、ライブハウスとはまた違った、ちょっとした秘密基地感。

いいなぁ。愛おしいなぁ。

1日も早く、何の気兼ねなく楽しめて、いろいろな人におススメできる日常を、きっときっと取り戻したいなと思ったひと時でした。

体の栄養だけじゃなくて、心にも栄養は必要なんだよなぁ。

ありがとうございます!