12月にやりきること
12月も、あと、数日で終わる。
今年は、激動の年だった。
大変なことも何度もあった。
だから、この日を迎えて、こうして、文章を書いていること、文章を書けることは、本当に、幸せなのだな、と思う。
12月にやりきること。
やりたいこと、ではなく、やりきる、と言ったのは、それだけ、ぼくにとって重要なことで、覚悟なんだと思う。
ぼくのやりきりたいことは、ふたつある。
ひとつ目は、手放すこと。
モノ。
こと。
ひと。
ぼくには、もう、必要ないモノ。
たとえば、服だったり、使いきったノートだったり。
もう着ることのない服は、たとえ、高かったとしても、さよならすると決めた。
着ることのない服を、いつまでも、持っていても、服がかわいそうなだけ。
なら、着てくれる誰かに、着てもらった方が、服も喜ぶだろう、とぼくは、思う。
人間関係も、そう。
もう、波長の合わないひととは、距離を取る。
じぶんなりに、さよならをする。
そっと、離れる。
以前は、仲が良かった、というのは、関係ない。
大切なのは、いまだから。
離れるのは、痛みが伴うのだけれど、怖がって、手を離さないと、だんだん、苦しくなってくる。
波長が合わないから、心地が良くない。
心地良さは、ぼくにとってのサインでもあるから、サインを見落とさないように、常に、ハートに問いかける。
離れるというのは、リアルでのひとだけではなくて、SNSでつながっているひとでもある。
たとえば、Twitterを見て、違和感を感じたら、フォローを外すか、ミュートする。
そうやって、触れるじかんを、ゼロにする。
いちいち、つぶやきに反応していても、エネルギーを持っていかれるだけ。
あなたのタイムラインは、あなたが好きに、描いていい。
あなたの見たいものだけ、残せばいい。
SNSで、消耗しなくてもいい。
ふたつ目は、じぶんの性質、性格の変化だ。
以前にも書いたが、ぼくは、柔軟性がない。
臨機応変さもない。
イレギュラーが起こったときに、動揺してしまう。
そして、考えすぎることも、変化させたい。
頭の声ばかりが大きくて、肝心のハートの声を聴くことを、ないがしろにしてしまう。
12月、ぼくは、ぼくの性質、性格と向き合ってみようと思う。
ずっと、目を背けてきた。
逃げてきた。
性質、性格という理由で、片付けていた。
けれど、いま、変わることを、望んでいる。
変わることを、選んでいる。
性質、性格は、簡単には、変えられないかもしれない。
けれど、すこしずつでも、変化を選んでいきたい。
もう、言い訳をしたくない。
変えたいものは、まだ、ある。
ぼくは、考え方が極端で『0か100か』という考え方をする。
完璧主義から来るのだけれど、極端だから、嫌なことがあると、すべてを投げ出したくなるのだ。
だから、たった一度の失敗で、良く、落ち込んでしまう。
ひとは、未熟な生き物だから、100%なんて、ありえない。
だから、100%を目指すあまり、周りが見えなくなったり、真面目に捉えすぎて、意固地になったりする。
考え方を緩める。
ハートの声を聴く。
何度も。
何度も。
ぼくは、じぶんと向き合うことを、選ぶ。
向き合って、日々、変化していくことを選んでいく。
12月中、ぼくは、やりきりたい。
やりきって、新しい年を迎えたい。
来年、もっと、わくわくするために、いま、できることを、わくわくしながらやっていこう。
ここまで、あなたの貴重なじかんをつかって読んでくれて、ありがとうございます。
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