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旬の食材がくれるもの

2020年4月、私は転職と自粛を同時にむかえました。

21~22時まで働いて、近くのラーメン屋さんかコンビニご飯を食べる日常から、18時には仕事が終わり家でご飯を作って食べる日々に。

スーパーの野菜コーナーに毎週のように通うようになって、季節によって置いてある野菜が全然違うことを知りました。そして、同じ野菜でも大きさや形も時期によって全然違います。

夏野菜には体を冷やす、夏に適した効果があったり、それぞれ旬の時が一番栄養価が高かったり。時々通販でお野菜セットを購入するのですが、詰め合わせだといつもは選ばない初めて手に取る野菜との出会いも。

去年はShioriさんとの出会いもあり、トウモロコシご飯ってこんな簡単でこんな美味しいの?とか、ラタトゥイユって塩だけで作れるの?とか新しい発見がたくさんありました。塩だけで料理作るとか怖すぎたけど、野菜ってそれ自体でとっても美味しいんだってことも知ることができました。

つい最近スーパーで菜の花を見かけるようになって、「あ、春だ」って気づいてちょっと嬉しくなったんですけど、きっと昔の私だったら菜の花に見向きもしないで通り過ぎて、なんの感情もわかずに終わってただろうなーって思います。

旬の野菜というものを知ることによって野菜の栄養や味の知識が増えるとともに、ちょっとした心のウキウキも感じられるようになりました。

知識が少し増えるだけで、見える世界がこんなにも変わることや、知りたい気持ちが増えてくこと、心の感覚が少し研ぎ澄まされたような気持ちになることを知りました。

ルーティン化されて無感情でやっていることも余裕のあるときはちょっとだけ丁寧にやってみる、そんなことを楽しむ日々を送りたいと思っています。

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