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『Resistance Priming〜試合の前日・当日に筋トレをしてパフォーマンスを向上させる方法〜』



■著者

河森直紀

■発行日

2021/6/5

■テーマ

Resistance Priming

■結論

Resistance Primingは
「試合でピークパフォーマンスを発揮する」ための手法の1つとなり得る。

■学び

・Resistance Primingとは


一時的にパフォーマンスを高める目的で、
試合前48時間以内に実施されるレジスタンス運動
実施後、1~48時間のタイムフレームにおいて
一時的なパフォーマンス向上効果が認められる可能性が示唆されている。
※ポイントは「高強度」×「低volume」×「短時間」

・Resistance Primingのメカニズム

「Potentiationー疲労理論」(仮)
生理的機序はブラックボックス
「フィットネスー疲労理論」と基本的な考え方は同じでプラス効果
(Potentiation(増強効果))とマイナス効果(疲労)の合計により
身体パフォーマンスが決まる。
もっと短いタイムフレームの中で起こっているということ。

①運動直後
疲労>Potentiation →パフォーマンスは一時的に低下

②運動1~48時間後
疲労<Potentiation →パフォーマンスは一時的に向上

③運動48時間後〜
プラマイ0→フィーバータイム終了

(補足)
・PAP(post-activation potentiation)
=高強度レジスタンストレーニング後、一時的に身体パフォーマンスが向上する現象。
しかし数分でその効果は消失…
→試合での活用は困難+できても試合時間の長い競技の場合その効果を享受できるのは開始後数分間に限定

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