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先生から見た息子を知る個人面談

ここ最近、新しいことをはじめてパソコンを開く機会がぐっと減ってしまった、すどうあいです。

先日、小2になった息子の個人面談があって、とっても印象に残ったので、記録しておきたいと思い、ペンを執った。(パソコンで書いている)

息子は、小2になり相変わらず楽しく学校へ登校している。
息子の学校はこの辺りでは珍しく少人数・小規模の学校だ。各学年1クラスしかないため、クラスの仲間だけではなく、1年生~6年生みんなの顔と名前を知っている状況である。
もちろん、ほぼ全員の先生が全校生徒の顔と名前を覚えているだろう。

ちなみに、息子の担任は、今年転勤してきたベテランの女性の先生だ。

物腰が柔らかく、見るからに優しそうな先生。字もとてもきれいで、はじめて先生を見たときに、「繊細息子が、引き続き安心して学校に通えそうだ。」と、とても安心感があった。

とはいうものの、日々の生活の中で先生と話すタイミングというのはほとんどなく、個人面談で話をするまでは、息子からの先生情報を頼りにどんな先生なのか想像するといった状況であった。

そして先日、ようやく息子の担任の先生と話ができるチャンスとなる個人面談が訪れた。

面談会時間の5分前に到着したが、たまたま時間の方がいなかったようで、先生はニコニコと早めに迎え入れてくれた。

地味にドキドキしていた私は先生の優しい雰囲気に安心して教室に足を踏み入れる。

暑い中お越しいただきありがとうございます。と
まず一言、先生が言った。
こ、こちらこそ、いつもありがとうございます!!と、私は緊張して答えた。

2年生になって約3ヶ月が経ちましたが、ご様子どうですか?
と問われ、

・私は日々の過ごしのこと

・学校でこんなことがあったと話してくれること

・字が汚すぎて先生に迷惑をかけていないか心配なこと

・忘れ物が多くて本当に申し訳ないこと

などをダダダダーと早口で伝えた。すると、先生は笑っていた。

先生は、息子について

・とても賢いお子さんだと思います。

・活字離れが問題となっているいま、自ら本が読みたいと図書室に通っている姿がみられます。

・字が汚いのも、忘れ物が多いのも心配ありません。

・みんな忘れ物してますし、大抵のことはどうにかなる。致命傷じゃなければ大丈夫だよ。と私もみんなに伝えています。

・空気を読んで発言することができる。これを言ったら、傷つく人がいるかもしれないって考えてから発言できる。2年生でそれができるのは天性のもの。

・本をたくさん読んでいるし、時事問題にも興味があるようで、自分の知っている知識と知識を結び付けて新しい考え方や意見が出せる。

・確かに、字が雑な印象はあるけれど、ちょっと声かけをすると修正する力、直す力があるお子さんだから心配ありません。

・特別仲良し、ずっと一緒に過ごすおともだちはいないようですが、そのときにやりたいことを一緒にできるおとともだちがたくさんいる。今日は、図書室。今日は、ドッチボール。など、自分のやりたいを大切にしておともだちと過ごしている。

・とても素敵なお子さんで、どうやって育てているのか教えていただいたいくらいです。

と、めちゃくちゃ息子のことを褒めてくれた!!!
本当に心の底からうれしかった。泣ける。

もちろん、心配なこと・改善が必要なこと、忘れ物をしないための仕組みづくりなどの課題はたくさんあるけれど、まずは「息子がどんな人間なのか」という点をしっかりと見てくださっていたことに、私はとても感動した。

また、自己評価をするシートがあり、息子が自己評価(質問に対して1~4で評価)をしたものを見せてもらった。
息子は自分自身に厳しめの評価をする傾向があり、それは、1年生の時もそうだった。
1年生の時の担任の先生には、1年生のほとんどの子は自分を満点評価する傾向があるが、息子さんはとても自分に厳しいですね。と言われて、完璧主義なのかな。自分に自信がないのかな。と不安になったことを思い出す。

しかし、今回の担任は、自分に厳しい評価をしているのは、きっと本当はもっとできる!もっとやれる!という気持ちが強いからではないか?と分析していると話してくれた。
息子さんを見ていると、この評価は自分に自信がないとかではなくてもっと、もっとという向上心からの評価なのではないでしょうか。と。
実際に、学校で行う自己肯定感をチェックするシートを確認したところ、去年よりも自己肯定感の欄が上がっていましたよ。とのこと。

1クラス30人くらいのこどもをひとりで、そしてひとりひとりのことをしっかりと見守ってくれている先生に頭が上がらない。
おそらく、褒めて伸ばすタイプの先生だと思うが、それが息子には合っている気がする。
感謝。感謝。

こどもの頃に、信頼できる大人に出会うことは生きていく上でとても大切だと考えている。
親はもちろん、長い時間関わってくれる先生が信頼できる大人のひとりであれば、学校が好きになるだろう。

なかには、厳しい先生やこどもからみたらとっても怖い先生。精神的に不安にさせる言動をしてしまう人もいると思う。(娘の幼稚園の先生が…。)

今回、こどものことをよく見てくださる素敵な先生に出会えたことは正直、奇跡のような気がしている。

個人面談を通して、息子をたくさんほめんてくださったことが単純にうれしかった。そして、それが私の子育てに対する不安や心配を吹き飛ばしてくれているなと感じた。

私は、子育て初心者で、わからないことや不安なことがたくさんある。
時には、間違った対応や言葉がけをしてしまうことがあるが、それでもこうして我が子を褒めてくださる人がいると、なぜか私の自己肯定感もあがり、ほんのちょっとだけ自信がついてきているような気がしてならない。

そう思わせてくれた先生、ありがとう。
引き続き息子をよろしくお願いいたします。







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