20190222日記と地震。

昨夜は北海道の大きい地震がまたありましたね。去年の夏からまだ間もないのに、北海道や東北地方の方はなかなか気が休まる時がないのではないかな、と思います。
地殻が揺れると、一気に緊張感が高まります。身体は無意識に強張り、精神的にも張り詰めた状態が持続してしまいます。それだけでいつもの日常には無い疲弊感が伴うと思います。

もうじき東日本３１１の時期も近づきます。毎年、３月になると、あの当時の事が思い返されます。

私は妊娠７ヶ月の妊婦でした。妊娠してからは、社員からアルバイトに変更してもらい、立ち仕事ですが妊娠８ヶ月ギリギリまではアパレル店員をしていました。化粧品時代から新店舗立ち上げのお話をもらっていたので転職して、そこに携わっていました。

3月11日は、朝から出勤し、昼前にお腹が張ってきました。だんだん痛みが強くなりはじめ、立っているのが辛くなり、時間差で遅番のスタッフが出勤したときに話し合い、お昼休憩をまわしたら帰宅することにしました。血尿が出たり、椎間板ヘルニアも持っていたので、あまり無理はできないと思っていました。

本来は夕方まででしたが１３時に早退すると、いつもの歩行スピードの２倍以上は低速でノロノロとほんとうに亀のように歩きました。痛みと息苦しさと足が鉛のように重く感じて、バス停までの道のりが、こんなに長かったかしら…辿り着けるかしら…とすこし気が滅入っていました。

それでもなんとかバス停につき、バスに乗り、自宅近くで降りました。自宅につくまでも距離があるので、ノロノロノロノロしていて、今思うと、端から見たらヘドロをかぶった重い足取りの、千と千尋のオクサレ様みたいだったんじゃないかなーと思います。笑。

玄関をあけて、やっと家について、自室のベットにそのまま転がりました。オクサレ様がずるずるんっと釜ぶろに入浴するシーンにそっくりだったと思います。それが１４時でした。

しばらく、横向きで、お腹の張りと痛みが和らぐまでジーッとしていました。
だんだん良くなってきて、呼吸も落着き、身体を起こして、ベットに腰掛け直したその時でした。

かなり揺れました。そして、心臓がバクバクして呼吸が荒くなってしまいました。すると、それまで静かだったお腹の赤ちゃんが(たぶん酸欠で苦しくて)、ものすごく暴れだしました。お腹の皮膚が薄くなってるので、内側から強く押し出す力で、足の形がわかるんじゃ！？っていうくらい動いてて。

私は、地震と同時に、お腹の暴れる赤ちゃんにも驚愕で。プチパニックになりました。お腹の強い痛みと動けない不安と揺れる大地。
すぐにテレビをつけ、そのまま大きな津波の映像が流れるまでずっと、テレビの前から動けなくなっていました。
私の住まいは東北地方からは離れているものの、わりと沿岸沿いなので警報のマークは消えないし、一体これからどうなるんだろう。。このまま日本で私は出産できるのかな、とかいろんな事がぐるぐる頭を巡りました。

その後、私の誕生日にも、福島原発の爆発がありずっとニュースを観ていた記憶があります。

日本に住んでいると、いろんな事が起きます。日本以外に住んでいると、さらにいろんな事が起きると思います。

本当は、本当の安心を感じて暮らしていける毎日なんて存在していないのかもしれません。

それでも、はじまりの朝と、今日１日が無事に終えることができた、と日々感謝しながら過ごしていきたいとは思っています。

子どもがいると余計にそう思うのかもしれません。

身の守り方も生きぬく知恵もまだ未熟な、どの子供も健やかに、安心して暮らして欲しいですね。

ちなみに本日、息子は体育の跳び箱で、すべって左手捻挫と突き指したらしいです。本人は骨が折れたと言ってますが。。指の骨、折れたら曲げられないよね？？まだ指がポークビッツみたいに小さいので見てもよくわかりにくい。。ま、switchしてるし、大丈夫かな。。

本当に毎日色々ありますね…みなさん、なんとか生きていきましょう

明日やっと休みだーーーーーうれしーーーーー
おわり(^^)/

#日記 #地震 #春