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水上スポーツツーリズムで日本をより豊かに 〜ツール・ド・ウォーター・ジャパン〜

皆さんこんにちは。「海の箱根駅伝」を掲げて全日本学生SUP連盟を運営している大森正也です。

本日の記事では、私たちが思い描く日本社会への貢献ビジョンを共有いたします!


ツール・ド・ウォーター・ジャパン

私たちの目標は、世界中の人々を魅了する壮大なスポーツイベントを日本から創り上げることです。それが「ツール・ド・ウォーター・ジャパン」プロジェクトです!

フランスの自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」は、23日間で延べ35億人もの視聴者数を誇ります。さらに、ツール・ド・フランスには1,000万人を超える沿道の観客が訪れます。私たちは、それを上回る「ツール・ド・ウォーター・ジャパン」を創り上げ、40億人以上の視聴者と1,500万人以上の観客動員を目指します!

このイベントは、世界に誇れる水上スポーツツーリズムのモデルケースとなり、日本の経済を支える巨大コンテンツへと成長させていきます。水の都として栄えた江戸時代の日本の姿を現代に蘇らせ、日本中の水辺を活性化させる起爆剤となることを確信しています。


日本の海岸線や湖畔、河川沿い、さまざまなルートが考えられる

なぜ水上スポーツで勝負するか

日本は古くから水の都として発展してきました。しかし、経済発展とともに、水辺とまちの間に大きな隔たりができてしまいました。現在、国を挙げて水辺活性化に取り組んでおり、「かわまちづくり支援制度」などの施策が進められています。私たちのイベントは、この流れに乗り、水辺とまちをつなぐ新たなストーリーを描きます。

イベント企画としても、水上スポーツには大きな利点があります。マラソンや自転車レースとは異なり、道路の交通規制が不要なため、日本各地で小規模なトライアルイベントを開催しやすいのです。

また競技シーンの魅力として、水上は道路とは比べものにならないほど、大自然の影響を受けます。水の流れ、風波、うねり、風、他の選手がつくる引き波など、水ならではのドラマティックな要素が、レースに無限の可能性をもたらしてくれるでしょう。

加えて、道路のように既存の道幅による制限が少ないため、柔軟な観戦スタイルを提案できます。水辺沿いや河川敷、海岸沿いからの応援、トップ選手へのサップでの並走観戦、さらには旅客船からの観戦など、多様な観戦体験を提供できるのです。これにより、ツール・ド・フランスの1000万人を超える観客数を目指す施策に、どんどん挑戦していくことができると確信しています。

なぜサップなのか

私たちがサップ(スタンドアップパドルボード)にこだわる理由は、そのシンプルさにあります。ボード、パドル、そして本人。この3つの要素だけで、水上を自由に移動できるのがサップの魅力です。観客にとっても、漕いで進むという動作はわかりやすく、親しみやすいでしょう。人力船であり排ガスもなくエコであることはもちろんのことです。

カヤックという選択肢もあるかもしれません。しかし、サップには、カヤックにはない大きな利点があります。それは、落水のリスクの高さです。サップは、カヤックと比べて圧倒的に転覆しやすく、ドラマチックな展開を生みエンターテイメント性を高めてくれます。実際、「SASUKE」のような人気コンテンツでも、ステージ失敗時に水に落ちる場面が大きな見せ場となっています。しかも、落水は自転車の落車などと比べて、選手に大きな怪我のリスクを負わせないという利点もあるのです。

落水によって順位が大きく変動するポテンシャルがある

また、カヤックと違いサップは、その名の通り立って漕ぐものです。つまり全身が露出しているため、アパレルブランドの発展やスポンサー価値をより付けていきやすいという利点があると思っています。

選手としても、サップは上半身から下半身まで全ての筋肉とバランス感覚が求められるため、多くのアスリートを惹きつけています。実際、多くのトップアスリートがオフトレーニングにサップを取り入れているのも、その証拠です。全てのアスリートの集合場所になるポテンシャルがあります。

今後の投稿で今構想している具体的な競技ルール・その魅力をシェアしていきます。

なぜ私たちなのか

私たち全日本学生SUP連盟は、「海の箱根駅伝」という壮大なミッションに向けて、すでに走り始めています。OBOGは230名を数え、彼らは学生時代にチーム立ち上げやマネジメントを学びながら、アクティビティ体験の提供という事業的な経験も積んできました。現在、彼らは社会人となり、日本全国また世界中で様々な職種で活躍しています。

私たちのビジョンは、複業が当たり前となるこれからの社会で、学連出身者がサップをひとつの武器として活躍していくことです。具体的には、彼らが日本各地にサップコミュニティを立ち上げ、アクティビティ体験提供を通じて地域活性化に貢献しながら生計を立てていけるという選択肢を現実的にしていくことです。すでにインバウンド需要の高まりや水辺を活用する地域活性の文脈から様々な自治体からお話をいただいています。

水辺づくりのプロフェッショナル集団になる

私たちは、「ツール・ド・ウォーター・ジャパン」という大きな旗のもと、学連出身者が再集結し、社会的かつ経済的に日本の未来に貢献できるプラットフォームを目指します。それぞれの活躍が、日本各地の水辺を活性化し、日本のスポーツツーリズムを世界トップレベルに押し上げる原動力になると信じています。

全日本学生SUP連盟は、単なるスポーツ団体ではありません。日本の水辺を活性化し、世界を舞台に新たなスポーツ文化を築く、そんな壮大な夢を抱いています。私たちの挑戦はまだ始まったばかりですが、必ずや大きな成果を上げ、日本中に希望の波を起こすことができると信じています。


SUPを武器に日本中を元気にしていく

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