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宝箱に花が咲く

春なのに、春の訪れをゆっくりと楽しむことができないで、鬱々としてしまう今日この頃。
お散歩のたびに、道端に咲いている花たちが、確かに春の訪れを主張してくれているけれど、穏やかではない日々が、ココロをささくれ立たせている。

分厚いコートを脱いで、春のおしゃれを楽しむ。
今年はそんなささやかな日常がない。
マスクで顔の半分を隠してしまうから、新しい口紅も不要だ。
でも、そんな中、私の大切な宝箱に色とりどりの花が咲いた。

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女の子の味方、一重梅さんのピアスだ。

左がミモザ。鮮やかな黄色は、元気をくれる。

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中央と右が、チューリップだ。右は身につけると本当に花を咲かせてくれた感じ。 

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中央のは存在を主張しすぎなくて、どんな格好にもあって、一番よく身につけている。

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たくさんの宝箱に色とりどりの花が咲く。宝箱を眺めているだけで、自由に外を歩ける日々が待ち遠しくなる。
そのころには、この花たちの季節は、きっと過ぎてしまっているだろう。
だから、日々の散歩を、お気に入りのピアスを身につけて歩くことにした。

わざわざお散歩のためにピアスをつけかえる。
それが風に揺れて、幸せを感じさせてくれる。

今は何を買っても、それを身につけて楽しむ場所がないって思うかもしれないけれど、そんなことはない。
かわいいは、いつだってすぐ側にある。
かわいいを楽しもうとしている間は、ずっとこの手の中に。


2020.4.26

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