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恋するしゅわしゅわな気持ちを忘れずにいたい

恋は、勉強してできるものではない。
タイムトリップして、同じ恋をやり直そうとしても、全く同じように恋をやり直すことはできないだろう。

恋は経験。
それだけだ。恋とはっきり断言できるものもあれば、あれは恋だったのか? と思うようなはっきりしない気持ちもあるだろう。

出会わなければよかった人は、いないと思っている。同じように、好きにならなければよかったと思う人もいないと思っている。
別れるしかなかった現実でも、終わりが見えてしまった恋でも、現在進行形の恋でも、どんなに辛くても、どんなに幸せでも、好きになったから、今の自分に出会えたのだ。今の自分に出会えたから、たったひとりの人に巡り会えるのだ。

みんなご存知で大好きなちゃこさんの微炭酸エッセイが先月発売された。

noteを始めたばかりのころから、ちゃこさんのことは存じ上げていた。だけど、スキも押せないまま読むだけで逃げていた。雲の上の人のような、素敵な存在だった。

書くだけではなく、noteの人たちとの交流を楽しむようになったのが、去年の夏頃の話だ。ほとんどの方がちゃこさんのことをフォローされていて、ちゃこさんの存在が身近に感じられるようになった。

本は紙で読みたい派だ。それは今も変わらない。
できるなら、手元に置いておきたい。
電子書籍を購入したのは、実はちゃこさんのこのエッセイが初めてだった。
少しずつ読み進める。ほんのひとときの時間に、淡くて切ない恋心を思い出した。

恋は勉強してできるものではない。
でも、いろんな人の恋バナを聞くのは楽しい。

ちゃこさんの微炭酸エッセイには、ちゃこさんの想いがぎゅっと詰められている。それは誰のものでもなく、ちゃこさんの想い。それが伝わってくるこのエッセイ、本当に素敵。

恋愛小説を書くにあたって、必要なのはやはり経験なんだと思う。恋を知らずして、恋のお話は書けない。だけど世の中の恋を全て知ってるわけではない。だから恋愛小説も読むし、恋愛エッセイも読む。恋バナを聞くことも私の執筆に影響してくる。

ひと通り読ませていただいて、読み終わったあとにほんのりしゅわっと幸せな気持ちになれる。そんな微炭酸エッセイはココロのビタミン剤。

2020.5.4

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