無理と中途半端はしない

毎日更新をしなくなった。
連続更新の記録が途切れて、すぐにまた書き始めたんだけれど、記録を続けることを敢えてやめた。

続けようと思えば、また歩くことはできるだろう。
だけど、またそうやって歩き続けることを始めてしまったら、記録がのびていくたびに、私はきっと無理をしてしまうのがわかっている。

だから、あえて記録を作らないよう、毎日更新を避けている。
日付変更線を越えるかどうかの時間、無理に時間内に書き上げたりはしない。そうすることで、私は無理をする自分から離れることができた。

だからといって、毎日書かないなんてできない。
言葉が好きで、文章が書きたくて、小説が書きたくて、うずうずしてる。
大丈夫。ちゃんと書いてる。毎日、悩みながら、唸りながら、楽しみながら、ちゃんと書けている。

それらをすぐに公開することはできないけれど、大切に温めたり、自分の心を見つめ直したりして、ちゃんと書けている。

小説を書くために削っていた時間は、きっとnoteの連続更新にこだわって、自分の心を削っていた時間だ。
でも今は、そんなことにこだわらず、書きたいと思う気持ちを小説に向ける時間があることに感謝だし、書けないときは書けないなりに、読みに出かけたり、自分の心を甘やかしてみたり、そんな風に過ごしている。

人生は一度しかないから、やりたいことやらなきゃ後悔しちゃうと思うんだ。

だけどそれは、やりたいことを中途半端にすることじゃない。毎日更新をするために、小説に向き合う時間を中途半端にすることができないし、小説に向き合う時間を取るために、毎日更新を中途半端にすることもできない。

それは、読み書きだけではなく、私自身の仕事だったり、趣味だったりにも言えることで、やりたいと思っていることがたくさんある以上、無理と中途半端はしたくないってこと。

2021.6.2

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