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地熱流体と地震の関係(1)福島県会津の群発地震の後に続いた地震・噴火

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〜2月27日 05:00

■はじめに

2025/01/21に始まった福島県会津の群発地震は、既に報道されているように、地下の「流体」の存在に何らかの関係があるのではないかといわれている。

このマガジン本号の表紙(アイキャッチ画像)上で丸で囲って示しているが、会津の震源域の地下には流体(赤色部分)が存在することがわかっている。

「流体」とは、地下にある水やマグマ、ガスなどの液体と気体の総称をそう呼ぶ。
それが、地震や地殻変動を引き起こす原因として注目されている。

そうなると、昨年2024/01/01の能登半島地震(M7.6、最大震度7、犠牲者489人)と同様に、地下の流体の動きによって今後は大きな地震の発生が懸念される。

今回は2回にわたり、過去に福島県会津の群発地震の前後に起きた地震・噴火も含めて、今後どのような事態が起こり得るかを考えてみたい。

■能登半島地下の流体

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地熱流体と地震の関係(1)福島県会津の群発地震の後に続いた地震・噴火|百瀬直也:地震前兆・超常現象研究家/ライター/ブロガー