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太陽黒点数と地震の関係(1)~太陽活動「極大期」早く到来?大地震発生頻度への影響は?


■はじめに

私はnoteで2つの定期購読マガジンを発行していて、もう一つの『大地震・災害前兆ウォッチマガジン』の他に、今後はこちらのマガジンでも時には災害・防災関連の記事を執筆するようにしたい。
というのも、それだけ現在は「差し迫った状況にある」ということだ。

今回は、太陽黒点数と地球上の大地震の関係について紹介する。

太陽黒点と地震の関係などと言い始めると、オカルトか?と思う人が多いだろうが、これは自然科学の世界でも研究が進んでいることで、世界的に研究が進んでいる。

よく知られているように、太陽黒点数は約11年の周期によって増減する。
この周期が、地球の気候や経済にまで大きな影響を与えると言われているが、先駆的な科学者たちによって、太陽黒点周期と地球上の大地震の発生数にも相関性があることがわかってきつつある。

米国海洋大気局NOAAによると、現在は太陽の活動が予想以上に活発化していて、従来の予測よりも早くピークに達しそうだという。
そうなると、太陽黒点数の増減により世界の大地震発生の頻度にも影響を与えると考えられる。

私は9年ほど前から太陽黒点周期と大地震発生の関係に関心を持っていて、ある程度の「傾向」がわかってきた。

太陽黒点周期と大地震の関係が実際にあるとすれば、これだけ長期的・大局的な災害予測手法は滅多にないということを鑑みても、世界的・個人的な将来展望にとっても、有用なことだろう。

今回は2回にわたって、そのあたりを解説し、今後の予測も行うことにしたい。

■極大期

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