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自分の過去生(前世)がわかった!修験道の霊能者Y先生と滝行体験

■はじめに

これは、30年以上前、30歳の時に、生まれて初めて霊能者と呼ばれるに過去生(前世)を見てもらった時の、リーディングの記録だ。
それに加えて、19年後に同じ方の指導で、泊まり込みで滝行を体験したことも書いている。

私は超常現象やシャーマニズムの研究家であり、自分が霊能者やシャーマンに前世・過去生を見てもらうのは、「研究」のためでもある。
今後もさまざまな人に自分の過去生を見てもらうために、霊能者やシャーマンに知られてはマズイということもあり、公の場で発表したことがないものだ。

この時に見てもらったY先生は、出羽三山で厳しい修行を行う間違いない霊能者で、そのへんの街の霊能者のレベルではなく、得度された僧侶でもある。
40年以上シャーマニズムや超常現象を研究して、様々な霊能者やシャーマンに会ってきた人間としても、指折り数えるほどかなりの能力を持った人だ。

初めて霊能者に過去生を見てもらったが、同時に6つほどの過去生を言われ、「あなたのようにこれだけ多くの過去生が出てくるのも珍しい」と驚かれた。
それらのほとんどは、過去の自分の経験と、その後に起きた出来事によって、客観的に見て、実際の過去生を霊視されていたのではないかと判断している。

Y先生は、私の人生の道を良い方に変えてくれた人といえるかもしれない。
そのことは、読み進むにつれてわかってくるだろう。

■小粋な女性修験道者

1986年2月11日(火)11:00~12:00
霊能者のY先生に前世を見てもらいに、都内の自宅のマンションへ伺う。
出羽三山のひとつの羽黒山で修行する修験道者だ。
小粋な和服姿の美人で上品な女性だが、じつは出羽三山で激しい修行を積んでいる修験道者であるという。

この人を知ったのは、『月刊ムー』誌の霊能者の特集記事で紹介されていて、興味を持ったため。
この人は昭和○○年5月5日生まれと、自分と同じ誕生日なので、どういう人だろうと興味をもったのだ。

着物の学校の先生をされていた方で、50代の和服が似合う小粋な美人。
上品な話し方をされる。
祭壇には、不動明王、善如龍王、吉祥天、木曽御岳の神々を祀る。
過去生では卑巫女(神代の巫女)の一人だったこともあるという。

以下は、その時に録音したテープを起こしたもの。

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■1つ目の過去生

Y先生の霊視が始まる。

Y「…武将。それは、戦いの時の甲冑をつけた…。甲には、三日月の形をした前立を付けて、面当てもつけている。そして、その地は…たぶん…平泉だと思います」
直也「平泉というと?」
Y「永平寺があるところね。そして、時代は、そうするとわかるでしょう?
平泉での戦いがあった頃というと…」

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直也「あまり歴史には疎い方で…」
Y「あっ、そう。頼朝と義経との戦いがあったところね。

かつて、ネット上で知り合って親しくしていた女性がいたが、彼女は仙台出身で、前のご主人は前生で平泉にいたと信じていたそうだ。
仙台といえば、母の実家はもともと向こうの方にあったらしい。
永平寺があるところというのは、Y先生が何かと混同していて、永平寺は平泉とはまったく関係なく、福井県の曹洞宗の総本山だ。

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曹洞宗といえば、じつは百瀬家は父方の宗派が、曹洞宗なのだ。
だが、そのことは、この頃は私自身も知らなかった。
うちの宗派が何宗だとかいうことは、全く関心がなかったのだ。
下に出てくる「小坊主」と関係あるのか。

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