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20代、親子の関係難しすぎない?対話にぴったりなお酒「赤ポン・白ポン」を飲みながら母娘で考えてみた

21歳。お酒が飲めるようになってから1年が経ちました。

まわりより一足早く社会人になったこともあり、「あ、自分は大人なんだ」と思う瞬間も増えてきた今日この頃です。

そんな私、最近よく考えていることがある。

それが「20代、親との関わり方難しすぎないか?」問題。
特に20代前半ってめちゃくちゃ難しいのでは…?と思っています。

大人だけど、初めてのことばかりで何かと聞きたいことは多い。でも、面と向かって相談するのは少し恥ずかしい。そもそも親を頼るのって、甘え?

さまざまなことに目を向けられるようになったからこそ抱える悩みに、大人ならではの方法で向き合ってみました!

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20代前半。親との向き合い方、難しすぎない??

大人だけど、人によってはまだ学生。独り立ちする人も多いなか、「誰か教えてくれ……」と思うことが意外と多く発生するのが20代前半だと思います。

そこで私が難しいと感じているのが、親との距離感。決して仲が悪いわけではないけど「気まずい」と思う瞬間が実は多いんです。

一人っ子なので、3人家族です

それに、私は社会人にもかかわらず実家暮らし。ご飯を作ってもらう、帰ったらお風呂が沸いている……そんな瞬間が有難いとともに、申し訳なく感じることもあります。最近は「家にいるけど、ご飯の用意はしなくていいよ」と伝え、平日を中心に家庭内別居のようなことをしているんです。(笑)

ただ、それって逆に困るのでは?

いつか聞いてみたいと思いつつ、改まって話すのもなんだか恥ずかしくて話せない日々が続いていました。

お酒を飲むと、身近な人にこそ素直になれるのってなんでだろうね

そんな私にも、親とうまく接せると思う瞬間があります。お酒を飲みながら話す瞬間です。

実は私、この時間がとても好き。私はお酒と飲みの場が大好きなのですが、それは両親の影響がかなり大きいんです。

週末は家族3人と犬1匹で、お酒を飲むのが恒例行事

両親の仕事の関係で小さな頃から「飲みの場」に連れられ、端っこでオレンジジュースを飲んでいた私は、普段は険しい親をしている大人がお酒を片手にした瞬間親しい友達のように話し出す様子を見ていました。

だから、早くお酒を飲みたくて仕方がなかった!

その憧れは、お酒を飲めるようになってからは「好き」に変わっています。

お酒が大好きな両親と好きなお酒を飲みながら、ほろ酔い気分で話す時間はいつもより言葉数も多め。日常生活では言えないホンネも言いやすいので、深い話にもなりやすいからです。

「対話を楽しむお酒」赤ポン、白ポンで母と乾杯!

「お酒を飲みながらだったら、親とも改まったことを話せるかな…?」

そんなことを考えていたときにいただいたのが、こちらのお酒。創業130年を超える、「あらごし」で有名な梅乃宿酒造さんの「赤ポン」「白ポン」です。

一見ワインのように見えますが、中身はぶどうやグレープフルーツの香るフルーツ酒。「ぶどう酒」って、赤ワインとはどう違うんだろう…?グレープフルーツなのに白ワイン?と想像が膨らみます!

そして気になったのは、アルコール度数が6度〜8度という点。かわいい見た目に反して、マッコリと同じ程度の度数があります。これはふわっとほろ酔いになれそう…!

そこで思いついたのが、この機会に親と赤ポン・白ポンを飲みながら本音トークをしてみること。

改めて「ちゃんと話そうよ」と言うのはちょっと恥ずかしいので「ねぇ、こんなお酒もらったんだけど飲んでみない?」と母を誘い、2本のお酒を飲んでみることにしました。

大人すぎない、でも子どもすぎない。等身大なお酒「赤ポン」「白ポン」で乾杯!

箱で届いた2本のお酒。取り出してみると、やっぱりボトルがかわいい!「何それ、ワイン?」と興味津々な母に説明をしながら、まずは試飲してみます。

さっそく、乾杯!まだ日が落ちきっていない夕方の時間にお酒が飲めるのが嬉しい

飲んでみると……ほどよい酸味と甘さがあって、すっごく飲みやすい!味はフルーツサワーのようだけど、炭酸が入っていないからサラッと飲める。なるほど、これがフルーツ酒か。

母:赤ポンは高級なレストランで出てくるぶどうジュースを、お酒にしましたって感じだね。白ポンは、新感覚な感じ!グレープフルーツの香りはするけど、どちらかというと日本酒っぽい。

好きなお酒は赤ワイン。どちらかといえば深みのあるワインが好きな母には甘すぎるのかな?とも思いましたが「美味しいね」とご満悦な様子でした。

ちなみに、私の好みは「赤ポン」。ワインじゃないけど、ぶどうのお酒というと想像がつきにくいかもしれませんが、イメージしやすいのは「子どもの頃に想像していたワインの味」。

小さな頃、グリム童話で見て憧れた「ぶどう酒」は、こんな感じだったなあ…とちょっとエモい気分になりました。

ポッとするお酒の力を借りて、いざ深い話を

一杯を飲み終えると、少し身体がポカポカしてきました。飲みやすすぎて忘れていましたが、そういえばお酒だった!と私。たわいのない話をしながら飲み進めていると、話題は先日母と行ったハワイ旅行の話に。

母:やっぱりハワイはよかった。ハワイで暮らしてみたら、どれだけ幸せなんだろうなあ

父は犬とお留守番。母と2人で行ってきました

思いがけず「幸せ」というトリガーをもらい、普段なら「たしかにねえ」と終わらせてしまうところですが、赤ポンと白ポンの力を借りて深掘りしてみます。

ーーいいじゃん、やってみれば!他にも人生でやりたいことってあるの?

母:うーん、あまりないかも。ハワイ島の星と、オーロラを見たいくらい?

朝から家の大掃除して洗濯して、綺麗になった部屋でBGMかけながらビール空けて、ほろ酔いになりながらケーキを焼いて、翌朝食べる。これで十分幸せなんだよね。

ーー綺麗好きなお母さんが鼻歌を歌ってる姿が頭に浮かぶよ。わたしはよく「将来の夢はないけど、ずっとごきげんな人生を送りたい!」って言ってるけど、今のを聞いて「私のお母さん」だなって思った。

母:私もそれ聞いたとき「あ、私の子どもだ」って思ったよ。(笑)

甘いスイーツでも相性抜群!おつまみも加えてみます

話も盛り上がってきたところで、おつまみを用意することに。
おもむろに冷蔵庫からキッチンに向かう母が取り出して並べたのは……

母:昨日の夜焼いたバナナとキャラメルとコーヒーのケーキ。とキッシュ。と、買ってきたチーズ。

「テンションが上がると焼き菓子を作り始める」という特殊な生態(?)を持った母お手製のケーキとキッシュをおつまみにしてみます。

おや、左下から...?
「なにしてんの〜?」ワイワイ楽しそうな様子に、寄ってきた愛犬

簡単でもオードブルを作ってお酒を飲むと、テンションも上がりますよね!

合わせて食べてみると、どれも相性バッチリ!私はワインにはしょっぱいものを合わせたい派なのですが、赤ポン・白ポンはしっかりと甘さもあるためスイーツとの相性がいいのかも。

依存ではないけど、遠慮もしない関係でいたいよね。20代の子どもと親の関係性

ここで、最近気になっていた「そろそろ一人暮らししたほうがいいのかな?」問題にも切り込んでみます。

母:一人暮らしは経験としてやってみればいいんじゃないかな?とは思うけど、強制はしないよ。それより、ももかが出て行きたくて仕方ないんじゃないの?

ーー興味はあるけど「どうしても出て行きたい!」ってほどではないよ。どうして?

母:お酒飲んでいるときは会話するけど、普段あまり家で口開かないじゃん?忙しそうだからこちらからも話しかけないけど、今日はどんなことした?とか本当は気になるんだから!(笑)

ーーそうなんだ!あんまり興味ないかなと思って、話してなかった。

母:気になるよ。親以前に、一人間としておしゃべりはしたい!だって、友達とは近況トークとかするでしょ?

だから、ももかにお願いするなら「一人暮らししてほしい」よりも「もう少し喋ってほしいな」かも。あとは、もう少し頼ってほしい。助けを出しても断られることが多いけど、別にいいんだよ?

ーーたしかに。迷惑かけたくないと思って断ることは多いね。「甘えは良くないよな」と思って極力頼らないようにすることで、会話の数まで少なくなってた気がする。

母:親に頼りすぎたくないって思う気持ちはよく分かるけど、それは「喋らない」とか「頼ってはいけない」って意味ではないんだと思うんだ。

人間一人じゃ生きていけないんだから、ちょっと踏み込んだ頼みもして大丈夫な友達くらいな感覚で関われば、私は実家暮らしが悪いとも思わないし、甘えだとも全然思わないな。

ーーありがとう。たしかに親離れって、縁を切るわけじゃないもんね!(笑)そしたらさ、お父さんとお母さんも遠慮しないで話しかけて。忙しかったり仕事中だったりしたら、その時は断るから!

母:「遠慮」か。たしかにお母さんが言いたかったのも「頼って!」より「遠慮しないで!」かも。

ーーなるほどね、いいことが聞けたな。実は今日、お酒を飲みながら20代前半の子ども×親の関係って難しくない?って話をしようと思ってて。
母:おー、まさにな感じだね?子どもが大人になってある程度自立したからこそ、どこまで踏み込んでいいのか?どう向き合うのか?って難しいんだよ。

ーーそうなのよ、それは親目線でも難しいって思うポイントなんだね。依存はしないけど、遠慮もしない。それが20代の親子関係なのかもって思った!

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最初は「真剣に話したいテーマを伝えなくて大丈夫かな?対話になるかな?」と不安に思っていましたが、そこはさすがのお酒効果。思いがけず、本当に話したいテーマを話せてホッとしました。

多くの人が反抗期を迎える思春期も過ぎ、お互いが大人になったことで逆に気まずくもなる20代前半の親との関わり方。

「ちょっと踏み込みにくい話題だな…でも、これについて話したいな…」そんなときにこそ、お酒の力を借りたいものですよね。

今回飲んだ「赤ポン」「白ポン」はワインのような、日本酒のような、リキュールのような......そんな不思議なお酒ということもあり「どんなお酒なんだろうね?」「あ、飲みやすい!」と自然と会話が生まれました。

どのように話題に斬り込むか考えなくてもお酒をネタにアイスブレイクのようなことができるため、深い話でも盛り上がりやすいのではないかと思います。

親との関わり方に悩んでる同世代の皆さん。逆に、子どもとどう向き合えばよいか分からない親世代の皆さんにも。親子の対話の時間に「ポッ」とする瞬間を加えてみるのはいかがでしょうか?

「赤ポン」「白ポン」 / 梅乃宿

創業130余年の歴史ある酒造「梅乃宿」がつくる本格的なフルーツ酒です。

糖類も、酸味料も、香料も不使用。和洋中さまざまな料理と合わせやすく、飲み方はストレートでもアレンジで自由自在。赤ポン・白ポンを食卓の真んなかに、楽しい食事や会話を広げて、ポッとした時間を過ごしませんか?

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