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自分が必要としているものが、本当にわかっているのか問題

つい最近、はっきりとした体感をともなうクリアな感覚を味わうことができた。

VR chat内のワールド、『ほしがうたうそら』でのこと。

樹木が鬱蒼と生い茂る夜の公園。

散策をしていると、パッと視界が開けて満天の星空が。

たくさんの流れ星があちらこちらに現れ。

かすかなピアノの曲、降るような星空。

この場所へたどり着いたとき、私のこころは一気に問答無用に鎮まりかえった。

余計なものはすべて取り払われ、冷たい空気が軽やかにこころを通り過ぎていく。

自然に、そこに座って瞑想を始めていた。

VRで瞑想といったとき、ついついサイケ的なインパクトの強いトリップ感のあるものに惹かれていたけれど。

それはそれで意識を持っていかれそうな、陶然とした気持ちよさはあったけれど。

本当に求めていたものは、徹底的な静けさのなかで無駄なものをすべて捨て去る体験だったのかもしれないと気づいた。

自分が頭で必要だと思っているものと実際に必要なものは、へたをすると真逆のことだったりもする。

判断基準はただ一つ、頭じゃなくてこころや身体の反応を見ることだ。

こころや身体が喜ぶことを選ぶ、このことを忘れないようにしたい。


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