きょうこ

米国在住のキルター。モダン/アート/アブストラクトキルトを作るのが好きです。noteで…

きょうこ

米国在住のキルター。モダン/アート/アブストラクトキルトを作るのが好きです。noteでは*キルト作品展示*キルトのあれこれを通して見たアメリカ*を中心にぼちぼちと綴ります。

記事一覧

アブストラクト・キルト(アート)の醍醐味。

先日、キルト「テナントビル」が売れました。Etsy(ハンドメイドサイト)でぼちぼちと作品を売り始めてから約15年。巾着袋などの小物も販売しているのですが、キルトに買い…

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2年前
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山が象徴するもの。

明けましておめでとうございます。2022年がとうとう始まりました。 新年といえば年賀状や広告などのイメージによく使われるのが富士山です。私も縁起がいい富士山に今年を…

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2年前
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Traditional Quilt vs. Modern Quilt

最近では、キルトのイベントが催されたりクラフトショップやコットンを多く扱った布屋ができたりして、キルトも存在感を増したようですが、私が日本にいた頃(2004年以前)…

きょうこ
2年前
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キルトと私とアメリカ。

初めまして。米国ヴァージニア州在住のキルター:きょうこです。 キルト note(ノート)は、自分のアートキルトを人の目の触れるところにまとめておきたいという気持ちか…

きょうこ
2年前
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アブストラクト・キルト(アート)の醍醐味。

先日、キルト「テナントビル」が売れました。Etsy(ハンドメイドサイト)でぼちぼちと作品を売り始めてから約15年。巾着袋などの小物も販売しているのですが、キルトに買い手がつくと特に大きな励みになります。 このキルトを作ったきっかけ。 このキルトを作るきっかけになったのは、所属しているアートキルト部からテーマが建造物のキルトを作るプロジェクトがあったのが1つ、よく布のスクラップをまわしてくれるキルター友達がくれた箱の中に白黒プリントと水色の布を繋いだものが2〜3枚あり、そこ

山が象徴するもの。

明けましておめでとうございます。2022年がとうとう始まりました。 新年といえば年賀状や広告などのイメージによく使われるのが富士山です。私も縁起がいい富士山に今年を見守ってもらおうと富士山のタペストリーを作りました。 山が象徴するもの 山といえば、どの国でも同じような意味があります。特に富士山のように高い山は障害や目標の例えに使われたり、人があまり入らないことから魔物が住んでいると恐れられたり、神々が住んでいると信じられたりで神秘的な場所だったり。最近(といっても4年前)

Traditional Quilt vs. Modern Quilt

最近では、キルトのイベントが催されたりクラフトショップやコットンを多く扱った布屋ができたりして、キルトも存在感を増したようですが、私が日本にいた頃(2004年以前)は、一般的にパッチワークは知っていても「キルトといえば、名前は聞いたことはあるが具体的には何か知らない」というくらいの知名度でした。実は私も当時はそのような知識しかなく、キルトを作り始めたのは渡米後です。ここで、念の為にキルトをあまりご存じない方のためにキルトの基本的な説明をします。 キルトとは? キルトと聞く

キルトと私とアメリカ。

初めまして。米国ヴァージニア州在住のキルター:きょうこです。 キルト note(ノート)は、自分のアートキルトを人の目の触れるところにまとめておきたいという気持ちから始まりました。 キルト歴は15年+と長いのですが、作ったキルトの大多数は寄付・プレゼント・販売で手元に残っておらず、最近は、自分にとって意味のある「作品」を重点的に作っていきたいと思うことが増えました。人生も折り返し地点を過ぎて、ふと振り返ると「色々あったなぁ」と思うことが増え、その辺から「語りたい年頃」に