大手未経験からITベンチャーに入ってみた28週目
先週はお盆でしたが、コロナ大爆発もあり外出らしい外出は家族で近くを散歩したり、公園で遊んだりしたぐらいで家でしっかり学習時間を確保できました。今週も引き続きフルリモートですが、お盆で高まった学習意欲をそのまま継続し、仕事の終わった後も学習時間を何とか日々確保できている感じです。緊急事態宣言はとりあえず9月12日まで、それまでフルリモートは中々長いなという感じですが、リモートならではのメリットも大分感じられるようになってきたので引き続き頑張りたいと思います。
試用期間半年、無事本契約を勝ち取れました
お盆前の話ですが、転職して早半年が経過しました。我が社は試用期間が半年間あり、本契約に至れるかどうか一応懸念しておりましたが無事本契約をして頂けることとなりました。自分の中でも想像していた以上に普段の業務は問題なくこなす事はできていたので、正直大丈夫だろうとは思っていましたが実力主義の社員10名しかベンチャー企業なので最後まで何があるかは分からないとは思っていました。とりあえず、これで簡単にクビを切られる事はまあなくなったと思うのでこれまで以上に安心して業務に取り組むことができます。
ちなみに、今回私は初めての転職、しかも異業種のIT業界に、一応技術職として入るという一般的に見ればチャレンジングな環境転換となっていますが、自分でも思っている以上にスムーズに新しい環境に馴染むことができました。この要因としてはやはり前職での経験が大きいです。前職は全国転勤があり、私は平均1年半で転勤と配転を繰り返してきました。この10年で結局7府県、8部署を経験できたのですが、これだけ早いスパンで移り変わっていくと嫌でも初対面の方との対人スキルや新しい環境への入り方は身につきます。しかもその間数え切れない程の上司とも関わってきたので、何というか色々なタイプの上司との付き合い方もかなり勉強できました。仕事内容は変わっても結局のところ自分が組織にどう貢献するかという仕事の本質は変わらないので、この辺の基礎さえできていれば恐らくどんな業界でもそれなりに生きていく事はできるだろうなという自信はこの半年でつきました。このような自信は実際に転職してみないと絶対に認識できないので、私は基本的にその会社である程度やりきった感があるのであれば転職(特に異業種への)は全面的に賛成です。また、若い世代の人にも是非どんどん環境の変化に揉まれて強いメンタルを持ってほしいので、全国転勤やジョブローテーションが多い大企業に入ることを推奨しています、これだけ転勤してても普通に結婚しているし昔の友達とも繋がっているのでプライベートに悪影響はないですよ(20代までは)。
CCNP→ネスペに方向転換しました
社内インフラの責任者に2年後にはなれるように、と経営陣からハッパを掛けられてすでに今年複数の資格を取得しているのですが、次の目標をCCNPからネットワークスペシャリストに方向転換しました。理由は単純に受験料と、自分の実務への影響度を考慮しました。もしかしたら、この辺の資格どれ取ればいいの?って悩んでいる方もいるかもしれないので、一応私の私感を共有します。
まず問題の受験料ですが、CCNPは8万弱、ネスペは7千円弱。その代わり、CCNPは受けようと思えば基本的にいつでも受けれますが、ネスペは年1回しか受けれません。シスコ系の資格は受験料が高すぎ、ネスペは受験機会が少なすぎです。ざっと過去問や参考書を見た限り、CCNPを始めとするシスコ系の資格は主に各機器の設定の仕方等より実務的な内容が問われる傾向が強く、逆にネスペに関してはネットワークの仕組みやセキュリティ等を網羅的に学べるような内容です。各機器を実際に動かして構築作業をするならシスコ系、私のように社内SE的に色々な技術選定をしてネットワーク全体の設計を考えるような役割ならネスペが近いのかなと個人的には思います。難易度的にはネスペの方が若干高いようですが、何より午後の記述問題が難解で、何となく知っているぐらいでは回答できないのが要因だと思います。当然いずれも高難度の試験になるので、下位資格に合格してから挑戦するのが良いです。私は一応入社前にCCNAを取得し、その後もほぼ毎日半年間何かしらのネットワークの学習は継続していたので、あと半年学習すればまあ合格できない事はないだろうという見込みで受験を決めました。参考になれば幸いです。
無知では正しい判断はできない
「知らないこと」は「考動の限界」であり、「発想の制約」となる。
過去の記事にある通り、ベンチャー企業らしく私も知らないことを知らないまま何とか色々な課題に取り組み、一定の成果を出せている部分もありますが、やはり無知では限界があると感じます。業務上でわからない事があれば調べれば何とかなる事が多いですが、無知だとそもそもわからない事に気付けない危険性が高くなります。新しい発想をする、何かを判断する際も充分な知見がなければ判断する事ができません。だからIT業界に身を置く限りは常に技術の事は学び続けなくてはなりません。例えば、これは営業でもコンサルでも同じで、専門知識があればあるほど確度の高い発想や起案ができるのは間違いないです。自社もそうですが、技術に強い人程、経営というか事業全体に対する関心が薄く、経営層と技術者の連携がうまく取れていない状況は一番もったいないと感じます。経営層も意識して自分で技術の知見を高める、また技術者とコミュニケーションを取る、逆に技術者もせっかくなので事業全体に対しても興味を持ち守備範囲を広げる、それがITベンチャーに取って最も大事な事ではないか?とネット界隈で日々繰り広げられる自称マーケターの技術軽視と自称ベテランエンジニアの守備範囲の狭さ、を見ているとふと思いました。
マコなり社長絶賛炎上中
お盆に入る前に社員大量リストラの記事が出て、自身がリストラする社員に対して自己責任論を説き、元社員から週刊誌にリークされるという事件が発生しました。私も前回の記事で、もしそんなことを言っているのが事実であれば社長を今すぐやめた方が良いだろうと書いたのですが、純度100%の事実である事が動画の流出でわかりました。これの何がいけないの?って言っている人は正直人の上に立つべきじゃないし、まともな組織ではそのような人は管理職にはなれないと思います。しかも、これはあくまでネット上の情報なので事実かわかりませんが、入社歴の浅い社員がリストラの被害に遭っているようです。要するに自分で適当な気持ちで採用した社員を1年も経たずしてやっぱ仕事ないから解雇するね、でもそれはあなた等が自分で乗り越えるしかないし、僕自身はこれから色々チャレンジしていくのでワクワクしています、とか言っている状態です。まともじゃないですよ。他にもこの1週間で炎上ネタが発覚しすぎ(受講生6万人に対してエンジニア転職成功者数3000人発言、社内のパワハラSlackが流出、10月から運用可能の広告してはいけない助成金制度を既に期間前に広告してルールを逸脱している等)て、個別に書ききれないのですが、総括して1点に絞り書かせてもらうとやはりマネジメントというものを勘違いしているとしか思えません。
個人の時代だ、会社組織なんて古い、みたいな考えに感化されている人にはこのようなインフルエンサーの言葉が響くのかもしれませんが、実際フリーランスでも会社組織の人との繋がりはとても重要なので人の気持ちを考える事ができない人はまず生きていけません。こういう個人主義の人が人の上に立ってしまうとdiv社のように組織は崩壊します。管理職は自分事の10倍以上は部下の事を考えなければいけません。それが上に立つ者の仕事だからです。自分よりも低賃金で働いてくれている部下に対して、自分と同じように自己責任論を振りかざすのはマネジメントの放棄、無能です。しかも、マコなり社長に関しては、社内のSlackでは経営不振をコロナのせいにしており彼自身が完全に他責思考であるという状況も社員からの信頼を失う要因となっているでしょう。これだけ社内から色々な情報が流出するとか、もはやこんな会社早く潰れてしまえば良いのにって思ってしまいます。テックキャンプ もアンコモンも世の中に必要なサービスですか?私は実際にテックキャンプ を受講した経験からあんなサービスはない方がマシだと思っています。
マコなり社長も、Slack流出した石原さん?も結局権威のマネジメントしかできないんですよね。権威のマネジメントってただ単に自分の立場を利用して相手を従わせるやり方なので、一番簡単で誰でもできるやり方ですが、前提として部下との信頼がないと機能しません。権威を示すのは一番最後なんです。マコなり社長だけでなく、この権威のマネジメントしかしてない管理職多すぎ、それマネジメントじゃなくてただのマウント取りです。上に立つ人間が子供だと、その下の部下も育たない。今回の件で事業はトドメを刺されたし、大赤字出して会社潰して、社長が個人の事業の収益でのうのうと生きていける程世の中は甘くないです。いずれにせよ、とりあえずマコなり社長はほぼ終わったと言えるでしょう。信者の中には、会社が潰れてもマコなり社長はyoutubeとインサイドストーリーで稼げるから凄いんだって思っている人もいるかもしれませんが、そんな甘い世界ではありません。今回のような人格の問題で炎上してしまった場合、会社潰した後の再起も厳しいでしょうね。それでもまだテックキャンプ 、アンコモン受講して人生逆転したいとかいう人はもう知りません。勝手にすれば?って感じですが、一回ちゃんとリアルの友人や家族に相談して現実認識した方が良いですよ。まあ、孤独になれとかいうインフルエンサーの言葉信じて友人もいないのかもしれませんが。せっかくの人生棒にふらないためにも、誰を信じるべきなのか?ちゃんと考えた方が良いとだけ言っておきます。