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大手未経験からITベンチャーに入ってみた5週目

今週もなんとか更新します。いつも土曜日に更新しているのですが、体調不良で安静にしておりました。今は回復しておりますし、無理して書いているわけではないので、気楽に読んで頂ければ幸いです。今回は大手、ベンチャーというより、IT仕事の健康面でのリスクについて書いていきたいと思います。

金曜日の昼、突如血尿が出ました

あまり読む人を不快にさせたくないので、直接的な表現は避けたいところですが、表現しようがないのでそのまま表現します。人生で初めてです。本当にビックリしてショックで貧血も相まって倒れそうになりました。幸い休憩入ったばっかりだったので、安静にしていたら落ち着いてきたのですが、ネットで調べたら重篤な病気の可能性があるとか出てきて本当に心配しました。休憩中に厳しそうであれば早退を申し出るつもりだったのですが、これもネットで調べた情報で水分をとにかく多く摂取して悪い菌を流すことが大事みたいな事も書いてあったので水飲みまくってトイレ行ってたら大分改善したので何とか1日勤務して、土曜に病院行きました。急性膀胱炎とのことで、一日休んで今はほぼ復調した感じです。

甘く見られがちなIT転職の健康へのリスク

意外と調べても睡眠不足とか長時間残業とかそういうのしか出てこないのですが、それはIT業界特有のものではないです。今のところ、残業時間も前職と今ほぼ変わらないですし、仕事に慣れてくれば残業時間は自分でコントロール可能になるでしょう。私が思うIT業界特有の問題は、座りっぱなしと画面見過ぎだと思っています。私よりもひとまわり若い世代の人はそれが当たり前となっててあまり感じないかもしれないですが、前職で毎日歩き回っていた私からすると結構きついですね。座りっぱなしだと下半身が落ち着かないんですよね。あと画面見過ぎは単純に視力低下と姿勢の悪化、頭へのストレス。私は実は裸眼で視力1.5で、幼少期からゲームとかしてても別に下がったりしなかったので視力低下はそんなに気にしてないのですが、単純に目と頭のストレスは毎日退勤時にはピークを迎え、血眼になっていますね。IT以外でもデスクワークはあるのですが、体を動かしたり、外出したり、プレゼンしたりすることも多かったので1日中デスクワークってことはなかったんですよね。

身体的負担は精神的ストレスにも繋がる

このような身体的負担は単日で見れば大したことないのですが、毎日続くと徐々に徐々に精神的に効いてくるもの。私も仕事内容には全くストレス感じてなかったのですが、恐らくこの働き方への自分でも意識しないレベルでのストレスは確かにあって、もし今回の病気の原因がストレスということであればそこなのかなと認識をしています。学生の時、私はテニス部だったのですが、長時間勉強した後に部活があったからずっと座って勉強することに耐えられた面も大きかった。なので、運動部でバリバリやってきた人とかにはこの職種は意外と向いてないのではないかと思いますね。転職するまでに勉強していた時もプログラミング自体は楽しくて好きだったんですが、1日コード書いている自分の姿はちょっと想像できなかったですね。だから、今のような仕事に決めたのですが、コロナ禍で顧客折衝やミーティングも基本はオンライン、リモートワークともなれば通勤で歩くことすらしない、このような状況に身体が悲鳴をあげたのかもしれません。

プログラマー=体力勝負です

そこで今回伝えたいのは、未経験者の方がクリエイティブで、キラキラしたイメージを持ちがちなプログラマー(私はあえて未経験者がなれるようなそのような仕事をエンジニアと呼ばないようにしています、実際言われたコードを書くのが仕事になるはずなので)という仕事は完全に体力勝負だということです。Twitterで私と同じ時期ぐらいから自社開発でプログラマーやっている人の情報とかも見たりしてますが、毎日夜遅くまで、土日も皆さん本当に頑張っています。そもそもそんなに努力できるのは、この職種における体力があることが前提です。私みたいに、目が痛い、腰が痛い、ストレスが大きいとか言っている人は着いていけないわけですね。これ、20代なら私もがんばれた気がするんですけど、やっぱ30代の壁はここでも出てくるのかなと思います。昔はオールとかしても次の日普通に出社してたりしてましたが、30代でそれ厳しくないですか?認めたくないけど、そう言った体力の衰えは無視してはいけないわけで、そういう面も含めて30代の人はキャリアを考えてほしいわけですね。

リモートワークってそんなに魅力的か?

よくエンジニアを目指す理由にリモートワークへの憧れをあげる人がいるのですが、そもそもリモートワークはエンジニアじゃなくてもできます。それこそ、営業、人事、経理、総務、等大半の仕事はセキュリティさえしっかりしてればほぼ全てリモートで問題ないです。そして、さらに聞きたいのは、リモートワークってそんなに良いですか?ってことです。私もどちらかと言うと陰キャですし、外交的ではないですが、1週間家に居続けたら流石に病みますね。結婚している人はどうでしょうか?実際問題、ずっと家族と一緒って息詰まりません笑?浮気したいとかそう言う嫌な意味じゃなくて、少しは家族と一緒に居ない一人の時間も欲しくないですか。逆にそういう時間があった方が程よい距離感をキープできて良い関係を築けると思うのですよ。子供の立場からしても、常に親父が家に居たら嫌じゃないですか?自分は嫌でしたよ。さらにいうと、フルリモートだと仕事とプライベートの境界が曖昧になるので逆に非効率になる気がします。

ITベンチャーでも定時であがりにくい問題は存在します

今回は健康の話ばっかりであれなので、ITベンチャーのリアルをひとつでも共有します。それは、定時で上司が残っているのにあがっていいのか問題です。よくIT業界みたいな先進的な業界は個人主義だから自分の仕事さえ終わらせれば帰れるみたいな風潮あると思うのですが、これはもはやどの仕事でも存在するとしか言いようがないですね。

そもそも、プログラマーも含めてITの仕事の大半はチーム戦です。個人一人で全てが終わるようなことはないです。例えば、自分が特定の機能実装を任されててそれが終わったからと言って即退勤できるかというと、やっぱ上司の人に確認しなきゃいけないわけで、上司が手伝って欲しいことがあれば当然残業は発生します。むしろ営業の方が個人プレーで結果さえ出せれば良い側面が大きいので好きに時間を使えます。誰かの元で指示された作業をしている限り、その呪縛からは絶対に逃れられないです。私の場合、店長時代は自分に全ての決定権があったので残業しようがしまいが自分の勝手でしたが、今は完全上司次第です。

働き方を目的にIT転職はやめた方がいいです

今回の結論はこれです。これは私は転職する前からずっと思っていましたし、私が採用だったらこのような目的を語ってくる人はまあ落とすでしょう。本当の自由を勝ち取るには極論フリーランスになるしかないですが、フリーランスは税金や保険、年金のことを考えれば思っている以上に稼がないとやっていけません。実務経験がある、無しに関わらずさらに厳しい茨の道になるのは間違い無いです。IT業界に来るのであれば、やはりITを手段として、一体何を成し遂げたいのかをしっかり持っていて欲しいです。

私と違って、ずっと家にいて1日コード打ち続けても苦痛じゃない人とか、家族からの理解がある人は働き方自体を目的にしていい気もします。あと、私は今スーツは着てませんが、これは意外と嬉しいです。前職も時と場合によってスーツ着ること多かったですが、やはり疲れるので。まあ、やはりそんなのはあくまで小さい小さいポイントの一つだと思うので、長い人生なんですから、もっと大事にするべきことを大事にして、転職するかどうか考えて頂ければ良いと思いますね。

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