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雑文 #147

お酒とお花と音楽。
好きでたまらないこれらの前に、もっと好きなことがあったのをなせ私は忘れていたのだろう。
私は文章を書いたり読んだりすることが何よりも好きだったはずなのに。
忙しかったり余裕がなかったりすると、好きだったことを忘れるのだろうか。

桜は散り、ツツジが咲いてる。
花が大好きだったはずだから、一人暮らしの寂しいベランダに、終わってしまった水仙のあとに、ミニばらと紫陽花とをオレガノケントビューティを買って置いた。

もっと華やいだことを書きたいのだが、そんなことは何もない。
日々を粛々と生きている。
もっと余裕ができないかな。

冷たい花がこぼれ落ちそうさ。

3月末のくるりのライブで結局「その線は水平線」に全部持ってかれながら、それを噛み締めながら、あの「東京」でいっぱいのセットリストと私の「東京」を考える。
二度目なので、最初の上京とはなんか違うけど、なんか二十歳ぐらいのことも思い出したりして。
なぜがその頃住んでいた街や、その後に住んでいたところの近くに行く機会がよくあったりして。
人は繰り返すのかな。

「エルスール財団」ってとこのイベントに柴田聡子さんが出演するから観に行った。
大学のとき「エルスール」って映画の戯曲の原文を課題で苦しみながら読んだっけ…と思い出しながら。
しかし柴田聡子さんのような存在がいることは、救われる。

この春、ラジオで岸田さんによくメッセージを読まれる。
伝わることは、とてもうれしい。

今日、「新しい生活には慣れましたか?」とある人から訊かれ、「ここ数週間慣れてきたと感じます」と答えられてうれしかった。

#雑文 #散文 #日記 #音楽

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