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雑文 #226 靴蛇撮影手紙

新しい靴をおろす。
ここ何年も私はほとんどスニーカーだ。
今度のは柔らかいシカ革の、歩きやすいスニーカー。
ふわりと足を包んでくれる。

忙しい日、疲れてその後の休日ずっとずうっと寝てて、翌日眠れなくなる。
ほら今夜も午前二時。

風はどんどん冷たくなり、葉っぱはきれいな色からだんだん色を失っていく。

毎日頭痛がする。

お酒を提供する飲食店だけ時短営業を迫られてる。
私はまた先日友人の経営するバーに行き、遅くまで飲んだ。
しばらくまたそれはできなくなるんだ。

気になってた本(岸田さんの愛読書)の著者の妹さんとこのバーで出会った。
妹さんも生き物に詳しい人だったので、何かの拍子に蛇の話になって、「兄が本を書いている」と言うので聞いてみたらビンゴだった。
そこで盛り上がったので、友人であるマスターが、即座にその場でアマゾンで注文してくれたんだよね。
こないだそれを見に行った。
かなりのボリュームのある本だったのだが、解説もおもしろいながら、写真がとにかくきれい。で、ものすごい量がある。
たまたま私がきれいだなって見入っていた写真が、よくよく見たら表紙のやつだった。
ヌサドゥアンなんとかっていうやつ。ハブだったと思う。
海辺に佇むターコイズ・ブルー🐍

蛇に対する情熱を感じる本だった。

話変わって、月曜日の勤労感謝の日に、撮影で群馬に行った。
久しぶりに山々に囲まれて自然の中気持ち良かったが、いかんせん、私がカメラ・商品のチョイス・スタイリング全てやるので、そしてまた時間がないので、最後には手がふるふると震えました。疲れすぎて。
しかも「何でそんなとこにこだわんねん、アーティストかよ先生かよ」みたいな感情をビシバシ受けながらだったんで、そこそこのこだわりとそこそこの効率性の狭間で悩みました。ていうか悩んでる寸分も惜しかったんだけど。
おかげで手間暇かけたにも関わらず、理想的な写真は撮れなかったようです。
こだわらなきゃ撮れないよそりゃー。
だんだん疲れて、「疲れ果てたロバみたいでいいんじゃないか」と感じて遠くからスマホで撮った最後の写真が上のやつです。

あとまた話が飛んで、今日、時間もない中なぜか、昔出した手紙の下書きを読みました。
下書きのないやつもあったけど、基本的に手書きの手紙は(字が汚いのでせめて)間違いなくきれいに書きたいと思い下書きするのです。
そしたらそこに、ほお、こんなこと書いてたんだ…と恥ずかしくともどこか自分のことながらじんわり感動したりするくだりがちょこちょこと。私の出す手紙、長いのが難点だけど、過去の書いたものにいまの自分の発見がありました。

日記もいいけど、手紙もいいもんです。


#日記 #雑文 #散文 #手紙

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