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不思議体験

私が独身時代、まだ実家で暮らしていた時の話しです。その日は次の日、朝から仕事だったのに、夜中の1時過ぎまで夜更かししていました。

電気を消して布団に入って眠りにつきましたが、すぐに目が覚めました。わざわざ部屋の電気をつけ、時間を確認しました。1時過ぎでした。

全然時間が経っていません。早く寝なくては、と布団に入ろうとした時に違和感を覚えました。

凄く現実と変わらないリアルな感覚だけど、私はまだ起きておらず、夢を見てる事に気づきました。
こんな現実と変わらない夢をみたのは初めてだったので、どうやって起きればいいのか分かりません。
どうしよう、どうしようと困っていると、目が覚めました。
あぁ、良かった。って思った瞬間に気づきました。これも夢だと。
その後、目を覚まし、覚ましたかと思ったらまた夢でした。次に目を冷ました時に、もう1人で寝るのが怖すぎて、いい歳した大人でしたが、一階で寝てる親と一緒に寝る事にしました。
急いで階段を降りて、下まで辿り着く前に目が覚めて、布団の中に。でもまだ覚めておらず夢の中です。

もうパニックです。次こそやっと目を覚ませたので、階段を降りて、階段の電気を決して、暗闇の中、親が寝てる部屋に向かいました。

部屋の中に両親は居ませんでした。

両親が夜中に出かける事は皆無です。それに、私は夜更かししていたので、両親が寝てから寝ました。
真っ暗な家の中に私一人。

絶望的な気持ちになりました。

きっと私は寝てるうちに心臓麻痺か何かで死んだんだって思いました。だからもう目を覚ませないと悟りました。

真っ暗な中、私1人しかいない世界

もしかしたら成仏出来ない浮遊霊が見てる世界ってあんな感じなのかもしれません。

そんな絶望的な気持ちになって、やっと本当に目を覚ませました。その時は大量に汗をかいていました。

ただの明晰夢って言われてしまうとそれまでなのですが、自分の中では実生活と変わらないリアルさで、本当にパニックになった恐怖体験でした。

今思えば、関係ないかもしれませんが、その日、寝る前に死体になり切るエクササイズをしました。身体の力を抜いて動かさないで完全に脱離状態になるのが目的?なエクササイズだったと思いますが、幽体離脱みたくなってしまったのかもしれません。

あとこの辺は記憶が曖昧なのですが、今思えば、寝る前と起きてからで私の部屋のベッドの配置も壁側から窓際に変わったような気がします。

私は不思議体験を読むのが大好きで、noteでも色々な人の体験談を読んで楽しかったので、私も自分の恐怖体験を書きたくなりました。
最後まで読んで下さって本当にありがとうございます。

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