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『Dear Evan Hansen』を見ました。

この『Dear Evan Hansen』という作品を知ったのは、「春馬くんが作品の中の曲をシンシア・エリヴォ・ミュージカルコンサートで歌った」ということと、「春馬くんが演じたいと思っていた作品」という事から…と、春馬くん絡みである。


まだまだ公開されてすぐだし、これから見る方も多いと思うし、私自身は、作品をレビューする力もないので、大きなことは書くつもりもないけれど、詳細を知りたい方は是非サイトへ・・・
(でもこの先、ほんとに少しだけ主人公にふれています)



このミュージカルが映画化され公開になると聞いた時、春馬くんが演じたいと思った作品、役どころはどんなものなのだろうと思った。そこから、あらすじを読んで見たりしたけど、なんかピンと来なくて。
だから、とにかく早く見てみたいとムビチケを買って、スタンバっていた。

公開されてすぐのタイミングで見に行けて、その前に、春馬くんが演じたいと思った”Evan Hansen”を理解しようと試みたり、春馬くんが歌ったという”Waiving through a window”を聞いてみたりしてみた。



だから劇中で”Waiving Through A Window”が流れた時、気持ちが春馬くんへぶっ飛んでしまい、そこからはベン・プラットを春馬くんへと脳内変換してしまい、春馬くんを想わずにはいられなかった。

でもちょうどお隣さんが、呆れるくらいにポップコーンをガサガサ(下の方のはじけてないやつ?)賑やかに食べていて、落ち着きがない方で。
「平日の夜にまた来よう」と思った途端、そしたらもう徹底的に春馬くんに置き換えて見てみようと思った。

この映画を見る前、私が作品に対して思っていたことは、対人恐怖症で社交不安症の高校生が繰り広げる学園モノで、ある事件をきっかけに楽しい青春を送ることになり・・・なんてことを想像して来たけど、全然違った。
なんか、こう、ずん…としたものが残るような作品だった。

じゃあ、春馬くんはどうしてこの重ための作品の中のエヴァンという役を演じたいと思ったのだろう。2016年のオフブロードウェイでこの昨品を見たとき、何を感じとったのだろう。もしかしたら水面下で実はそんな話がちょっと動いていたとかない?とかとか、私の中ではそんな事ばかりがぐるぐる巡っていた。

素人が勝手に色々思うだけなのだけど、春馬くん(だけではない役者全般に当てはまるのかもしれないけど)って、Kinki bootsのLOLAもそうだけれど、ちょっと人に認められにくい存在に惹かれてしまう、自分にないところを持ってる人を魅力的と思ってしまう、そして世の中で輝やくようにしたいという想いがあるのではないかしら・・・そんな事を想ってみたり。

いまとなっては確認もできないけれど、春馬くんに聞いてみたかったよ。


この映画で主役を演じたベン・プラットはミュージカルの主役でもあったそう。どちらの作品もベン・プラットなんてすごい!
・・・とここでまた、「日本版があるとして、そしてどちらも春馬くんだったら」という想像をしてみたりするのだ。そんな事があったら盛り上がりがすごかっただろうね。

2019年には日本でも、東日本大震災の復興チャリティー公演として日本語で公演されたそう。(もうその団体は解散してしまったそうで・・・残念。)
いつか日本でもやってくれないかな。でもその時は脳内変換をしてしまうようなことはなく、作品を胸に刻み付けたい。春馬くんがそうしたように・・・そんな事を思っている。


映画を見たあと、こんな風に色々と考えてしまって、そしてそんなことを想いながら聞く劇中歌の”You will be found”はとても胸に響く。


”You are not alone・・・一人じゃない”

ここをね、つい置き換えてしまうのだ。

そしてついポチっとしてしまったCD。(トップの画像。日本版のもの)
配信やストリーミングで過ごしていたけれど、好きになった作品、気に入った作品、いい作品は手元においておきたくなってしまったのも、春馬くんのせい、というか、おかげ、というか。

そして春馬くんが見たから、そしてその記事をみたから知ることが出来たこの作品自体、そしてストーリー、歌詞をもう一度かみしめたくて仕方がないから、また見に行くよ。(今度はお隣がいない席で)

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