見出し画像

映画「天外者」が上海へ。


今日は私の住む地域は、1日中曇っていた。18日にしては珍しいなと思ったけど、梅雨も近いというから仕方ないのかも。今日は窓の外をうかがう事もあまりできず、1日時間に追われて終わった。


昼間に中国とのミーティングがあった。彼らはたいてい遅れてくる。違う方もいるので国民性のせいにしては申し訳ないのだけど、自分たちで時間の指定をするくせに遅れてくる。そしていつもオンラインの状況がよくなくて、調整にも時間がかかる。だから割とミーティングギリギリに入って、開始前に私はコーヒーを入れたり、自由にして待っている。今日はいつもにも増して遅刻だったので、イライラする上司と話しながら、隠れてスマホのニュースをチェックしていた。

天外者さん(春馬くん)による、映画「天外者」が、今度は上海の国際映画祭にて上映されるという嬉しいニュースが入ってきていた。「真夜中の五分前」で春馬くんが奮闘した上海に、また春馬くんが戻る。喜んでいるファンの方がきっとたくさんいるのだろうなと思いながら、「真夜中の五分前」の撮影時の春馬くんのエピソードを思い出した。

日本での知名度は高く、ずっと売れっ子の芸能人です。~中略~ でも実際に会ってみるととても明るく少年のような男性で、現場のあらゆる人に気を配り1人1人に太陽のように接していました。撮影のスタンバイは予定より遅れることが多いので、ある日彼を少しでも休ませてあげようと思って遅めの時間に入るようにしたのですが、それを知った彼は真剣な顔で私を諭しました。「たとえ他の人を待つことになっても、遅刻はできないんです。たとえ誰一人来ていなくても。」だから私たちは毎回一番乗りで現場に入りました。

~「真夜中の五分前」にて三浦春馬さんについてた通訳の方のお話より


割と仲の良い女性社員が一番最初に入ってきたので、「三浦春馬くん、知ってる?」って聞いて、映画の宣伝をしたかったのに、いつも温和な上司が「毎度おそい!」と怒っていたので、そんな事を聞ける雰囲気でもなかった。そんな話ができて、もし盛り上がったら、今日は春馬くんに免じて、遅刻を許してあげたのにな!と、なんとも上から目線。

相手がいつも遅刻してくると思っていても、私はこれからもちゃんとオンタイムにスタンバイをして待っていよう!春馬イズムだ!とおもった・・・けど、いやいや、これはとても普通のことだった。笑


天外者がどんどん世界へ羽ばたいていく。こんな事ってあるんだ。一生懸命やったことは、やはり世の中にきちんと評価される。田中監督もさぞ嬉しいだろう。

映画『天外者』は、日本でのロングラン上映、そして台湾での上映、ハワイ国際映画祭、今回は上海国際映画祭で上映決定になりました。
本当にありがとうございます。
作品の背中を押していただいた、皆様のおかげです。
クランクインの時から、三浦春馬くんや三浦翔平くん、西川貴教くん、森永悠希くんなど、みんなで海外の映画祭に参加したいね、と話をしていました。
特に三浦春馬くんとは、かつて映画やファンミーティングをしたことのある台湾や中国の映画祭へ行きたいね、と話をしていました。
やっと、応援くださっている皆様のお陰で、春馬くんとの約束が果たせました。
是非、中国のたくさんの皆様に観ていただきたいと思っています。

~田中監督ブログより


10回目の18日、天気はよくなかったし、あわただしい1日だったけれど、今日この喜ばしいニュースを知れたことは、素直に嬉しかった。
春馬くんにも届いているかな。みんなが思ってるから届いているよね。
「ほんまにあなたは天外者や。」




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?