アルナーチャラ滞在記①
部屋に荷物を置いてオフィスに向かいました。
中には男性の方が1人。
相変わらず脳がフリーズ中のため、言葉が何も出てきません・・・
自分の名前を名乗ることも忘れて、慌ててアシュラムからの滞在許可メールのコピーを、リュックから取り出そうとゴソゴソしていたら、すでに滞在中のシリウスさんが来てくださいました。
シリウスさんのおかげで、なんとかその場を乗り切ることができました。(何したかは完全に忘れました)
シリウスさんに、両替したらお金が減ったので、両替屋さんに案内してほしいとお願いすると、そんなはずないんだけどなぁと言いながらも快諾していただきました。
とりあえずその時間は両替屋さんも開いてないため、後で集合することになり、シャワーの使い方などを教えてもらっていったん解散。
部屋はタクシーと同じで、清潔で掃除が行き届いていて、机の上の壁にバガヴァーンのお写真が飾ってあって嬉しかったです。
部屋でシャワーを浴びて、やっと安心できる空間にいることで思い出してきました。
そういえばお金・・・落としたりした時用に小分けにしたことを・・・
というわけで残りの3000ルピ-無事発見。
シリウスさんと16時のお茶の時に再び集合。
この時インドに着いて初めて口にしたチャイのおいしさが忘れられません。
温かくて甘いチャイは、1人でインドまで来た私の緊張を優しく溶かしてくれました。
おかわりもできるそうだけど、この時はしませんでした。(その後はめっちゃしてました)
シリウスさんにお金のことを思い出したことをお伝えするも、一応案内してくれることになり、アシュラムのあちこちとその周りのあれこれを案内していただいたので両替もしました、ら
でも残念なことに脳の限界が来ていたので、何も頭に入りませんでした。
その後は一人でアシュラム内をあちこちしたんだったかな。
何度も何度もオールドホールで瞑想することをイメージしていた私は、実際に行くとそこがサマディホールだったことを知りました。
オールドホールは、少し暗くて落ち着くと同時に、バガヴァーンの座っていたソファに意識を向けるとその臨在を感じられました。
ひんやりとした石の床に座って瞑想する。
クーラーなんかはなくても心地良い。
サマディホールは男女で座る場所が左右に分かれていました。
バガヴァーンのサマディの周りを歩いたり、壁際に座ったり。
晩御飯はもちろんカレー。
辛さに驚きつつ、手で食べるため家事で荒れた手に染みます。(お願いしたらスプーンも借りられます)
でもどれも出来立てで配られるお料理は全部おいしい!
食後にシリウスさんにその話をすると、おすすめのオイルを教えてもらったので、スーパーマーケットで購入しました。すると本当に治ってしまい滞在中はずっと手がすべすべでした。
この日、アシュラムの近くのお店で服も買いました。
日本語が喋れる店員さんだったので「高いよ!」と言うと「ヤスイヨ!」と言ったので笑ってしまいました。
シヴァの絵が描いてあるいかにもインドなストールや、涼しい生地のカラフルなパンツなどを購入。
1日目はこんなふうに過ぎて行きました。
部屋に戻って、もう一度シャワーを浴びてベッドに寝転がる。
大きな扇風機が回っていて、快適。
出てきた時の日本は残暑が厳しかったけど、インドは昼と夜の温度差がちょうどお彼岸明けくらいの心地良い暑さ。
旅の興奮の余韻と、アルナーチャラの強さみたいなものを感じながら眠りました。
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