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【備忘録】一年半の育休を終え、復職して嬉しかったこと

仕事大好き、ゲーム開発アート部門の中間管理職な私ですが先日フルタイム復帰しました。
今回のnoteは完全に日記のようなものなので、あまり人が読むことを意識していません。
嬉しかったことは今後自分も人へ返していこうと思い、復帰後のあれこれを残すことにしました。


出社初日のランチの予定を事前に組んでくれていた

事前に初出社日を伝えていた同僚たちがランチの予定を組んでくれていました。
初日は誰しもランチを誰とどう過ごすか多少なりとも緊張するものなので、事前に受け取った「いつものメンバーで復活祭しましょう!」という連絡はホッとするものでした。

所属部署の上長が席に来て挨拶してくれた

偉い人ほどミーティングがぎっちり組まれているので、離席中であることがほとんどです。上長へ挨拶は行きたくともなかなかチャンスを掴めませんでした。予定表を確認して「この時間帯ならなら挨拶に行けるかな…」と席をチラチラ見ては考えていたのですが、なんと上長から来てくれたのです。
自分の復帰は歓迎されているのだと、復帰して良かったのだと思える出来事でした。上の立場の人ほど、謙虚に、部下の1人の大事な日に気にかけて声をかける。これそんなに労力は要らないけどすごく印象よくなりますよね。そうすると何が起こるって、部下は仕事頑張ろうと思うので経営・マネジメント職の行動としてはめちゃくちゃコスパ良いなと思いました。私もこうであろう。

自分の反省としては初日それなりに忙しくて挨拶に回り切れなかったこと。所属プロジェクトも変わってしまったのですが、送り出してくれた以前のプロジェクトメンバーたちにも初日のうちに挨拶しに行ければよかったなと思います。


インターンで受け入れた子と再開した

産休に入る前に受け入れていた優秀なインターンの子が、その後入社しうちの部署に配属されていたという!新卒研修後の配属先は本人の希望が優先されるのですが、複数部署で研修を受けたその子がうちを望んでくれたのがとても嬉しかったです。数年ぶりの再会は胸に込み上げるものがあります。その子が部署に居ることを事前に同僚が教えてくれていたので(その子にも私の出社日を伝えてくれていた)、再会もスムーズでした。そういう細かい気遣い、ほんとありがたい。


絶対にうちのプロジェクトに、と自分の獲得競争が起きていた

復帰に際して、ありがたくも所属するプロジェクトの選択肢を事前に与えられていました。とはいえ正直、受け入れてくれるプロジェクトがどんな温度感で席を用意してくれるのか分からず復帰する側としては不安でした。
自分が復帰先に選んだプロジェクトの責任者たちと面談した際に、表題のことを伝えられ、必要とされていたことに安堵しました。

産休育休というブランクは「戦力外になるのではないか」「マミートラックに陥るのではないか」などマイナスに思考が寄ってしまうので、シンプルに「あなたが必要だ」という意思表示は大事だと感じました。

ただ、そうやって声をかけてくれた責任者たちは今までに一緒に仕事をしてきた仲間でした。これまで自分がやってきた成果がこの流れを作ってくれたのだと思います。

仕事へのマインドについてのすり合わせを行った

仕事と育児、生活のバランスどうしたい?あなたの意向に合わせて我々も仕事の振り方を調整する。と責任者の方々に言ってもらえたのが助かりました。
というか、実際はフルタイムで復帰することを希望した際に人事にはガッツリやりたい旨を伝えていたのですが…現場にはそこまで降りていなかったらしく(よくある)、改めてそこのすり合わせをすることになりました。仮に人事から現場は降りていたにせよ、細かなニュアンスは異なって伝わる可能性があるし、いざ復帰した時には気持ちが変わっていることもあると思うのでどちらにしても即面談は必要ですね。

それにしても、私の仕事へのマインドを事前に聞いていなかったのに私の受け入れ希望してくれたんか…もし私が時短かつマインド低く復帰してたらプロジェクトの一人月を食い潰す虫になってたぞ?!と驚きつつ、そうであっても必要な成果は出すと信頼してくれていたのだな…嬉しいプレッシャー。

私が仕事をガッツリやりたいと思うに至った背景や、アンコントロールな面でガッツリやれないタイミングがある不安について率直に伝えてきました。相手から言われて印象的だったのは、休む時は理由とか説明せずしれっと休んでくれた方が良いかも。子供のことで休むたびに貴方が恐縮してると、周りも気を使って仕事振りづらくなるから。だからこそ無理な時は無理とすぐ声をあげてね。こちらも遠慮なく仕事を振るから、互いに遠慮はしないようにしよう、みたいな
私の意向も伝えないと分からないように、相手側の視点も教えてもらって初めて「なるほど」となることが多いです。仕事をやりやすくするために必要なのは片方ではなく双方の協力なのですよね。

復帰までの面談で、腹を割ってきちんと自分の気持ちを伝えられる人や機会はそう多くないと思います。復帰後なるべく早いうちに膝を突き合わせて、その時の思い、お互いの不安などを話すべきです。

成果さえ出せば良いと働き方をかなり融通してくれた

成果を出してくれることは今までの働きから分かっているので、(主に時間的な)規則に縛られずある程度自由にやって良い。と言ってもらえたので子持ちとしては大変ありがたいことです…これも今までの信頼貯金を使っていますね。来期も継続して恩恵を受けるためには、当たり前ですが今期成果を出さなければなりません。

また、自分が特別待遇を受けているのは周りの目からも明らかなのですが「ワーママだから」ではなく「成果を出しているから」と見えるようにする必要があると思っています。


「おかえりなさい」「待っていました」はシンプルに嬉しい

直接言われたり、ビジネスチャットツールやスタンプで反応されたり。こそばゆいけど、やっぱり嬉しい。
淡雪さん復帰されたんですよ、と話を広げてくださる方もいて、色んな方の気遣いに学ばせてもらうことが多い初日でした。


もしこのnoteを読んでくださる方がいたら、同じように復帰された方でしょうか。(それとも受け入れる側でしょうか)
あなたも私も、お互い頑張りましょう!



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