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LGBTQについて、実体験や彼女のお惚気を交えながら記事を書くどこにでもいるOLです。…

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LGBTQについて、実体験や彼女のお惚気を交えながら記事を書くどこにでもいるOLです。Twitter:@mcmcball

最近の記事

誰しもセクシュアルは決まってない

前回の記事から少し間があいてしまいました、皆様いかがお過ごしですか? 春の面影を攫って既に真夏日が続き、梅雨の香りが近づいていますね。 さてさて、文筆をお休みしていた間に私の心境に変化がありました。 「なんだかこの先男の人を好きになれる気がしないな」 ふと、そんなことが頭をよぎる瞬間がありました。 男の人と何かあったわけでもなく、むしろ気軽に話せるし、そこに窮屈さは無い。 私は普段レズビアンを自称はしません。好きになってお付き合いしているのがたまたま女性なだけだからです。

    • 「私の周りはLGBTに理解のある人たち」ではなかった

      私は現在同性のパートナーがいることを母親と一部の友人に伝えてある。 カミングアウトなんて大袈裟なことは考えていなかった。だってたまたま女の子を好きになってめでたくお付き合いすることになったそれだけのことだから。ただ単に、彼女が出来た喜びを伝えただけ。それはもう浮かれながら。 誰1人嫌な顔せず、中には涙を流しながら「良かったね」と言ってくれる子もいた。母には、「ふたりで仲良いから怪しいとは思ってたんだよ」なんて冗談混じりで言われたし、そんな理解のある母と友人に恵まれた私はなんて

      • 「ジェンダーレス男子」は「ジェンダーレス」なのか?

        ※以下の内容は2015年当時私がコラムとして公開していた記事をサルベージしたものになります。なので時代背景に5年のラグがあると思ってください。 彼らが体現するのはファッションの多様性。性の多様性とはまた別の話ということ、彼らの在り方から見る表現の多様性とジェンダーレスという言葉の世間の認識について。 まずは「ジェンダーレス」「ジェンダーフリー」というふたつの言葉についての説明をしようと思います。 ジェンダーフリーとは「固定的な性役割の通念からの自由を目指す」という意

      誰しもセクシュアルは決まってない