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競プロ環境をローカルに作成

備忘録:vs communityでbits/stdc++.hをincludeできるようにする。
(VisualStudio Community 2019, C++)

今まで、atcoderやpaizaなどで競技プログラミングをする際には用意してくださっている仮想環境で行っていました。オフラインでもやりたいなと、常々思っていたので、普段から使用しているVisualStudioに競技プログラミングによく用いられている「bits/stdc++.h」を導入しました。その備忘録を書いていきます。

まず、bits/stdc++.hのファイルを作ります。

テキストファイルでもよいので、以下の内容をコピペしたファイルを作ります。その際に「#if」「#end if」などの部分は消して、フォルダ名は「stdc++.h」としましょう。

基本的なことだとは思いますが拡張子を表示しておかないと、「stdc++.h.txt」みたいなことになるので気を付けましょう。忘れたころによく間違えます。

また、そのままコピペをすると行番号までついてきます。私は、C++の部分のみを残して、手動で消しました。よいやり方を教えていただきたいです。

次に、適当にVisual Studioでプロジェクトを作成します。私は「atcoder」という名前で作りました。そして、

:\Users\"name"\source\repos\atcoder\atcoder

というディレクトリに「bits」という、フォルダを作ります。

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bitsの中に先ほど作った「stdc++.h」を置きましょう。

あとは、パスを通すだけです。

作成した「atcoder」というプロジェクトとの上部にある

「プロジェクト(P)」→「atcoderのプロパティ(P)」→「C/C++」→「全般」→「追加のインクルードディレクトリ」

にbitの一つ上までのパスを書きます。上記に書いた

:\Users\"name"\source\repos\atcoder\atcoder

と同じで大丈夫です。

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これで完了です。私は設定をデフォルトからいじっていないのですが、いろいろ設定してうまくいかない場合は、構成やプラットフォームなどを見直してみてください。

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