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宇宙ゴリラパンデミック!で遊んだ話

本日、オンライン上でTRPGを遊ぶことができるプラットフォーム「Udonarium」にて「宇宙ゴリラパンデミック!」というゲームで遊びました。「オンラインプラットフォーム」、「ゴリラのTRPG」という2点から記事を書きます。

用語の概要を先に述べます。

Udonarium : TRPGのプラットフォーム、Udonarium用のデータセットを読み込むと、本プラットフォーム上で遊ぶことができる。

宇宙ゴリラパンデミック!:今回遊んだゲーム、およびデータセット

まず、オンラインにてTRPGができる「Udonarium」に関してです。TRPGの名前にある通り、テーブルトークですので「話す」という点が非常に大きなウェイトを占めます。Zoom飲み会などで感じる、相手との距離感が絶妙につかみにくいという感じが常に付きまといます。

この点がオンラインで行う大きなデメリットとなります。

では、一方で対面では実現できないオンラインだからこそ、という機能は何が挙げられるでしょう。

集まる必要がない、寝起きでもいける、おめかしの必要がない、、、
などと、大なり小なり挙げて行けばきりがないです。その中でも、最も主要な機能として「情報が開示範囲を任意に設定できる」という点であると考えます。

ゲームマスターが役職を伝える際には、ゲームマスター(GM)とプレイヤー1(P1)、GMとP2,・・・と2人しか知りえない情報をやり取りします。そのほかにも、「実は私が爆弾を仕掛けた」みたいな情報をP4にだけ伝えてこっそり同盟を組む、という行動が速やかに行えます。

この機能はTRPGならびに、様々な推理ゲームやボードゲームに思考の幅を追加して、奥行きを持たせることが可能となります。
やりすぎると複雑化する、そもそもズルをしない信頼の上で成り立つという面もありますが、、、

「Udonarium」はそのような機能を非常に使いやすいUI、操作性のもとに実現したプラットフォームです。自分だけカードを見る、相手にカードを見せる、指定した相手との個別チャットなど、簡単に上記の操作を実現できます。(さらにいうなら私が把握してないであろう機能もいっぱいあります。)

ただし、Udonariumは”通話機能を持ちません”。

そのため、通話はdiscordを併用しました。今のdiscordってすごいですね、1ボタンで個別通話を行ったり来たりできるんですね。とっても便利でした。

discord使ってんじゃん、となりそうですが、併用することにより対面でのセッション、もしくはそれ以上に円滑なゲーム進行が可能です。

さて、Udonariumに関してだらだらと述べていきましたが、ゴリラに移りたいと思います。

「宇宙ゴリラパンデミック!」の基本はシンプルな推理ゲームです。各プレイヤーに役職とそれに付随する勝利条件が与えられる。探索(カードを引く)と推理(全体、個別)を繰り返して、勝利条件をこっそりと達成しましょう、という流れです。

本ゲームの特筆すべき点は、何といってもテーマが「ゴリラ」なことです。さらに言うなら「宇宙」です。ぱっと聞いただけでは意味が解らなく、なかなか想像できませんが、とにかくキャッチーですよね。もし、こんなボードゲームがお店に並んでいたらおもわず手に取ってしまいます。

そんなゴリラですが、彼?彼女?がゲームの良いスパイスとなっています。

プレイヤーは探索時に「ゴリラウイルス」というウイルスに感染してしまうことがあります。感染をしてしまうと、なんとゴリラになってしまいます。もちろん、ゴリラのロールプレイをしなければなりません。ゴリラになるなんて、非日常な体験ですが、ロールプレイをしていくうちにゴリラの世界に少しずつ没入していきます。また、それに加えてゴリラになるにつれて、ゴリラ語の使用を課されていきます。そのため、ゴリラ語に注意を割かれたり、そもそもの発言が制限されたりとゲームに動きを与えてくれます。

ゴリラという最も主要なテーマが終始一貫しており、世界観のみならずゲーム性にまで影響を与えています。たぶんですが、これが「カバ」とか「馬」だったらここまで面白くないのではないかなあと、「ゴリラ」だからこそ、実現できた完成度だと勝手に思ってます。

無料ではないのですが、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?
下記にリンクを張らせていただきます。本リンクから飛んでも私に収益が入るわけではないので、お気軽にサイトを訪問してみてください。

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